青赤ビートダウン
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青赤ビートダウン(UR Beatdown)は、青赤2色で組まれたビートダウンデッキの総称。
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概要
青・赤ともに小型クリーチャーのサイズが小粒になりやすいため、対抗2色の組み合わせの中でもビートダウンデッキとして組まれることは稀な部類に入る。
主に青ウィニーに赤の火力を投入した、ウィニー・バーンの形態をとることが多い。
イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期
ラヴニカのギルドから弧光のフェニックス/Arclight Phoenixや弾けるドレイク/Crackling Drakeを獲得したことで、イゼット・フェニックス(Izzet Phoenix)、イゼット・ドレイク(Izzet Drakes)などと呼ばれるデッキが登場した。
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、このターンにあなたがインスタントかソーサリーである呪文を3つ以上唱えていた場合、あなたの墓地から弧光のフェニックスを戦場に戻す。
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
弾けるドレイクのパワーは、追放領域かあなたの墓地にあり、あなたがオーナーであり、インスタントかソーサリーであるカードの枚数に等しい。
弾けるドレイクが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
詳細はイゼット・フェニックスおよびイゼット・ドレイクを参照。
テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
基本セット2015でアーティファクト戦略の中心となるカードが多数登場して以来、それを活用するデッキが模索され続けてきたが、目立った成果を上げることはできなかった。しかしそれから約1年後、マジック・オリジンでカラデシュ/Kaladesh関連のカード群が登場したことで、青赤アーティファクト(UR Artifacts)、青赤アーティファクトの魂込め(UR Ensoul Artifact)などの名で呼ばれるデッキがメタの一角を占めるまでになった。
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
搭載歩行機械は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
搭載歩行機械が死亡したとき、これの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),(T):搭載歩行機械の上に+1/+1カウンターを1個置く。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトは、他のタイプに加えて基本のパワーとタフネスが5/5のクリーチャーである。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクト1つを生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。爆片破はそれに5点のダメージを与える。
羽ばたき飛行機械/Ornithopterや搭載歩行機械/Hangarback Walkerなどの軽量アーティファクト・クリーチャー、およびつむじ風のならず者/Whirler Rogueなどが生み出す飛行機械トークンを並べ、アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifactや幽霊火の刃/Ghostfire Blade、鋳造所の隊長/Chief of the Foundryで強化して素早くライフを削り切る。
特にアーティファクトの魂込めは単純な強化効率の高さに加え、幽霊火の刃やダークスティールの城塞/Darksteel Citadelなどのクリーチャーでないアーティファクトをクリーチャー化できることもあり、打点上昇に大きく貢献するこのデッキのキーカード。とどめの本体火力となり、搭載歩行機械とのシナジーがある爆片破/Shrapnel Blastも重要なパーツ。
プロツアー「マジック・オリジン」では使用率4位となり(参考/翻訳)、Top8に2人を送り込んだ。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「マジック・オリジン」 準優勝 (参考/参考)
- 使用者:Mike Sigrist
- フォーマット
UR Ensoul Artifact [1] | |
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ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsと装備品を主力としたDelver-Bladeと呼ばれるデッキタイプのうち、青赤の構成のものが存在する。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。あなたはそのカードを公開してもよい。これによりインスタントやソーサリーであるカードが公開されたなら、秘密を掘り下げる者を変身させる。
1/1Insectile Aberration / 昆虫の逸脱者
〔青〕 クリーチャー — 人間(Human) 昆虫(Insect)
飛行
3/2インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
詳細はDelver-Bladeのページを参照のこと。
ミラージュ・ブロック構築
ミラージュ・ブロック構築では、赤スライに青の打ち消し呪文を採用したSumuが登場した。
クリーチャー — イフリート(Efreet)
飛行
(0):コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに勝った場合、熱狂のイフリートはフェイズ・アウトする。あなたがコイン投げに負けた場合、熱狂のイフリートを生け贄に捧げる。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
記憶の欠落/Memory Lapseなどの打ち消しを採用したことで当時猛威を振るっていたコンボデッキ・プロスブルームに優位に立つことができた。
モダン
モダン環境では、フェアリーデッキのバリエーションとして組まれる。
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
瞬速
飛行
やっかい児が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):それが速攻を持つことを除き、このクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。」を持つ。
特にやっかい児/Pestermiteのクリーチャー・タイプがフェアリーであることから、欠片の双子/Splinter Twinと合わせて欠片の双子コンボを搭載することが多い。
また、欠片の双子が禁止されて以降は青赤果敢または青赤窯の悪鬼と呼ばれる高速アグロデッキが台頭している。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) ビースト(Beast)
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、窯の悪鬼はターン終了時まで+3/+0の修整を受ける。
1/2クリーチャー — ホラー(Horror)
防衛
氷の中の存在は氷(ice)カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを唱えるたび、氷の中の存在の上から氷カウンターを1個取り除く。その後、氷の中の存在の上に氷カウンターがないなら、これを変身させる。
Awoken Horror / 目覚めた恐怖
〔青〕 クリーチャー — クラーケン(Kraken) ホラー(Horror)
このクリーチャーが目覚めた恐怖に変身したとき、ホラー(Horror)でないすべてのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
7/8窯の悪鬼/Kiln Fiendと僧院の速槍/Monastery Swiftspearを戦場に出し、軽量ドロースペルや各種ファイレクシア・マナスペルを連打して強化、ティムールの激闘/Temur Battle Rageで大ダメージを叩き込むのが基本戦術。コンセプト自体は従来から存在したが、欠片の双子デッキの衰退によりオールイン系デッキ全般が動きやすくなったこと、モダンの基本除去である稲妻/Lightning Boltで対処されない氷の中の存在/Thing in the Iceの登場、ファストランドである尖塔断の運河/Spirebluff Canalの参入などにより頭角を表している。
ヴィンテージ
ヴィンテージでは、クロック・パーミッションのフィッシュのバリエーションとして組まれる。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(赤),(T),あなたの墓地にあるカード2枚を追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。渋面の溶岩使いはそれに2点のダメージを与える。
1/1インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
対ウィニーに効果的な渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer、優秀なユーティリティーの火+氷/Fire+Ice、赤のアーティファクト破壊に色対策カードの赤霊破/Red Elemental Blastや紅蓮破/Pyroblastといったカードがヴィンテージのメタゲームに合致しているのがこのデッキカラーを選ぶ利点だといえる。
サンプルレシピ
- 備考
- ヴィンテージ選手権04 ベスト8 (参考)
- 使用者:Tom Rotchad
- フォーマット
UR Fish [2] | |||||||||||||||||||||||||||||
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