マナ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(削除された記述を一部変更して復帰。参考節が長すぎるので分割。)
6行: 6行:
 
マナには、[[白マナ]](W)、[[青マナ]](U)、[[黒マナ]](B)、[[赤マナ]](R)、[[緑マナ]](G)の各種[[色マナ]]と、[[無色マナ]]がある。色マナを表すときのアルファベットは、[[色]]を表すアルファベットと同じである。カード上では[[マナ・シンボル]]か、「白マナ(White mana)」といった[[テキスト]]で表される。'''マナの[[タイプ]]'''とは、その5色([[白]]・[[青]]・[[黒]]・[[赤]]・[[緑]])および[[無色]]の6種類のことをいう。
 
マナには、[[白マナ]](W)、[[青マナ]](U)、[[黒マナ]](B)、[[赤マナ]](R)、[[緑マナ]](G)の各種[[色マナ]]と、[[無色マナ]]がある。色マナを表すときのアルファベットは、[[色]]を表すアルファベットと同じである。カード上では[[マナ・シンボル]]か、「白マナ(White mana)」といった[[テキスト]]で表される。'''マナの[[タイプ]]'''とは、その5色([[白]]・[[青]]・[[黒]]・[[赤]]・[[緑]])および[[無色]]の6種類のことをいう。
  
コストが「(2)(白)(黒)」と表記されていたら、好きな[[タイプ]]のマナ2点と、白マナ1点と、黒マナ1点とで支払うことができることを示している。
+
コストが「(2)(白)(黒)」と表記されていたら、好きなタイプのマナ2点と、白マナ1点と、黒マナ1点とで支払うことができることを示している。
  
 
マナ・プールに存在するマナは各[[フェイズ]]や各[[ステップ]]の終了時に失われる。
 
マナ・プールに存在するマナは各[[フェイズ]]や各[[ステップ]]の終了時に失われる。
16行: 16行:
 
==特殊なマナ==
 
==特殊なマナ==
 
*使用法が制限されたマナを生み出す[[能力]]がある。
 
*使用法が制限されたマナを生み出す[[能力]]がある。
**例えば、[[雲を守る山、雲帯岳/Untaidake, the Cloud Keeper]]は、[[伝説の]][[呪文]]を[[唱える]]するためにしか使えないマナを生み出す。
+
**例えば、[[雲を守る山、雲帯岳/Untaidake, the Cloud Keeper]]は、[[伝説の]][[呪文]]を[[唱える]]ためにしか使えないマナを生み出す。
 
*特定の用途に用いることで特別な[[効果]]を持つマナを生み出す能力も存在する。
 
*特定の用途に用いることで特別な[[効果]]を持つマナを生み出す能力も存在する。
 
**例えば、[[山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord]]は、[[クリーチャー]]呪文を唱えるために使用すると、そのクリーチャーが[[速攻]]を得るというマナを生み出す。
 
**例えば、[[山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord]]は、[[クリーチャー]]呪文を唱えるために使用すると、そのクリーチャーが[[速攻]]を得るというマナを生み出す。
*[[氷雪パーマネント]]から生み出されたマナは、[[氷雪マナ]]として扱われる。
+
*[[氷雪パーマネント]]から生み出されたマナは、[[氷雪マナ]]として扱われる。ただし、これはマナの色やタイプではない。詳細は[[氷雪マナ]]を参照。
  
 
==注意事項==
 
==注意事項==
25行: 25行:
 
**例えば、[[クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector]]の能力でマナを生み出した場合、コストにタップシンボルを含んでいないため、「マナを生み出す目的でパーマネントをタップした」ことにはならない。
 
**例えば、[[クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector]]の能力でマナを生み出した場合、コストにタップシンボルを含んでいないため、「マナを生み出す目的でパーマネントをタップした」ことにはならない。
 
*あるパーマネントが「生み出すことができる」タイプのマナとは、そのパーマネントのいずれかの[[能力]]がその時点で[[解決]]したとして、それによって生み出すことのできるタイプのマナのことである。その能力に関わるコストが[[支払う|支払える]]かどうかは考慮しない。このとき、あらゆる[[置換効果]]を可能な順番で考慮に入れる。そのパーマネントの能力が現時点でマナを生み出さない場合、または生み出されるマナのタイプが定義されていない場合、そのパーマネントが生み出せるタイプのマナは存在しないものとする。
 
