突然の衝撃/Sudden Impact

提供：MTG Wiki

2018年11月28日 (水) 00:40時点における版

赤くなった嵐の運び手/Storm Seeker。手札の溜まりやすいパーミッション・コントロール相手のサイドボード候補となる。

初出のテンペスト・ブロックには同じマナコストの電撃破/Lightning Blastが収録されていたため、しばしば比較対象に挙げられた。前者は対象がプレイヤー限定ながら、上述のようにそのプレイヤーが5枚以上の手札を持っていると大ダメージを期待できること、後者はダメージ固定ながらクリーチャーを対象にできるため、小回りが利くことを踏まえて選択する必要があった。

オデッセイ・ブロックを含むスタンダードでは対激動サイカトグに活躍。激動/Upheaval直後に唱えればほぼ一撃で仕留められたため、赤いデッキではよく見かけられた。また、第９版での再録時には吠えたける鉱山/Howling Mineとの相性の良さを買われ、ハウリング・オウルで採用された。

• 時のらせんで登場した刹那呪文っぽいカード名だが、刹那は持っていない。突然のショック/Sudden Shockと英語名の意味が似ているので、デッキリストで書き間違えないよう注意。

関連カード

緑の嵐の運び手/Storm Seekerが元祖だが、突然の衝撃以降は赤の役割となっている。

主な亜種

特記していない限りインスタントである。

• 仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaro - 秘儀である代わりにダブルシンボル。4マナ。（神河救済）
• 不純な影/Vicious Shadows - クリーチャーが死亡するたびに突然の衝撃が誘発する。7マナのエンチャント。（アラーラの断片）
• ルーン炎の罠/Runeflare Trap - 対戦相手が同一ターンに3枚以上カードを引いていると1マナで唱えられる。6マナダブルシンボル。（ゼンディカー）
• 溶鉄の精神/Molten Psyche - 各プレイヤーの手札を全てライブラリーに戻して同枚数ドローさせ、このターンのドロー枚数分ダメージ。3マナダブルシンボルのソーサリー。（ミラディンの傷跡）
• 悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded - 忠誠度能力の一つに突然の衝撃を持つ。ダブルシンボル2マナのプレインズウォーカー。（アヴァシンの帰還）
• 労苦+苦難/Toil+Trouble - 分割カード（苦難/Trouble）。3マナのソーサリー。（ドラゴンの迷路）
• 嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon - 怪物的になったときに各対戦相手に影響する突然の衝撃が誘発する。ダブルシンボル5マナのクリーチャー。（テーロス）
• コルバスの憤怒/Khorvath's Fury - 敵と指定した各プレイヤーに突然の衝撃。味方と指定したプレイヤーには全手札交換。5マナのソーサリー。（バトルボンド）

総枚数ではないが、対戦相手の手札内容を参照する火力として他に

• Inquisition - 白のカード枚数しか数えない。黒3マナのソーサリー。（ザ・ダーク）
• シロッコ/Sirocco - 青のインスタントしか数えないが1枚につき4点のライフロス。ただし、そのインスタントを捨てれば回避される。2マナ。（ミラージュ）
• 血の誓い/Blood Oath - 宣言したカード・タイプ1つと同じタイプの対戦相手の手札1枚につき3点ダメージ。4マナ。（メルカディアン・マスクス）
• 点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter - サボタージュ能力で(2)(赤)支払って色1色を選択して、その色の手札枚数分ダメージ。黒赤緑6マナの伝説のクリーチャー。（インベイジョン）
• 脳髄の渦/Cerebral Vortex - 対象プレイヤーは2ドローしてからこのターンにドローした枚数分ダメージ。青赤3マナ。（ギルドパクト）
• 思考の大出血/Thought Hemorrhage - 宣言した土地でないカード名と同じ名前の対戦相手の手札1枚につき3点ダメージの頭蓋の摘出/Cranial Extraction。赤黒4マナのソーサリー。（アラーラ再誕）
• 味方からの誤射/Friendly Fire - 対戦相手に無作為に手札を1枚公開させ、そのカードのマナ・コスト分のダメージを対象クリーチャーとそのコントローラーに与える。4マナ。（運命再編）

などが存在している。

参考

• カード個別評価：テンペスト - アンコモン
• カード個別評価：第１０版 - アンコモン
• カード個別評価：第９版 - アンコモン
• カード個別評価：第８版 - アンコモン
• カード個別評価：第７版 - アンコモン