レオニン/Leonin

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レオニン/Leoninは、ネコ科の特徴を備えた人型種族。ドミナリア/Dominariaミラディン/Mirrodinアラーラ/Alaraテーロス/Therosアルケヴィオス/Arcaviosカペナ/Capennaに棲息する。

目次

[編集] ドミナリア

ドミナリア/Dominariaのレオニンは猫族の戦士/Cat Warriorsとして知られている。エフラヴァ/Efravaに住まう虎のようなTigerfolk、アーボーグ/Urborgに棲息する黒豹の特徴を持った部族など、地域ごとに外見的差異が大きい。

  • 猫族の戦士とレオニンは類似した特徴を持ちつつも正確な関連性が不明瞭であったが、団結のドミナリアのストーリー記事ではこの2つが同じものとして扱われた[1][2]
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[編集] ミラディン

[編集] ミラディン・ブロック時代

ミラディン/Mirrodinのレオニンは、ライオンに似た姿をした人型種族である。この金属世界の他の生物同様にメムナーク/Memnarchが他の次元/Planeから引き込んだ種族であり、肌やたてがみの一部が金属質で覆われている。古えの居住地タージ=ナール/Taj-Narを中心として生活しており、常に一人の王/Khaによって統治される王制を敷いている。

ゾンビの軍団である屍賊/Nimの襲撃に対抗するために強力な戦士を多く抱えており、男は戦闘魔道士レオニンの戦闘魔道士/Leonin Battlemage イラスト など)やクレリックレオニンの古老/Leonin Elder イラスト など)に、女は「空狩人」と呼称される翼竜乗りの飛行騎兵レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter イラスト など)になることが多い。また、大物の狩猟に特化した狩人はシカール/shikariと呼ばれる(レオニンのシカール/Leonin Shikari イラスト など)。

  • シカール(shikari,複:shikar)は、もともとはインドで大物を狙う狩人を意味する言葉である[3]
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[編集] ミラディンの傷跡ブロック時代

大消失/the Vanishingによって王であるラクシャ含む長老世代が失踪したため、群れは旧き権威に従うカー=タル/Kha-Talと、新たな共同体を築こうとするオブ=タル/Obu-Talに分裂してしまった。カー=タルでは摂政ケンバ/Kembaがタージ=ナール再建などの当面の政務に当たり、オブ=タルではジュリアン/Juryanというリーダーが社会制度の改革を試みている。

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  • ケンバ/Kemba - 若き空狩人。女性。王位継承を拒否し、摂政として政務を代行している。

[編集] アラーラ

アラーラ/Alaraのレオニンは、世界が五つの断片/Shardに引き裂かれた大断裂/The Sundering以前からこの次元/Planeに繁栄している種族である。

大断裂以後はナヤ/Nayaの住人となりナカティル/Nacatlの名で知られている。その形態はミラディン/Mirrodinの同種と異なり、ライオンだけに限らずジャガーやオセロットなどの特徴を備えている(イラスト)。

詳細はナカティル/Nacatlを参照。

  • アラーラのレオニンたちも野生の群れの指導者を指して王/Khaと呼ぶ。このことは、ミラディンのレオニンの起源がアラーラであることを示唆しているかもしれない。
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[編集] テーロス

テーロス/Therosのレオニンは、人間/Humanの都市国家から離れて暮らしている。その居住地はアクロス/Akrosの国境を越えた先、岩がちの低木地帯や低山に散らばっている。レオニンは他種族との付き合いを控えており、どうしても必要なときにのみ交流する――交易のために、時には略奪のために(イラスト)。

数百年前には、レオニンにも人間と同じ神々を崇拝していた時代があった。だが執政官の暴君アグノマコス/Agnomakhosが人間に敗れた際、彼が兵士や護衛として用いていたレオニンも人間に追放され、この苦い経験の反動から、レオニンは人間のやり方をすべて捨て去った。ほとんどは神の代わりに狩りと群れを崇敬しているが、年代史家ラナトス/Lanathosによれば、一部のレオニンは今でもヘリオッド/Heliodナイレア/Nyleaに捧げ物をしているという。

レオニンの領土の中心地、オレスコス/Oreskosはテーロス辺境の岩がちな峡谷の中にある。ここでは、レオニンがメレティス/Meletisに支配されていた古の時代の影響を見ることができる。オレスコスには、アグノマコス圧政の時代から続く人間文化がわずかに残っているのだ。だが彼らはその歴史の間ずっと背負わされてきた信条と文化を捨て去り、レオニン本来の性質へゆっくりと回帰しつつある。

レオニンの主要な居住地、テツモス/Tethmosは山地の高い場所にある。テツモスのレオニンは絶えず鍛錬を積んでおり、常に戦いに備えている。彼らの土地に侵入してくるアクロス人との小競り合いと、メレティス人が自分たちを再び隷属させようとするのではないかという文化的に根深い恐怖、その両方に対する備えだ。

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[編集] カペナ

カペナ/Capennaのレオニンは大きく尖った耳を持ち、さながらカラカルを思わせる姿をしている(イラスト)。旧カペナ/Old Capenna時代には自然を崇拝するレオニンのドルイド教団が存在しており、ニューカペナ/New Capennaにおける舞台座一家/The Cabarettiの礎となった。

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[編集] ゲームでの特徴

クリーチャー・タイプを持つ。基本的に単色だが、ナカティルにはのものも多い。

[編集] 関連ページ

ミラディン
アラーラ
テーロス
カペナ

[編集] 脚注

  1. Faith in Birds/サイドストーリー:鳥たちへの信念(Magic Story 2022年8月17日 Marcus Terrell Smith著)
  2. The Legends You'll Find in Dominaria United/『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち(Feature 2022年9月1日 Roy Graham著)
  3. You Down with O-T-T?/O-T-Tでダウン? (Internet Archive)(Savor the Flavor 2010年10月27日 Doug Beyer著)

[編集] 参考

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