硬化した鱗
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2019年1月9日 (水) 18:09時点における版
硬化した鱗 (Hardened Scales) は、硬化した鱗/Hardened Scalesと+1/+1カウンターに関するカードのシナジーを中心に据えたビートダウンデッキの総称。単に鱗 (Scales) とも。主にマジック・オリジン参入後のスタンダード環境とモダンに存在する。
目次 |
概要
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーの上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるなら、代わりにその数に1を足した数の+1/+1カウンターをそれの上に置く。
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
搭載歩行機械は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
搭載歩行機械が死亡したとき、これの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),(T):搭載歩行機械の上に+1/+1カウンターを1個置く。
硬化した鱗/Hardened Scalesを設置し、自分自身に+1/+1カウンターを置く能力を持つ搭載歩行機械/Hangarback Walkerなどのサイズを引き上げることを狙う。
スタンダード
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)
トランプル
プレイヤーが呪文を1つ唱えるたび、マナ喰らいのハイドラの上に+1/+1カウンターを1個置く。
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とする。このターン、それが与えるすべてのダメージを軽減する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはエンチャントを1つ生け贄に捧げる。
・クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
・あなたがコントロールするクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
タルキール覇王譚参入直後はほとんど活躍できなかったが、マジック・オリジンから搭載歩行機械/Hangarback Walkerとマナ喰らいのハイドラ/Managorger Hydraを獲得したことで、少数ながらも環境に姿を見せるようになった。
+1/+1カウンターを置きながらビートダウンをサポートできるドロモカの命令/Dromoka's Command、回避能力を付与するアブザンの鷹匠/Abzan Falconerもよく使われる。
戦乱のゼンディカー参入後はローテーションにより不動のアジャニ/Ajani Steadfastなどを失うも、引き続き環境に存在している。特にゲートウォッチの誓い参入後はゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikarの獲得により、大きく強化されている。
主に緑白2色で組まれるが、戦乱のゼンディカー参入後はフェッチランド+バトルランドの組み合わせにより色を増やすのが容易になったため、他の色をタッチしたものも登場している。
サンプルリスト
マジック・オリジン後
- 備考
- ワールド・マジック・カップ15大阪予選 準優勝 (参考)
- 使用者:山田拓也
- フォーマット
- マジック・オリジン参入後のもの。
戦乱のゼンディカー後
- 備考
- グランプリインディアナポリス15 ベスト8 (参考)
- 使用者:David Phelps
- フォーマット
Bant Hardened Scales [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 戦乱のゼンディカー参入後(ローテーション直後)のもの。頑固な否認/Stubborn Denialのために青がタッチされている。
ゲートウォッチの誓い参入後
- 備考
- グランプリヒューストン16 ベスト4 (参考)
- 使用者:Mark Jacobson
- フォーマット
GW Scales [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゲートウォッチの誓い参入後のもの。
モダン
モダンでは親和とのハイブリッドデッキが存在する。鱗親和 (Hardened Scales Affinity) とも呼ばれる。
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)
アーティファクト1つを生け贄に捧げる:電結の荒廃者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
アーティファクト
あなたがコントロールするパーマネント1つの上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、無色の1/1の霊気装置(Servo)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(3),(T):パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とし、そのパーマネントの上に置かれているかそのプレイヤーが持つカウンター1個を選ぶ。それと同じ種類のカウンターを1個、そのパーマネントの上に置くか、そのプレイヤーに与える。
接合をもつ電結の荒廃者/Arcbound Ravagerと硬化した鱗/Hardened Scalesの相性は素晴らしく、搭載歩行機械/Hangarback Walkerや歩行バリスタ/Walking Ballistaなどとのシナジーを狙う。
- 公式のデイリー・デッキも参照。
サンプルリスト
- 備考
- グランプリプラハ18 優勝(参考)
- 使用者:Lauri Pispa
- フォーマット
Hardened Scales Affinity [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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