クリンナップ・ステップ

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2017年2月12日 (日) 16:20時点におけるSinryow (トーク | 投稿記録)による版
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クリンナップ・ステップ/Cleanup Step最終フェイズの、そしてターンの最後のステップ。ただし何度もこのステップが行なわれる場合もある。

ステップの流れ

まず最初にアクティブ・プレイヤー手札の枚数が手札の上限を超えていた場合、上限枚数になるまで手札を捨てる

次に、パーマネント負っていたダメージは取り除かれ、「ターン終了時まで」および「このターン」の継続期間の継続的効果は終了する。

以上はターン起因処理として処理され、スタックを使用しない。

その後、処理すべき状況起因処理(たとえば修整が失われることでタフネスが0以下になったクリーチャーがいる場合など)の有無と、誘発してスタックに積まれるのを待っている誘発型能力(マッドネスなど)の有無が確認される。いずれも存在しない場合、優先権は発生せず(誰も呪文唱えたり能力起動したりする機会を得ることなく)このステップは終了する。

いずれか一方でも存在するのならば、状況起因処理が処理されたあと、誘発型能力がスタックに積まれたのち、アクティブ・プレイヤー優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできようになる。その後、スタックが空の状態ですべてのプレイヤーが続けてパスしたなら、再び新たなクリンナップ・ステップが開始される。

解説

  • 古いカードに記載されている「ターン終了時」何かをする効果は、ここで言う「ターン終了時まで」何かする効果とは異なるので注意。紛らわしいので、現在前者の効果は「終了ステップの開始時に」という記述に変更されている。
  • 一部のカードには、「クリンナップ・ステップの開始時に」という誘発型能力を持つものもある(オラクル "at the beginning of" "cleanup step" で検索)。この場合、クリンナップ・ステップのターン起因処理と、その後の状況起因処理を実行してから、その誘発型能力をスタックに積む。下記の総合ルール514.3aも参照。
    • 上記の「終了ステップの開始時に」とは誘発するタイミングが異なるので区別が必要。例えば、終了ステップの開始時に戦場を離れる生け贄に捧げられる、追放されるなど)能力を持つパーマネントは、終了ステップの間に戦場に出せば2ターンにわたって戦場にいられる一方、クリンナップ・ステップの開始時に戦場を離れる能力を持つパーマネントはそのようなことはできない(→ホワイト・ライトニング)。
    • 「クリンナップ・ステップの開始時に」という表記が存在しなかった当時、一時「実存」というキーワード能力によって同等の処理が実現されていた。

引用:総合ルール 20231117.0

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