覚醒

提供:MTG Wiki

2021年6月15日 (火) 21:47時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索
覚醒/Awaken
種別 常在型能力呪文能力
登場セット 戦乱のゼンディカー
CR CR:702.113

覚醒(かくせい)/Awakenは、戦乱のゼンディカーで登場したキーワード能力。これを持つ呪文スタック上にある間に機能する常在型能力呪文能力からなる。


Clutch of Currents / 掴み掛かる水流 (青)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
覚醒3 ― (4)(青)(この呪文を(4)(青)で唱えたなら、加えて、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それは速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。)


定義

覚醒N — [コスト]/Awaken N - [コスト]は、「あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたはこの呪文のマナ・コスト支払うのではなく、[コスト]を支払ってもよい。」と「この呪文の覚醒コストが支払われていたなら、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターをN個置く。その土地は、速攻を持つ0/0のエレメンタルクリーチャーになる。それは土地でもある。」を意味する。

解説

より大きなコストを支払うことで、元々の効果に加えて土地をクリーチャー化するメカニズム。エルドラージ/Eldraziによって侵略されているゼンディカー/Zendikarの土地が、自らを守るために戦う様子を表している。

+1/+1カウンターを置く方式を取っているため、すでに「覚醒している」土地を覚醒して強化することもできる。

ルール

  • 覚醒コストを支払った場合、呪文は対象が1つ増える。対象の数が変化するため、立ち消えルールについては注意が必要。
    • 元々対象を取る呪文の覚醒コストを支払った場合、その呪文は対象を複数持つことになる。解決時に一部の対象が不正な対象になっているならば、適正な対象にのみ効果を及ぼす。すべての対象が不適正であるならば、その呪文は解決されない(立ち消え)。
    • 元は対象を取らない呪文の覚醒コストを支払った場合、その呪文は対象を1個だけ持つことになる。その対象(あなたがコントロールする土地)が解決時に不正な対象となっている場合、それは解決されず、覚醒以外の部分についても効果は発揮されない。
  • 元の呪文の対象と覚醒による対象は、同一であってもよい。
  • 覚醒によってクリーチャー化した土地は、覚醒により速攻を持つため、そのターン戦場に出た土地であっても攻撃したりタップ・シンボルアンタップ・シンボルを含む能力起動したりできる。
    • 何らかの効果で速攻を失ったならば、その土地が戦場に出たばかりであれば召喚酔いすることになる。
  • 覚醒によって土地がクリーチャー化しても、色が変化することはない。
  • その土地がそれまで持っていたカード・タイプサブタイプ特殊タイプは上書きされず、そのまま残る。
  • すでにクリーチャーである土地を対象にしてもよい。その場合、基本のパワータフネスは上書きされて0/0になるが、置かれているカウンターは失われない。
    • 覚醒によりクリーチャー化している土地を対象にした場合、通常は覚醒の値だけP/Tが上がることになる。他の手段でクリーチャー化している土地を対象にした場合、結果的にP/Tが下がることもあり得る。
  • 覚醒コストは代替コストであるため、「マナ・コストを支払うことなく唱える」効果で唱えた場合、覚醒コストを支払って効果を得ることはできない。代替コストおよびマナ・コストを支払うことなく唱えるも参照。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif