電結親和

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'''電結親和'''(''Ravager Affinity'')は、[[ダークスティール]]の参入後に登場した[[親和 (デッキ)|親和デッキ]]の一種。
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'''電結親和'''(''Arcbound Affinity'')は、[[ダークスティール]]の参入後に登場した[[親和 (デッキ)|親和デッキ]]の一種。
  
[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]と[[電結の働き手/Arcbound Worker]]が入っていて、[[チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria]]が入っていないものを特にそう呼んだ。[[チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria]]が入っている場合は[[グレ神話]]と呼ばれる。
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[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]と[[電結の働き手/Arcbound Worker]]が入っていて、[[チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria]]が入っていないものを特にそう呼んだ。チス=ゴリアの歯が入っている場合は[[グレ神話]]と呼ばれる。
  
 
==概要==
 
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主に[[赤]][[青]][[黒]]で構成される。[[接合]]と親和デッキとの相性の良さを利用して作られたこの[[デッキ]]は、[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]を主力とし、残りのほとんどがそれに相性のよい[[カード]]で構成されている。[[ライフ]]を削る[[大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault]]や[[接合]]を持つ[[電結の働き手/Arcbound Worker]]はもちろん、[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]も[[+1/+1カウンター]]を乗せれば[[飛行]]持ちの[[アタッカー]]になる。
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主に[[青黒赤]]で構成される。[[接合]]と親和デッキとの相性のよさを利用して作られたこの[[デッキ]]は、[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]を主力とし、残りのほとんどがそれと相性がよい[[カード]]で構成されている。[[ライフ]]を[[削る]][[大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault]]や接合を持つ[[電結の働き手/Arcbound Worker]]はもちろん、[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]も[[+1/+1カウンター]]を乗せれば[[飛行]]持ちの[[アタッカー]]になる。
  
しかし、最も相性のよいカードは[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]で、たった1[[マナ]]で[[+1/+1カウンター]]を乗せて2枚[[引く|ドロー]]と非常に強力なコンボが可能になる。頭蓋骨絞めは、[[スタンダード]]と[[ミラディン・ブロック構築]]で2004年6月20日より[[禁止カード]]に指定されたものの、その後、[[フィフス・ドーン]]で[[頭蓋囲い/Cranial Plating]]を得て、その勢いはとまらなかった(頭蓋骨絞めは、[[エクステンデッド]]、[[レガシー]]では2004年9月20日より禁止カードに指定されている)。
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最も相性のよいカードは[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]で、たった1[[マナ]]で[[+1/+1カウンター]]を乗せて2枚[[引く|ドロー]]と非常に強力な[[コンボ]]が可能になる。頭蓋骨絞めは、[[スタンダード]]と[[ミラディン・ブロック構築]]で2004年6月20日より[[禁止カード]]に指定されたものの、その後、[[フィフス・ドーン]]で[[頭蓋囲い/Cranial Plating]]を得て、その勢いはとまらなかった(頭蓋骨絞めは、[[エクステンデッド]]、[[レガシー]]では2004年9月20日より禁止カードに指定されている)。
  
さらに、2005年3月20日より大霊堂の信奉者と電結の荒廃者、[[アーティファクト・土地]]全般がスタンダードで禁止カードに指定され、表舞台から姿を消すことになった。
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しかし、[[スタンダード]]では2005年3月20日より大霊堂の信奉者と電結の荒廃者、[[アーティファクト・土地]]全般が禁止カードに指定され、さらに[[エクステンデッド]]でも2005年9月20日より大霊堂の信奉者と[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]が禁止カードに指定されたことで、表舞台から姿を消すことになった。
  
[[エクステンデッド]]や[[エターナル]][[環境]]でも健在であったが、エクステンデッドでは2005年9月20日より大霊堂の信奉者と[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]が禁止カードに指定された。
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[[エターナル]][[環境]]では健在である。([[親和 (デッキ)|→参照]]
  
