ドラゴン

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(ストーリー: 少なくともこのwikiでは次元名を「カペナ/Capenna」とする方針なので、他の見出しに合わせて「カペナ/Capennaのドラゴン」に変更)
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初出は[[リミテッド・エディション]]。[[赤]]の[[象徴的クリーチャー]]として位置付けられており、様々な[[カード・セット]]に登場している。[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]、[[ミラージュ]]、[[インベイジョン]]、[[神河物語]]、[[次元の混乱]]、[[運命再編]]、[[タルキール龍紀伝]]、[[基本セット2019]]、[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]、[[フォーゴトン・レルム探訪]]、[[神河:輝ける世界]]、[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]と、多くの[[カード・セット]]で、[[レア]]や[[神話レア]]にドラゴン5体の[[サイクル]]が作られている。[[スカージ]]や[[タルキール覇王譚ブロック]]ではテーマの1つとして取り上げられ、関連カードなども多く登場した。また、[[部族 (俗称)|部族]]をテーマにした[[統率者2017]]でもフィーチャーされた。[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]との[[コラボレーション]]・セットでもある[[フォーゴトン・レルム探訪]]および[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]でも多くのドラゴンが登場した。
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初出は[[リミテッド・エディション]]。[[赤]]の[[象徴的クリーチャー]]として位置付けられており、様々な[[カード・セット]]に登場している。[[スカージ]]や[[タルキール覇王譚ブロック]]ではテーマの1つとして取り上げられ、関連カードなども多く登場した。また、[[部族 (俗称)|部族]]をテーマにした[[統率者2017]]でもフィーチャーされた。[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]との[[コラボレーション]]・セットでもある[[フォーゴトン・レルム探訪]]および[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]でも多くのドラゴンが登場した。
  
 
[[赤マナ]]との強いつながりを持つため基本的に赤の[[クリーチャー]]だが、サイクルによって全[[色]]と[[アーティファクト・クリーチャー]]にも存在する。サイクルを除くと次点は[[白]]である。
 
[[赤マナ]]との強いつながりを持つため基本的に赤の[[クリーチャー]]だが、サイクルによって全[[色]]と[[アーティファクト・クリーチャー]]にも存在する。サイクルを除くと次点は[[白]]である。
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*[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]は名前に「Dragon」とあるが、ドラゴンではなく[[構築物]]である。[[カルガの竜王/Kargan Dragonlord]]も上に乗っている[[人間]]が主体のためドラゴンではない。
 
*[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]は名前に「Dragon」とあるが、ドラゴンではなく[[構築物]]である。[[カルガの竜王/Kargan Dragonlord]]も上に乗っている[[人間]]が主体のためドラゴンではない。
 
*[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]や[[巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast]]など、同じ飛行持ちの大型クリーチャーである[[白]]の[[天使]]、[[黒]]の[[デーモン]]と関連付けるカードもある。
 
*[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]や[[巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast]]など、同じ飛行持ちの大型クリーチャーである[[白]]の[[天使]]、[[黒]]の[[デーモン]]と関連付けるカードもある。
*赤を象徴する[[種族]]であるが、他の色の種族(天使やデーモン、[[ハイドラ]]など)と異なり、赤を含まないカード(主にサイクル)が多く存在する。これは、ドラゴンが種族の中でも圧倒的な人気を誇っているためである<ref name="01">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/hooked-draconics-part-2-2015-03-23 Hooked on Draconics, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014535/ 龍詞に魅せられて その2]([[Making Magic -マジック開発秘話-|Making Magic]] [[2015年]]3月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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*赤の[[象徴的クリーチャー]]であるが、他の色の[[種族]](天使やデーモン、[[ハイドラ]]など)と異なり、赤を含まないカード(主にサイクル)が多く存在する。これは、ドラゴンが種族の中でも圧倒的な人気を誇っているためである<ref name="01">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/hooked-draconics-part-2-2015-03-23 Hooked on Draconics, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014535/ 龍詞に魅せられて その2]([[Making Magic -マジック開発秘話-|Making Magic]] [[2015年]]3月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
**しかし人気の一方で、「らしさ」を追求した大味なカードデザインが多く、[[トーナメント]]レベルのカードが伝統的に少ないクリーチャー・タイプと認識されていた。そのためか、[[タルキール覇王譚ブロック]]には強力なドラゴンが数多く存在したものの、プレイヤーがそれに気づくのに時間がかかってしまったという<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/state-design-2015-2015-08-24 State of Design 2015]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0015547/ デザイン演説2015](Making Magic 2015年8月25日 Mark Rosewater著)</ref>。
 
**しかし人気の一方で、「らしさ」を追求した大味なカードデザインが多く、[[トーナメント]]レベルのカードが伝統的に少ないクリーチャー・タイプと認識されていた。そのためか、[[タルキール覇王譚ブロック]]には強力なドラゴンが数多く存在したものの、プレイヤーがそれに気づくのに時間がかかってしまったという<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/state-design-2015-2015-08-24 State of Design 2015]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0015547/ デザイン演説2015](Making Magic 2015年8月25日 Mark Rosewater著)</ref>。
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**色に対応したドラゴン5体の[[サイクル]]は多く、赤を含まないドラゴンの大半は何らかのサイクルに属している。サイクルが登場したセットは[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]、[[ミラージュ]]、[[インベイジョン]]、[[神河物語]]、[[次元の混乱]]、[[運命再編]]、[[タルキール龍紀伝]]、[[基本セット2019]]、[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]、[[フォーゴトン・レルム探訪]]、[[神河:輝ける世界]]、[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]と、非常に多い。多くの[[カード・セット]]で、[[レア]]や[[神話レア]]だが、ドラゴンをテーマにしたセットでは[[アンコモン]]のサイクルが登場することもある。
 
*類似の種族に[[ドレイク]]がいるが、その差の基準はあいまいであり、[[サイズ]]でなんとなく区別している程度のようだ。[[ドレイク]]のページも参照。
 
*類似の種族に[[ドレイク]]がいるが、その差の基準はあいまいであり、[[サイズ]]でなんとなく区別している程度のようだ。[[ドレイク]]のページも参照。
 
**[[R&D]]内で激論が交わされた結果、(成体の)ドラゴンについては「4/4以上なら構わない」「3/3は意見が分かれている」という状況。タルキール龍紀伝の[[盾皮のドラゴン/Shieldhide Dragon|大変異ドラゴンサイクル]]は「3/3だが[[大変異]]経由なら4/4」という中間のデザインになっている<ref name="01"/>。
 
**[[R&D]]内で激論が交わされた結果、(成体の)ドラゴンについては「4/4以上なら構わない」「3/3は意見が分かれている」という状況。タルキール龍紀伝の[[盾皮のドラゴン/Shieldhide Dragon|大変異ドラゴンサイクル]]は「3/3だが[[大変異]]経由なら4/4」という中間のデザインになっている<ref name="01"/>。

2022年7月11日 (月) 05:18時点における版

ドラゴン/Dragonは、クリーチャー・タイプの1つ。言わずとしれたドラゴン、アジアで言う龍(竜)である。


Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。

5/5


Bogardan Hellkite / ボガーダンのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが戦場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーとプレインズウォーカーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。

5/5


The Ur-Dragon / 始祖ドラゴン (4)(白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) アバター(Avatar)

威光 ― 始祖ドラゴンが統率領域か戦場にあるかぎり、あなたが他のドラゴン(Dragon)呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
飛行
あなたがコントロールするドラゴンが1体以上攻撃するたび、その数に等しい枚数のカードを引く。その後、あなたはあなたの手札からパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。

10/10

初出はリミテッド・エディション象徴的クリーチャーとして位置付けられており、様々なカード・セットに登場している。スカージタルキール覇王譚ブロックではテーマの1つとして取り上げられ、関連カードなども多く登場した。また、部族をテーマにした統率者2017でもフィーチャーされた。ダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボレーション・セットでもあるフォーゴトン・レルム探訪および統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでも多くのドラゴンが登場した。

赤マナとの強いつながりを持つため基本的に赤のクリーチャーだが、サイクルによって全アーティファクト・クリーチャーにも存在する。サイクルを除くと次点はである。

ファンタジーの王道的存在であるため、特に「らしさ」を強く強調したデザインになることが多く、ほぼ例外なく飛行を持つ大型クリーチャーである。色の役割上は飛行クリーチャーが得意ではない赤やでも、ドラゴンは特例扱いとなっている。「炎を吐く」様子を表現した能力炎のブレス/Firebreathing系のパンプアップ能力や直接ダメージ能力)を持つものや、「宝物を守っている」という伝説からアーティファクトに関連する能力を持つものもいる。概ねレアリティが高めに設定されており、基本セット2013ドラゴンの雛/Dragon Hatchlingが初のコモンのドラゴン。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでは過去最多となる20枚ものコモンのドラゴンが収録された。

部族カードは、全体強化火のるつぼ/Crucible of Fireコストを軽減するドラゴン語りのシャーマン/Dragonspeaker Shamanライブラリーからドラゴンを直接戦場に出せるドラゴンの嵐/Dragonstorm、ドラゴン専用の貯蔵ランドである精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragonなど多数。

ドラゴン・トークン生成するカードは複数存在し、赤のトークンとしてはゴブリンに次ぐ多さである。トークンの性能は「飛行を持つの5/5(ドラゴンの日/Day of the Dragonsなど)」「飛行を持つ赤の4/4(若き群れのドラゴン/Broodmate Dragonなど)」「飛行と火吹き能力を持つ赤の2/2(焼炉の仔/Furnace Whelpと同性能、ドラゴンの卵/Dragon Eggなど)」がメジャーであるが、ほかにも龍の牙、辰正/Tatsumasa, the Dragon's Fangドラゴンの大母/Dragon Broodmotherなどの変り種も多い(→トークン一覧)。次元カードにもシヴ/Shivがある。