*あるパーマネントが「生み出すことができる」タイプのマナとは、そのパーマネントのいずれかの[[能力]]がその時点で[[解決]]したとして、それによって生み出すことのできるタイプのマナのことである。その能力に関わるコストが[[支払う|支払える]]かどうかは考慮しない。このとき、あらゆる[[置換効果]]を可能な順番で考慮に入れる。そのパーマネントの能力が現時点でマナを生み出さない場合、または生み出されるマナのタイプが定義されていない場合、そのパーマネントが生み出せるタイプのマナは存在しないものとする。
**[[反射池/Reflecting Pool]]と[[ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合、反射池は[[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していなくても[[黒マナ]]を生み出すことができる。
+
**[[反射池/Reflecting Pool]]と[[ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合、反射池は[[クリーチャー]]をコントロールしていなくても[[黒マナ]]を生み出すことができる。
 
**反射池と[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]以外の土地をコントロールしておらず、クリーチャーもコントロールしていない場合、反射池は[[緑マナ]]を生み出せない。
 
**反射池と[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]以外の土地をコントロールしておらず、クリーチャーもコントロールしていない場合、反射池は[[緑マナ]]を生み出せない。
 +
**反射池と[[涙の川/River of Tears]]以外の土地をコントロールしておらず、この[[ターン]]に土地を[[プレイ]]している場合、反射池は[[青マナ]]ではなく黒マナを生み出す。
  
 
==その他==
 
==その他==
 
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール改定で廃止される前は、プレイヤーはフェイズの終了時に失われたマナの数に等しい点数のライフを失う「[[マナ・バーン]]」と呼ばれるルールが存在していた。詳細は[[マナ・バーン]]を参照。
 
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール改定で廃止される前は、プレイヤーはフェイズの終了時に失われたマナの数に等しい点数のライフを失う「[[マナ・バーン]]」と呼ばれるルールが存在していた。詳細は[[マナ・バーン]]を参照。
  
==参考==
+
==マナに関連する用語==
 
*[[氷雪マナ]]
 
*[[氷雪マナ]]
 
*[[マナ・コスト]]
 
*[[マナ・コスト]]
40行: 41行:
 
*[[マナ・クリーチャー]]
 
*[[マナ・クリーチャー]]
 
*[[マナ・アーティファクト]]
 
*[[マナ・アーティファクト]]
*[[マナ加速]]
+
*[[マナ加速]](マナ・ブースト)
*[[ブースト]]
+
 
*[[マナフィルター]]
 
*[[マナフィルター]]
 
*[[マナ拘束]]
 
*[[マナ拘束]]
 
*[[無限マナ]]
 
*[[無限マナ]]
 
*[[マナ・アドバンテージ]]
 
*[[マナ・アドバンテージ]]
 +
 +
==参考==
 
*[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]]
 
*[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 +
 +
{{#cr:106}}

2010年1月9日 (土) 00:31時点における版

マナ/Manaは、マジック:ザ・ギャザリングにおいて、呪文唱えるために必要なリソース

目次

解説

マナは、主にマナ能力効果によって生み出される。マナ能力以外にも、呪文やマナ能力でない能力の効果から生み出されることもある。通常は戦場にある土地タップすることで(土地のマナ能力を起動することで)生み出すことができる。生み出したマナはマナ・プールに置かれ、コスト支払うために即座に使うことも、後で使うためにマナ・プールに蓄えることもできる。

マナには、白マナ(W)、青マナ(U)、黒マナ(B)、赤マナ(R)、緑マナ(G)の各種色マナと、無色マナがある。色マナを表すときのアルファベットは、を表すアルファベットと同じである。カード上ではマナ・シンボルか、「白マナ(White mana)」といったテキストで表される。マナのタイプとは、その5色()および無色の6種類のことをいう。

コストが「(2)(白)(黒)」と表記されていたら、好きなタイプのマナ2点と、白マナ1点と、黒マナ1点とで支払うことができることを示している。

マナ・プールに存在するマナは各フェイズや各ステップの終了時に失われる。

  • 色がついたマナ・シンボルは、色がついたマナのコストを表す。これはその色のマナによってのみ支払うことができる。
  • (1)(2)(3)などの数字や(X)のマナ・シンボルは、不特定マナ・コストを表し、どの色のマナで支払っても、無色のマナで支払ってもかまわない。
  • (白/青)や(赤/緑)などの混成マナ・シンボルは、2つの色のどちらか1色で支払うことができるコストを意味する。

特殊なマナ

注意事項

その他

  • 基本セット2010発売に伴うルール改定で廃止される前は、プレイヤーはフェイズの終了時に失われたマナの数に等しい点数のライフを失う「マナ・バーン」と呼ばれるルールが存在していた。詳細はマナ・バーンを参照。

マナに関連する用語

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif