懲罰者カード

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*[[嵐のイフリート/Tempest Efreet]]([[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]])
 
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*[[Wand of Ith]]([[ザ・ダーク]])
 
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*[[浸食/Erosion]]([[第4版]])
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*[[ナフス・アスプ/Nafs Asp]](第4版)
 
*[[Essence Vortex]]([[アイスエイジ]])
 
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*[[Giant Albatross]]([[ホームランド]])
 
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*[[シロッコ/Sirocco]]([[ミラージュ]])
 
*[[シロッコ/Sirocco]]([[ミラージュ]])
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*[[腐敗/Decomposition]](ミラージュ)
 
*[[禁じられた儀式/Forbidden Ritual]]([[ビジョンズ]])
 
*[[禁じられた儀式/Forbidden Ritual]]([[ビジョンズ]])
 
*[[吐息の盗人の墓所/Breathstealer's Crypt]](ビジョンズ)
 
*[[吐息の盗人の墓所/Breathstealer's Crypt]](ビジョンズ)
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*[[ムンドゥングー/Mundungu]](ビジョンズ)
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*[[魔力の汚点/Power Taint]]([[ウルザズ・サーガ]])
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*一部の'''[[リスティック]]'''効果([[プロフェシー]])
 
*[[上天の裂け目/Aether Rift]]([[インベイジョン]])
 
*[[上天の裂け目/Aether Rift]]([[インベイジョン]])
 
*[[滅びへの選択/Choice of Damnations]]([[神河救済]])
 
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*[[ガラスのアスプ/Glass Asp]]([[時のらせん]])
 
*'''[[恐喝カード]]'''([[次元の混乱]])
 
*'''[[恐喝カード]]'''([[次元の混乱]])
 
*[[圧制/Tyrannize]]([[シャドウムーア]])
 
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*[[ヴェクティスの威圧者/Vectis Dominator]]([[アラーラ再誕]])
 
*[[ヴェクティスの威圧者/Vectis Dominator]]([[アラーラ再誕]])
 
*[[痛ましい苦境/Painful Quandary]]([[ミラディンの傷跡]])
 
*[[痛ましい苦境/Painful Quandary]]([[ミラディンの傷跡]])
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*[[孤立の監房/Isolation Cell]]([[新たなるファイレクシア]])
 
*[[苛立たしい小悪魔/Vexing Devil]]([[アヴァシンの帰還]])
 
*[[苛立たしい小悪魔/Vexing Devil]]([[アヴァシンの帰還]])
 
*[[殺戮の波/Killing Wave]](アヴァシンの帰還)
 
*[[殺戮の波/Killing Wave]](アヴァシンの帰還)
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*[[危険因子/Risk Factor]]([[ラヴニカのギルド]])
 
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*[[悪意の魔神/Archfiend of Spite]]([[統率者2019]])
 
*[[悪意の魔神/Archfiend of Spite]]([[統率者2019]])
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*[[野望の宮廷/Court of Ambition]]([[統率者レジェンズ]])
 
*[[ターグリッドのランタン/Tergrid's Lantern]]([[カルドハイム]])
 
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*[[枯れ冠/Withercrown]](カルドハイム)
 
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*[[オニキス教授/Professor Onyx]]([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
 
*[[オニキス教授/Professor Onyx]]([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
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*ライフコストを要求する'''[[護法]]'''(ストリクスヘイヴン:魔法学院以降)
 
*[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]]([[フォーゴトン・レルム探訪]])
 
*[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]]([[フォーゴトン・レルム探訪]])
 
*[[敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary]]([[ニューカペナの街角]])
 
*[[敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary]]([[ニューカペナの街角]])
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*[[甦りし悪夢、ブレイズ/Braids, Arisen Nightmare]]([[団結のドミナリア]])
 
*[[甦りし悪夢、ブレイズ/Braids, Arisen Nightmare]]([[団結のドミナリア]])
 
*[[ブレイズの恐るべき復活/Braids's Frightful Return]](団結のドミナリア)
 
*[[ブレイズの恐るべき復活/Braids's Frightful Return]](団結のドミナリア)
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*[[ドラゴン使い、シヴィトリ/Sivitri, Dragon Master]]([[団結のドミナリア統率者デッキ]])
 
*[[トゥームブレイド/Tomb Blade]]([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]])
 
*[[トゥームブレイド/Tomb Blade]]([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]])
 
対戦相手の選択によって[[戦闘]]参加を拒否されるクリーチャー式のものは[[メテンダ・ライオン/Mtenda Lion]]の項を参照。
 
対戦相手の選択によって[[戦闘]]参加を拒否されるクリーチャー式のものは[[メテンダ・ライオン/Mtenda Lion]]の項を参照。

2022年10月18日 (火) 10:09時点における版

懲罰者カード(Punisher Card)とは、オデッセイ・ブロックで登場した『〜(ダメージを受ける)ことを選ばない限り〜(効果)する。』といった効果を持ったカードの総称。くだけた言い方をすれば「〜〜されるのと、あなた自身がダメージを受けるの、どっちがいい?」と聞くようなカードである。


Browbeat / 怒鳴りつけ (2)(赤)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。どのプレイヤーも「怒鳴りつけは自分に5点のダメージを与える。」を選んでよい。誰もそうしなかったなら、そのプレイヤーはカードを3枚引く。


懲罰者/Punisherというメカニズム名は開発時からの呼称で、ルール上のキーワードではない。

解説

対戦相手に選択権を与えているためマナ・コストに対してダメージ、効果ともに大きくなっている。また、本来の色の役割ではない効果を与えられているものがある。ただし、本来の効果とダメージのどちらも効く状況でのみ有効に働くものが殆どである。

低速デッキでは直接火力スロットを割きたくないし、超速攻系のデッキでは選択不能な通常の火力を選択したい、というジレンマがあるため、使いどころが難しい。火炎破/Fireblastのような見えない脅威があれば話は別だが、環境柄それも望めない場合が多い。

対戦相手に最終的な選択権があるカードは弱いとされ、あまり使われていない(→山分けカード#相手に選択権のあるカードは弱い理由)。例外的に、どちらを選ばれても強力な怒鳴りつけ/Browbeatは広く使われ、その他にも溶岩のあぶく/Lava Blister、(自分への)焚書/Book Burningがデッキによっては使われた。

  • テキスト中にある「〜はそのプレイヤーに〜点ダメージを与える」の「そのプレイヤー」とは、その直前に書いてある「この効果を選択したプレイヤー」のことを指す。また、テキストのそれ以外の部分に「そのプレイヤー」という記述があったとき、それは「対象になっているプレイヤー」のことを指す。それぞれ指しているプレイヤーが違う場合があるので注意すること。特に焚書/Book Burningのテキストは勘違いしやすい。
  • リスティックの亜種とも言える。リスティックが相手にマナを要求する所を、懲罰者カードは相手にライフ(ダメージ)を要求している。

該当カード

以下10種が該当する。

また、若干テキストが異なるが、同ブロックの以下のカードも該当すると言っていいだろう。

さらに、このような「ライフか他効果かを相手に選ばせる」コンセプトは、これ以前/以降にも多数存在している(太字はメカニズム)。

対戦相手の選択によって戦闘参加を拒否されるクリーチャー式のものはメテンダ・ライオン/Mtenda Lionの項を参照。

また、貢納も「伝統的なものより改良された」一種の懲罰者メカニズムとして開発部から扱われることがある[1]神々の軍勢)。

参考

  1. A Tribute to Punisher/懲罰者への貢納Latest Developments 2014年2月28日 Sam Stoddard著/益山拓也訳)
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