伝説のドラゴンは統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い現在92枚存在する(「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索)が、刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewingの能力で生成される刃の翼カロックス/Karox Bladewingを含めれば93体存在することになる。ちなみに、そのうち50体はサイクルのドラゴン達である。

ストーリー

他の人型生物をはるかに超える寿命を持ち、一部は年齢を経るほどに巨大化する。長寿の個体ほど知識と力、時には富を蓄える。多元宇宙/Multiverseの全てのドラゴンの源流は、始祖ドラゴン/Ur-Dragonと呼ばれるドラゴンのアバターであるとされる。

背景ストーリー上ドラゴンであるプレインズウォーカー/Planeswalkerに、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasウギン/Uginがいる。

ヘルカイト/Hellkite

ドラゴンの中にはヘルカイト/Hellkiteと名付けられた一連のカードが存在する(カード名を「Hellkite」で検索)。ヘルカイトとは真に強力で真に怒れるドラゴンに付けられる名称。厳密な規則はないが、いずれもサイズが6/6以上かマナ総量7点以上であった[3]

これもヘルカイトと名付けられる必須条件ではなく、単に当時のヘルカイトはすべてこの条件を満たしていたということにすぎないようである。その後、この条件から外れるヘルカイトの突撃者/Hellkite Charger(6マナ5/5)や鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(6マナ5/5)、雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(5マナ5/5)等が登場している。

なお、単語としての「Hellkite」は英語で「猛鳥」「冷血漢」を意味する。

エルダー・ドラゴン/Elder Dragon

ドミナリア/Dominaria最古のドラゴンたち。巨竜戦争/Dragon Warと呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。

詳細はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonを参照。

ジャンド/Jundのドラゴン

アラーラ/Alara断片/Shardの一つであるジャンド/Jundでは、ドラゴンが食物連鎖の頂点として君臨する。

イニストラード/Innistradのドラゴン

イニストラードのドラゴンはガラスのように見える皮膜のついた翼を持ち、それはステンドグラスに似ている。人間/Humanを積極的に襲うわけではないが、大翼のドラゴン/Archwing Dragon災火のドラゴン/Balefire Dragonフレイバー・テキストを見る限り脅威となりうる存在ではあるようだ。

神河/Kamigawaのドラゴン

神河/Kamigawaでは龍と呼ばれ、長い体を持ったアジア風の見た目をしている。龍たちは神/Kamiでもあり、自らの住処としている地を守ってきた。神の乱から数十年の間に降る星、流星/Ryusei, the Falling Star以外の4体が死亡するが、復活した珠眼/Juganによって5体全てが転生した。

神河最強の神である大口縄/O-Kagachiも龍の姿で顕現する。

タルキール/Tarkirのドラゴン

龍の大嵐/Dragon tempestsから生まれ、タルキールの覇者として君臨していた。タルキール覇王譚の時代の1280年前、ウギン/Uginニコル・ボーラス/Nicol Bolasに斃された事で新たな龍は生まれなくなり、氏族/Clanに狩り尽くされて絶滅してしまったのだが……。

創始ドラゴン/The Founder Dragons

アルケヴィオス/Arcaviosの誕生と共に生まれ、アルケヴィオスの対抗色の魔法を最初に極めた5体のドラゴン。彼らは魔法の研究に専念する機関を設立し、これが後にストリクスヘイヴン/Strixhavenとなった。

詳細はアルケヴィオス/Arcavios#創始ドラゴン/The Founder Dragonsの項を参照。

カペナ/Capennaのドラゴン

ニューカペナ/New Capennaに生き残ったドラゴンはジアトラ/Ziatoraしかいないとされる。かつての強大な侵略者との戦いを経た現在では、彼女以外のドラゴンを見る機会は無い。

ドラゴンボーン/Dragonborn

二足歩行の人型ドラゴン種族(イラスト)。外見や能力はドラゴンに近いが、翼や尾を持たず飛行することはできない。ダンジョンズ&ドラゴンズに登場する種族で、フォーゴトン・レルム探訪マジックに初登場した。

一般的なドラゴンに比べれば言語によるコミュニケーション・人型種族との社会生活が容易だが、彼らはドラゴンの血脈を引くことに誇りを持つ高潔な戦士である。

脚注

  1. 1.0 1.1 Hooked on Draconics, Part 2/龍詞に魅せられて その2Making Magic 2015年3月23日 Mark Rosewater著)
  2. State of Design 2015/デザイン演説2015(Making Magic 2015年8月25日 Mark Rosewater著)
  3. Askwizards July 14, 2006(Feature 2006年7月3日 WotC著)

参考

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