[[ヴィンテージ]]でも使われているが、当時のスタンダードのものとの違いは[[Mox]]と頭蓋骨絞めの存在だけと言ってしまってもよい(実際にはもう少し違うが)。ただ、Mox自体が[[アーティファクト・土地]]の上位互換であることもあって、Mox他[[軽い]][[マナ・アーティファクト]]との相性は抜群である。
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*このデッキに[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]が入っているものは、[[薬瓶親和]]と呼ばれることが多い。
 
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*[[無のロッド/Null Rod]]に滅法弱い。[[戦場]]に出されたらほぼ負ける。他にも[[発展の代価/Price of Progress]]や[[静寂/Serenity]]など、極端な天敵は意外なところに潜んでいる。
*このデッキに[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]が入っているものは、[[薬瓶親和]]と呼ばれることが多い。
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*[[無のロッド/Null Rod]]に滅法弱い。[[]]に出されたらほぼ負ける。他にも[[発展の代価/Price of Progress]]や[[静寂/Serenity]]など、極端な天敵は意外なところに潜んでいる。
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==スタンダード版==
 
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===後期型===
 
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*備考
 
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**[[The Finals04]] ベスト8
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**使用者:[[岡田渡]]
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*[[フォーマット]]
 
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**[[スタンダード]]([[第8版]]+[[ミラディン・ブロック]]+[[神河物語]])
 
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===初期型===
 
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*備考
 
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**[[日本選手権04]] 準優勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat04ja/welcome 参考])
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**[[グランプリブリュッセル04]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpbru04/welcome 参考])
**使用者:[[津村健志]]
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**使用者:[[Tobias Henke]]
**デザイン:[[平林和哉]]
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*フォーマット
 
*フォーマット
 
**[[スタンダード]]([[第8版]]+[[オンスロート・ブロック]]+[[ミラディン]]+[[ダークスティール]])
 
**[[スタンダード]]([[第8版]]+[[オンスロート・ブロック]]+[[ミラディン]]+[[ダークスティール]])
  
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*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]禁止前の、非常にスタンダードなデッキ。頭蓋骨絞め禁止後の[[デッキリスト]]は[[World Championship Decks 2004]]参照のこと。
 
*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]禁止前の、非常にスタンダードなデッキ。頭蓋骨絞め禁止後の[[デッキリスト]]は[[World Championship Decks 2004]]参照のこと。
  
 
==エクステンデッド版==
 
==エクステンデッド版==
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリシャーロット05]] 準優勝([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gpchar06/welcome 参考])
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**[[グランプリシャーロット05]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gpchar06/welcome 参考])
**使用者:[[Alex Majlaton]]
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**使用者:[[Alex Majlaton]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[エクステンデッド]]([[第7版]]~[[第9版]]、[[インベイジョン]]~[[ラヴニカ:ギルドの都]])
 
**[[エクステンデッド]]([[第7版]]~[[第9版]]、[[インベイジョン]]~[[ラヴニカ:ギルドの都]])
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*[[World Championship Decks 2004]]
 
*[[World Championship Decks 2004]]
 
*[[デッキ集]]
 
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[[Category:インベイジョン期のエクステンデッドデッキ|てんけつしんわ]]

2020年12月31日 (木) 03:55時点における最新版

電結親和(Arcbound Affinity)は、ダークスティールの参入後に登場した親和デッキの一種。

電結の荒廃者/Arcbound Ravager電結の働き手/Arcbound Workerが入っていて、チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goriaが入っていないものを特にそう呼んだ。チス=ゴリアの歯が入っている場合はグレ神話と呼ばれる。

目次

[編集] 概要


Arcbound Ravager / 電結の荒廃者 (2)
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)

アーティファクト1つを生け贄に捧げる:電結の荒廃者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)

0/0


Arcbound Worker / 電結の働き手 (1)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)

0/0


Skullclamp / 頭蓋骨絞め (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、カードを2枚引く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)


