追加コスト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
16行: 16行:
 
**[[記憶の水晶/Memory Crystal]]のように、「総コスト」ではなく「指定されたコスト(この場合はバイバック・コスト)」を減らすという能力がある。この場合は、指定されたコストしか減らせない。
 
**[[記憶の水晶/Memory Crystal]]のように、「総コスト」ではなく「指定されたコスト(この場合はバイバック・コスト)」を減らすという能力がある。この場合は、指定されたコストしか減らせない。
 
*[[代替コスト]]とは異なり、1つの呪文や能力に複数の追加コストを適用することができる。いずれも強制の追加コストであるなら、そのすべてを支払う必要がある。
 
*[[代替コスト]]とは異なり、1つの呪文や能力に複数の追加コストを適用することができる。いずれも強制の追加コストであるなら、そのすべてを支払う必要がある。
*追加コストの支払いによって、呪文の[[マナ・コスト]]および[[マナ総量]]が変化することはない。マナ・コストおよびマナ総量は、([[X]])を含まない限りカードごとに不変である。[[マナ・コスト]]の項も参照。
+
*追加コストの支払いによって、呪文の[[マナ・コスト]](および[[マナ総量]])や[[色]]が変化することはない。マナ・コスト(およびマナ総量)は([[X]])を含まない限りカードごとに不変である。[[マナ・コスト]]の項も参照。
 
**例:マナ・コスト(1)(緑)の[[灰色熊/Grizzly Bears]]を、[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave]]による追加コストを(白)(白)増加させ、(1)(緑)(白)(白)を支払って唱えた。この場合でも、灰色熊は依然としてマナ・コスト(1)(緑)の[[緑]][[単色]]の呪文であり、マナ総量も2である。
 
**例:マナ・コスト(1)(緑)の[[灰色熊/Grizzly Bears]]を、[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave]]による追加コストを(白)(白)増加させ、(1)(緑)(白)(白)を支払って唱えた。この場合でも、灰色熊は依然としてマナ・コスト(1)(緑)の[[緑]][[単色]]の呪文であり、マナ総量も2である。
 
*「可能ならば呪文を唱える」という効果において、追加コストを支払えるかどうかが[[非公開領域]]の内容に関係している場合、呪文を唱える事は強制されない。
 
*「可能ならば呪文を唱える」という効果において、追加コストを支払えるかどうかが[[非公開領域]]の内容に関係している場合、呪文を唱える事は強制されない。
22行: 22行:
  
 
===その他===
 
===その他===
*黎明期は、[[Taste of Paradise]]などごく少数を除き、追加コストとして要求されるコストはマナ以外のもの([[手札]]を[[捨てる]]、[[パーマネント]]を[[生け贄に捧げる]]など)がほとんどだった。これに由来し、俗的表現としてマナ以外の支払いのみを指して追加コストと呼称する場合があったが、[[バイバック]]や[[キッカー]]の登場によってマナを支払う追加コストが一般化するにしたがって、その様な使われ方はされなくなっていった。
+
*黎明期は、[[Taste of Paradise]]などごく少数を除き、追加コストとして要求されるコストはマナ以外のもの([[手札]]を[[捨てる]]、[[パーマネント]]を[[生け贄に捧げる]]など)がほとんどだった。これに由来し、俗的表現としてマナ以外の支払いのみを指して「追加コスト」と呼称する場合があったが、[[バイバック]]や[[キッカー]]の登場によってマナを支払う追加コストが一般化するにしたがって、その様な使われ方はされなくなっていった。
*過去の追加コストには「'''追加コスト''':''カードの効果''」という表記のものがあった({{Gatherer|id=6112|カード画像}})。そのため、[[起動型能力]]のように追加コストを複数回支払えば、支払った回数だけカードの効果が起きるという勘違いもあった。これらのカードは[[オラクル]]変更で基本的に現在の「この呪文を唱えるための追加コストとして、」の表記に変更されている。
+
*過去の追加コストには「'''追加コスト''':''効果''」という表記のものがあった({{Gatherer|id=6112|カード画像}})。そのため、[[起動型能力]]のように追加コストを複数回支払えば、支払った回数だけカードの効果が起きるという勘違いもあった。これらのカードは[[オラクル]]変更で基本的に現在の「この呪文を唱えるための追加コストとして、」の表記に変更されている。
 
**[[瞑想/Meditate]]のように追加コストから効果に変更されているものもある。
 
**[[瞑想/Meditate]]のように追加コストから効果に変更されているものもある。
  

2024年5月7日 (火) 19:45時点における版

追加コスト/Additional Costは、呪文唱える際や能力起動する際に、通常のコスト以外に支払ってもよい、あるいは支払わなくてはならないコスト


Makeshift Mauler / その場しのぎのやっかいもの (3)(青)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ホラー(Horror)

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚追放する。

4/5


Voltage Surge / 電圧のうねり (赤)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたはアーティファクト1つを生け贄に捧げてもよい。
クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。電圧のうねりはそれに2点のダメージを与える。この呪文の追加コストが支払われたなら、代わりに電圧のうねりはそれに4点のダメージを与える。



Thran Portal / スランの門
土地 — 門(Gate)

あなたがこれでない3つ以上の土地をコントロールしているかぎり、スランの門はタップ状態で戦場に出る。
スランの門が戦場に出るに際し、基本土地タイプ1つを選ぶ。
スランの門は、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
スランの門のマナ能力を起動するための追加コストとして、1点のライフを支払う。


目次

解説

ルール

追加コストは、マナ・コスト起動コスト支払い時に、通常支払うマナなどとともに支払う。コストの一部であるため、追加コストも含めて支払えないならば呪文唱えたり起動型能力起動することはできない。ただし、追加コストの支払いが任意である場合は、追加コストを支払わないことを選択することができる。

その他

  • 黎明期は、Taste of Paradiseなどごく少数を除き、追加コストとして要求されるコストはマナ以外のもの(手札捨てるパーマネント生け贄に捧げるなど)がほとんどだった。これに由来し、俗的表現としてマナ以外の支払いのみを指して「追加コスト」と呼称する場合があったが、バイバックキッカーの登場によってマナを支払う追加コストが一般化するにしたがって、その様な使われ方はされなくなっていった。
  • 過去の追加コストには「追加コスト効果」という表記のものがあった(カード画像)。そのため、起動型能力のように追加コストを複数回支払えば、支払った回数だけカードの効果が起きるという勘違いもあった。これらのカードはオラクル変更で基本的に現在の「この呪文を唱えるための追加コストとして、」の表記に変更されている。
    • 瞑想/Meditateのように追加コストから効果に変更されているものもある。

追加コストを支払うメカニズム

キーワード能力

能力語

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif