黒緑白コントロール
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+ | **[[プロツアー「ニクスへの旅」]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptjou14/welcome 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/ 参考]) | ||
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2014年5月19日 (月) 06:41時点における版
黒緑白コントロール(Black-Green White Control) は、黒緑白3色で組まれるコントロールデッキの総称。
目次 |
概要
3色で組まれるコントロールデッキ。特に黒緑や白黒の強力な対抗色の多色のパワーカードを活用した、グッドスタッフ的なデッキとして組まれる。
ただし、どうしてもグッドスタッフの構成になりがちなデッキカラーであるため、黒緑白ビートダウン(PT Junk)との境界は曖昧(そちらも通常ビート・コントロールとして分類される)。
全体除去などを採用したり、極端に遅いデッキが黒緑白コントロールと呼ばれることが多いが、それもまちまちであり、個人の好みに寄るところが大きい。
汎用性は高いが尖った部分がないのもこのデッキカラーの宿命だといえる。
テーロス・ブロック構築
ニクスへの旅の参入後、開花の幻霊/Eidolon of Blossomsとエンチャントのシナジーを中心としたデッキが登場した。
クリーチャー エンチャント — スピリット(Spirit)
星座 ― 開花の幻霊か他のエンチャント1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。
2/2エンチャント
払拭の光が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。払拭の光が戦場を離れるまで、それを追放する。
脳蛆/Brain Maggot、クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix、責め苦の伝令/Herald of Tormentといった優秀なクリーチャー・エンチャントと払拭の光/Banishing Lightにより、開花の幻霊の星座能力を繰り返し誘発させてアドバンテージを稼ぐ。
プロツアー「ニクスへの旅」では使用率1位(参考/翻訳)となった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ニクスへの旅」 準優勝 (参考/参考)
- 使用者:Nam Sung Wook
- フォーマット
Junk Constellation [1] | |
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ラヴニカ・ブロック期
ラヴニカ・ブロック期にはこのデッキカラーのビートダウンとしてロクソドン・ヒエラルキーが活躍したが、コントロールに寄せたものも存在する。
ソーサリー
あなたのライブラリーから平地(Plains)カード1枚か島(Island)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚か山(Mountain)カード1枚を探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
動きは同環境の太陽拳に近く、緑のマナ加速から全体除去の神の怒り/Wrath of Godやフィニッシャーの絶望の天使/Angel of Despairなどの重い呪文につないでゆく。
これらを化膿/Putrefyや屈辱/Mortifyといったゴルガリやオルゾフのパワーカードでサポートする。
サンプルレシピ
- 時のらせんブロック参入後の最後期のもの。
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期
大量の除去と手札破壊で相手をコントロールするみのむしぶらりんしゃんが存在した。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
クリーチャー — 猪(Boar) ビースト(Beast)
サイクリング(2)(緑)((2)(緑),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたがクローサの大牙獣をサイクリングしたとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。(これはあなたがカードを引く前に行う。)
エクステンデッド
エクステンデッドでは、同環境のThe Rockに白をタッチしたデッキが存在した。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
クリーチャー — 象(Elephant) クレリック(Cleric)
ロクソドンの教主が戦場に出たとき、あなたは4点のライフを得る。
(緑)(白),ロクソドンの教主を生け贄に捧げる:あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する。
レガシー
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
軽い手札破壊や除去で序盤を凌ぎつつ、全体除去でアドバンテージを稼ぎ、フィニッシャーで止めを刺す。レガシーらしく、単体除去に剣を鍬に/Swords to Plowshares、手札破壊に強迫/Duress、全体除去に破滅的な行為/Pernicious Deedといった各色の最上級呪文が集められている。
同じデッキカラーのPT Junkに比べて全体除去により対ビートダウンに有利になる。
壌土からの生命/Life from the Loamを活用したものも存在。基本的にアドバンテージの取れる構成となっている。
サンプルレシピ
ThunderBluff [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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黎明期
アーティファクト
ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、パワーが最も低いクリーチャー1体を破壊する。それは再生できない。最も低いパワーを持つクリーチャーが2体以上いる場合、その中の1体を選ぶ。
戦場にクリーチャーが1体もいない場合、Drop of Honeyを生け贄に捧げる。
当時は緑にもDrop of Honeyという軽量クリーチャー除去があったため、極端なマス・デストラクションデッキを組むことが可能だった。当時ノンクリーチャーデッキは殆ど見られず、黎明期のメタゲームにも合致していた。
反面、除去以外で積極的にアドバンテージを得られるカードが少なく、The Deckなどのアドバンテージ型コントロールは苦手とする。
大地の怒り/Force of Natureやセラの天使/Serra Angelがフィニッシャーを勤める。