カウンターフェルダグリフ
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カウンターフェルダグリフ(Counter Phelddagrif)は、Phelddagrifまたは探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrifをフィニッシャーとする緑白青3色のコントロールデッキ。
目次 |
概要
伝説のクリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):Phelddagrifはターン終了時までトランプルを得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):Phelddagrifはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):Phelddagrifをオーナーの手札に戻す。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
クリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):探索するフェルダグリフはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):ターン終了時まで、探索するフェルダグリフはプロテクション(黒)とプロテクション(赤)を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):探索するフェルダグリフはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
元々はアライアンスで登場したPhelddagrifをフィニッシャーに据えたコントロールデッキのことを指したが、プレーンシフトでリメイクである探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrifが登場したため、そちらをフィニッシャーとするコントロールデッキも同じ名称で呼ばれるようになった。どちらも多色ながら4マナで4/4に能力が3つという抜群のコスト・パフォーマンスを誇る。
インベイジョン・ブロック期
探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrifを使用したものがインベイジョン・ブロック構築と同時期のスタンダードに存在した。
ブロック構築初期のものは、Voidやステロイドなどの赤系デッキをメタり、プロテクションクリーチャーや探索するフェルダグリフで粘りつつ翻弄する魔道士/Meddling Mageで対戦相手のキーカードを封殺するビート・コントロール系のデッキであった。しかし、3色ゆえに安定性が低い上、個々のカードパワーも低くそれほど活躍することはできなかった。
対抗色をフィーチャーしたアポカリプスの登場で状況は一変。強力な多色カードを活用したグッドスタッフデッキとしてメタゲームの一角を担うことになる。対抗色ペインランドなどの優秀な基本でない土地の追加によりマナ基盤の安定性も大きく向上した。
- スタンダードではパーミッションのフィニッシャーに探索するフェルダグリフを据えたものが主流だった。詳細はトリーヴァコントロールのページを参照のこと。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (20) | |
4 | 探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif |
4 | 翻弄する魔道士/Meddling Mage |
4 | 嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice |
4 | 神秘の蛇/Mystic Snake |
4 | カヴーのタイタン/Kavu Titan |
呪文 (15) | |
4 | 嘘か真か/Fact or Fiction |
4 | 吸収/Absorb |
4 | 排撃/Repulse |
1 | 砕土/Harrow |
2 | 除外/Exclude |
土地 (25) | |
5 | 島/Island |
4 | 森/Forest |
2 | 平地/Plains |
4 | エルフェイムの宮殿/Elfhame Palace |
4 | 沿岸の塔/Coastal Tower |
4 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast |
2 | シヴの浅瀬/Shivan Reef |
サイドボード | |
4 | 反論/Gainsay |
2 | ジャングルの障壁/Jungle Barrier |
2 | オーラの突然変異/Aura Mutation |
2 | 十二足獣/Dodecapod |
2 | 撹乱/Disrupt |
2 | アルマジロの外套/Armadillo Cloak |
1 | 抹消/Obliterate |
アイスエイジ・ブロック期
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
基本的な動きは青白コントロールと変わらず、青のカウンターと白の除去で序盤をしのぎ、青のドローでマナ基盤を整え、ボードコントロールが確立したらフィニッシャーで勝利を決める。当時はドローに緑の森の知恵/Sylvan Libraryも使用された。
サンプルレシピ
- 備考
- オーストラリア選手権97 優勝・準優勝
- 使用者:Lenny Collin、Rod Ho
- フォーマット
メインデッキ (61) | |
---|---|
クリーチャー (7) | |
2 | Phelddagrif |
4 | 大気の精霊/Air Elemental |
1 | 竜巻のジン/Waterspout Djinn |
呪文 (26) | |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
3 | 意志の力/Force of Will |
2 | 雲散霧消/Dissipate |
1 | 渦まく知識/Brainstorm |
4 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
3 | 神の怒り/Wrath of God |
3 | 解呪/Disenchant |
1 | 火の玉/Fireball |
3 | 火葬/Incinerate |
2 | 森の知恵/Sylvan Library |
土地 (28) | |
4 | Thawing Glaciers |
2 | 流砂/Quicksand |
2 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise |
2 | Kjeldoran Outpost |
2 | アダーカー荒原/Adarkar Wastes |
1 | 森/Forest |
2 | 山/Mountain |
5 | 平地/Plains |
8 | 島/Island |
サイドボード | |
1 | 神の怒り/Wrath of God |
3 | 赤の防御円/Circle of Protection: Red |
2 | 黒の防御円/Circle of Protection: Black |
2 | 紅蓮破/Pyroblast |
3 | 政略/Political Trickery |
1 | 解呪/Disenchant |
1 | 静寂/Serenity |
2 | 紅蓮地獄/Pyroclasm |