続唱ランプ

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2024年10月18日 (金) 01:57時点における最新版

続唱ランプ (Cascade Ramp) は、統率者レジェンズ参入後のパウパー環境に存在している緑系ランプデッキ。土地破壊を重視したタイプはポンザ (Ponza) もしくは続唱ポンザ (Cascade Ponza) と呼ばれることもある。

[編集] 概要

楽園の拡散/Utopia Sprawlや東屋のエルフ/Arbor Elfなどでマナ加速をしつつ、クリーチャー除去や土地破壊で序盤を凌ぐ。十分なマナが出るようになったら、苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaurと乗り込み部隊/Boarding Partyの2種の続唱クリーチャーによりカード・アドバンテージを取りながら攻め立てる。

土地破壊を重視する場合は、緑の土地破壊としてはカードプールで唯一3マナのThermokarstとマナ加速も兼ねるムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Mossが定番。逆に土地破壊を重視しない場合は楽園の拡散/Utopia Sprawlや東屋のエルフ/Arbor Elfの代わりに、ラノワールの幻想家/Llanowar Visionaryと眷者の装飾品/Bonder's Ornamentでカード・アドバンテージを補填しつつマナ加速を行う場合が多かった。

楽園の拡散/Utopia Sprawlや東屋のエルフ/Arbor Elf、ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Mossといったランプ戦術のマナ基盤を支えるカード群は森の基本土地タイプを参照するが、これらのカードがカルドハイムや団結のドミナリアでの基本土地タイプを持つタップインデュアルランドの追加と、指輪物語：中つ国の伝承での森サイクリングを持つ気前のよいエント/Generous Entの追加によって強化された結果、ランプデッキを多色で組みやすくなった。そのため赤緑の2色にまとめた構成のほか、黒の除去をタッチした黒赤緑の構成や、熟考漂い/Mulldrifterのために青をタッチした緑青赤の構成、それ以外にも黒緑や黒緑青、緑青といった様々な色の組み合わせの構成が存在する。

モダンホライゾン2で橋が登場すると、破壊不能と浄化の野火/Cleansing Wildfireのシナジーをマナ加速手段としたワイルドファイア/Wildfireと呼ばれるタイプが登場した。このタイプにおいては浄化の野火を有効活用するために、マナ基盤として橋と基本土地の双方が採用されている。その代わり森の枚数が少ないため、楽園の拡散/Utopia Sprawlと東屋のエルフ/Arbor Elfのセットやムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Mossは採用されない。

モダンホライゾン3以降は、マナ加速可能なファッティとして、エルドラージの再利用者/Eldrazi Repurposerやのたうつ蛹/Writhing Chrysalisといったエルドラージを採用した、エルドラージランプと呼ばれるタイプが登場した。こちらは楽園の拡散/Utopia Sprawlと東屋のエルフ/Arbor Elfのセットが採用されるにもかかわらず、土地破壊呪文が採用されない場合もある。

[編集] サンプルリスト

[編集] ポンザ(初期型)

[編集] 赤緑

• 備考
  • Pauper Challenge #12258818 on 02/07/2021 優勝（参考）
  • 使用者：aarong
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

[編集] 黒赤緑

• 備考
  • Pauper Challenge #12258806 on 02/06/2021 ベスト8（参考）
  • 使用者：unicornparadise
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

[編集] 緑青赤

• 備考
  • Pauper Challenge #12266367 on 02/27/2021 ベスト8（参考）
  • 使用者：medvedev
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

[編集] 黒緑青

• 備考
  • Pauper League on 02/17/2021 5-0（参考）
  • 使用者：Uncle.Istvan
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

[編集] 黒緑

• 備考
  • Pauper League on 03/03/2021 5-0（参考）
  • 使用者：SteffenG
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

[編集] 緑青

• 備考
  • Pauper League on 05/24/2023 5-0（参考）
  • 使用者：Leobertucci
• フォーマット
  • パウパー（～機械兵団の進軍）

• 時間の泉/Temporal Springは通常の土地破壊手段と異なり、一時しのぎではあるが橋に対処することも可能であるため、モダンホライゾン2以降の緑青系のポンザで採用されることがある。

[編集] ポンザ(指輪物語：中つ国の伝承以降)

[編集] 赤緑

• 備考
  • Pauper Challenge 8/11/2023 優勝（参考）
  • 使用者：LasVegasChaos
• フォーマット
  • パウパー（～統率者マスターズ）

• 土地サイクリングを持つ気前のよいエント/Generous Entを採用したことで、土地を17枚まで減らした構成となっている。
• 雪崩し/Skredのために氷雪土地が採用される。

[編集] 黒赤緑

• 備考
  • Pauper League on 07/26/2023 5-0（参考）
  • 使用者：Kampo
• フォーマット
  • パウパー（～指輪物語：中つ国の伝承）

• こちらは気前のよいエント/Generous Entに加えカザド＝ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûmがフル投入されており、土地が15枚まで削られている。
• カザド＝ドゥームのトロールは6/5という攻撃的なスタッツに加えて強力な回避能力を備えており、追加のフィニッシャーとしても運用される。

[編集] 緑青赤

• 備考
  • Pauper League on 03/23/2024 5-0（参考）
  • 使用者：ManamanVanTurk
• フォーマット
  • パウパー（～カルロフ邸殺人事件）

[編集] 緑青

• 備考
  • Pauper League on 05/25/2024 5-0（参考）
  • 使用者：TuggaNaxos
• フォーマット
  • パウパー（～サンダー・ジャンクションの無法者）

[編集] 非ポンザ

[編集] 黒赤緑

• 備考
  • Pauper Challenge #12280398 on 04/04/2021 優勝（参考）
  • 使用者：cicciogire
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

• 土地破壊呪文を採用せず、軽量クリーチャー除去と荒廃稲妻/Blightningで序盤をコントロールする。

[編集] 黒緑青

• 備考
  • Pauper League on 03/03/2021 5-0（参考）
  • 使用者：gmaoMTG
• フォーマット
  • パウパー（～カルドハイム）

[編集] ワイルドファイア

[編集] 赤緑

• 備考
  • Pauper Challenge #12299477 on 06/06/2021 4位（参考）
  • 使用者：aarong
• フォーマット
  • パウパー（～モダンホライゾン2）

• 浄化の野火/Cleansing Wildfireを採用したグルール・ワイルドファイア/Gruul Wildfireと呼ばれるタイプ。
• アーティファクト・土地を多く採用しているため、感電破/Galvanic Blastの金属術達成が容易である。

[編集] 黒赤緑

• 備考
  • Pauper League on 10/27/2021 5-0（参考）
  • 使用者：Lorac
• フォーマット
  • パウパー（～イニストラード：真夜中の狩り）

[編集] 緑青赤

• 備考
  • Pauper League on 01/26/2022 5-0（参考）
  • 使用者：King-Strawberry
• フォーマット
  • パウパー（～兄弟戦争）

[編集] エルドラージランプ

[編集] 赤緑

• 備考
  • Pauper Challenge 32 7/26/2024 優勝（参考）
  • 使用者：Captain_Tsubasa
• フォーマット
  • パウパー（～モダンホライゾン3）

• 土地破壊呪文を採用しない赤緑のタイプ。
• 邪悪鳴らし/Malevolent Rumbleが追加のマナ加速兼手札補充手段として採用されている。

[編集] 緑青赤

• 備考
  • Pauper League on 06/15/2024 5-0（参考）
  • 使用者：gartuyzz
• フォーマット
  • パウパー（～モダンホライゾン3）

[編集] 参考

• 続唱 (デッキ)
• デッキ集