鏡ストーム
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鏡ストーム(Beseech Storm)は、エルドレインの森参入後のエターナル環境に存在するストームデッキの一種。ミラーストームとも呼ばれる。
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[編集] 概要
ソーサリー
協約(この呪文を唱えるに際し、アーティファクトやエンチャントやトークンのうち1つを生け贄に捧げてもよい。)
あなたのライブラリーからカード1枚を探し、裏向きで追放する。その後、ライブラリーを切り直す。この呪文が協約されているなら、その追放されたカードを、それの呪文としてのマナ総量が4以下であるなら、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。これによりそれを唱えなかったなら、その追放されたカードをあなたの手札に加える。
エンチャント 土地 — (Urza’s) 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― ウルザの物語は「(T):(◇)を加える。」を得る。
II ― ウルザの物語は「(2),(T):『このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。』を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を得る。
III ― あなたのライブラリーからマナ・コストが(0)か(1)のアーティファクト・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
鏡に願いを/Beseech the Mirrorを協約で唱えることで、苦悶の触手/Tendrils of Agonyをはじめとする様々なカードをライブラリーからサーチして、マナ・コストを支払うことなく唱えるギミックを搭載している。鏡に願いをの採用自体はTESなどの他のストームデッキでも見られるが、協約コストとなる軽いアーティファクト群と相性のいいウルザの物語/Urza's Sagaの採用が特徴的であり、これによって構築物・トークンによるビートダウンというコンボとは別軸の勝ち筋を確保している。
[編集] レガシー
〔緑〕 ソーサリー
待機4 ― (緑)
ターン終了時まで、あなたはあなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、カードがいずこかからあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそのカードを追放する。
エンチャント
あなたの各ターンに、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
あなたが呪文を唱えるたび、カードを2枚引く。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの手札を捨てる。
レガシーにおいては、鏡に願いを/Beseech the Mirrorでサーチしつつ踏み倒す枠としてガイアの意志/Gaea's Willや創造の歌/Song of Creationが採用される場合が多い。
[編集] サンプルリスト
Beseech Storm(Legacy) [1] | |||||||||||||
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- 対戦相手のドローを牽制しつつ、永劫のこだま/Echo of Eonsと組み合わせることで7点火力を飛ばせるオークの弓使い/Orcish Bowmastersが採用されている。
[編集] ヴィンテージ
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
ヴィンテージにおいては鏡に願いを/Beseech the Mirrorによって、
- 一つの指輪/The One Ring: 唱えるのでプロテクションも得られる
- 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse: クリーチャーとしても強力であり、Bazaar of Baghdadや逆説的な結果/Paradoxical Outcome、指輪を対策可能
- 修繕/Tinker: ここからさらにボーラスの城塞/Bolas's Citadelやファイレクシアへの門/Portal to Phyrexiaへとアクセス可能
- Time Vault: 多用途の鍵/Manifold Keyと組み合わせて無限ターン
など、非常に多彩なカードにアクセス可能である。これらを相手によって使い分けることができ、さらに狼狽の嵐/Flusterstormに加えてかつてのTPSよろしく意志の力/Force of Willまで採用されていることから、ストームデッキでありながらコンボ一辺倒ではなく、受けがそれなりに広いのが特徴である。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- アジアヴィンテージ選手権23 Top8(参考)
- 使用者:篠原元
- フォーマット