カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûm
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クリーチャー — トロール(Troll)
カザド=ドゥームのトロールは、3体以上のクリーチャーにしかブロックされない。
沼サイクリング(1)((1),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。)
WHISPERの英語版カード名はアクセント符号が欠落しています。正しくはTroll of Khazad-dûmです。
サイクルの仲間と同様、わずか不特定1マナで土地サイクリング可能な点がセールスポイント。フィニッシャーだけでなく色事故や土地事故の解消にも繋がるほか、黒であるためリアニメイトと絡めやすい点も強みで、着地後は回避能力とサイズを活かしたフィニッシャーとして運用できる。
モダンの黒単貴重品室のような1マナ(相当)の初動が山盛りの黒単色デッキに追加で投入される他、パウパーではカルニブラックやドレッジリアニメイトで採用される。レガシーではオークの弓使い/Orcish Bowmastersの影響により再活性/Reanimateが多くのデッキで積まれるようになったため、デッキスロットを圧迫しにくいリアニメイト先として様々なデッキで採用されるようになった。フェッチランドと異なり血染めの月/Blood Moon影響下でも沼/Swampを持ってこれることも密かな利点。
リミテッドにおいても優秀で、サイクルの仲間と同様にタッチ程度でも使えるピックしやすい1枚。サイクルの中では最も攻撃的で単体でゲームを終わらせる力を持ち、魔王の台頭/Rise of the Witch-Kingで墓地から飛び出してくることもあり油断できない。
- 同様の回避能力を持つカードについてはGorilla Berserkersを参照。
[編集] 禁止指定
2025年3月31日より、レガシーで禁止カードに指定される。トロールの存在がリアニメイトに従来のアンフェア的な動きだけでなくフェアデッキ的な動きを可能にさせており、相手をしていてフラストレーションが溜まりやすいデッキにさせてしまっていた。これによる環境的な圧力も相まって低速デッキがメタゲームからはじき出されており、フォーマット人口を減少させてしまっていたため[1]。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
指輪物語:中つ国の伝承の、自身の色に対応した基本土地タイプの土地サイクリング(1)を持つサイクル。いずれもコモン。
- 北方の大鷲/Eagles of the North(平地)
- ロリアンの発見/Lórien Revealed(島)
- カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûm(沼)
- オリファント/Oliphaunt(山)
- 気前のよいエント/Generous Ent(森)
[編集] 脚注
- ↑ Banned and Restricted Announcement – March 31, 2025/2025年3月31日 禁止制限告知(Daily MTG 2025年3月31日 該当部分はCarmen Klomparens著)