主に青黒赤で構成される。接合と親和デッキとの相性のよさを利用して作られたこのデッキは、電結の荒廃者/Arcbound Ravagerを主力とし、残りのほとんどがそれと相性がよいカードで構成されている。ライフ削る大霊堂の信奉者/Disciple of the Vaultや接合を持つ電結の働き手/Arcbound Workerはもちろん、羽ばたき飛行機械/Ornithopter+1/+1カウンターを乗せれば飛行持ちのアタッカーになる。

最も相性のよいカードは頭蓋骨絞め/Skullclampで、たった1マナ+1/+1カウンターを乗せて2枚ドローと非常に強力なコンボが可能になる。頭蓋骨絞めは、スタンダードミラディン・ブロック構築で2004年6月20日より禁止カードに指定されたものの、その後、フィフス・ドーン頭蓋囲い/Cranial Platingを得て、その勢いはとまらなかった(頭蓋骨絞めは、エクステンデッドレガシーでは2004年9月20日より禁止カードに指定されている)。

しかし、スタンダードでは2005年3月20日より大霊堂の信奉者と電結の荒廃者、アーティファクト・土地全般が禁止カードに指定され、さらにエクステンデッドでも2005年9月20日より大霊堂の信奉者と霊気の薬瓶/Aether Vialが禁止カードに指定されたことで、表舞台から姿を消すことになった。

エターナル環境では健在である。(→参照

[編集] スタンダード版

[編集] 後期型

Affinity [1]
土地 (20)
2 空僻地/Glimmervoid
4 大焼炉/Great Furnace
4 教議会の座席/Seat of the Synod
3 伝承の樹/Tree of Tales
4 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
3 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
クリーチャー (22)
3 エイトグ/Atog
4 大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault
4 金属ガエル/Frogmite
3 マイアの処罰者/Myr Enforcer
4 電結の荒廃者/Arcbound Ravager
4 電結の働き手/Arcbound Worker
呪文 (18)
4 彩色の宝球/Chromatic Sphere
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
3 頭蓋囲い/Cranial Plating
4 物読み/Thoughtcast
3 爆片破/Shrapnel Blast
サイドボード (15)
3 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
3 モリオックの装具工/Moriok Rigger
4 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
2 恐怖/Terror
3 酸化/Oxidize


[編集] 初期型

Arcbound Affinity [2]
土地 (18)
4 教議会の座席/Seat of the Synod
4 大焼炉/Great Furnace
3 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
3 ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
4 空僻地/Glimmervoid
クリーチャー (18)
4 電結の荒廃者/Arcbound Ravager
4 電結の働き手/Arcbound Worker
4 大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault
2 エイトグ/Atog
4 金属ガエル/Frogmite
呪文 (24)
4 物読み/Thoughtcast
4 知識の渇望/Thirst for Knowledge
4 爆片破/Shrapnel Blast
2 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
4 頭蓋骨絞め/Skullclamp
2 溶接の壺/Welding Jar
4 金属モックス/Chrome Mox
サイドボード (15)
3 マナ漏出/Mana Leak
3 炉のドラゴン/Furnace Dragon
4 紅蓮地獄/Pyroclasm
2 粉砕/Shatter
3 紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar

[編集] エクステンデッド版

Affinity [3]
土地 (20)
4 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
4 大焼炉/Great Furnace
4 教議会の座席/Seat of the Synod
4 硫黄泉/Sulfurous Springs
4 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
クリーチャー (21)
4 電結の荒廃者/Arcbound Ravager
4 電結の働き手/Arcbound Worker
3 エイトグ/Atog
4 金属ガエル/Frogmite
3 マイアの処罰者/Myr Enforcer
3 羽ばたき飛行機械/Ornithopter
呪文 (20)
4 頭蓋囲い/Cranial Plating
3 真髄の針/Pithing Needle
3 黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb
3 爆片破/Shrapnel Blast
4 テラリオン/Terrarion
3 物読み/Thoughtcast
サイドボード (15)
4 陰謀団式療法/Cabal Therapy
4 暗黒破/Darkblast
2 強迫/Duress
2 鋭い痛み/Flaring Pain
3 過負荷/Overload


[編集] 参考

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