青赤ビートダウン
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2016年12月19日 (月) 16:33時点における版
青赤ビートダウン(UR Beatdown)は、青赤2色で組まれたビートダウンデッキの総称。
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概要
青・赤ともに小型クリーチャーのサイズが小粒になりやすいため、対抗2色の組み合わせの中でもビートダウンデッキとして組まれることは稀な部類に入る。
主に青ウィニーに赤の火力を投入した、ウィニー・バーンの形態をとることが多い。
テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
基本セット2015でアーティファクト戦略の中心となるカードが多数登場して以来、それを活用するデッキが模索され続けてきたが、目立った成果を上げることはできなかった。しかしそれから約1年後、マジック・オリジンでカラデシュ/Kaladesh関連のカード群が登場したことで、青赤アーティファクト(UR Artifacts)、青赤アーティファクトの魂込め(UR Ensoul Artifact)などの名で呼ばれるデッキがメタの一角を占めるまでになった。
羽ばたき飛行機械/Ornithopterや搭載歩行機械/Hangarback Walkerなどの軽量アーティファクト・クリーチャー、およびつむじ風のならず者/Whirler Rogueなどが生み出す飛行機械トークンを並べ、アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifactや幽霊火の刃/Ghostfire Blade、鋳造所の隊長/Chief of the Foundryで強化して素早くライフを削り切る。
特にアーティファクトの魂込めは単純な強化効率の高さに加え、幽霊火の刃やダークスティールの城塞/Darksteel Citadelなどのクリーチャーでないアーティファクトをクリーチャー化できることもあり、打点上昇に大きく貢献するこのデッキのキーカード。とどめの本体火力となり、搭載歩行機械とのシナジーがある爆片破/Shrapnel Blastも重要なパーツ。
プロツアー「マジック・オリジン」では使用率4位となり(参考/翻訳)、Top8に2人を送り込んだ。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「マジック・オリジン」 準優勝 (参考/参考)
- 使用者:Mike Sigrist
- フォーマット
UR Ensoul Artifact [1] | |
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ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsと装備品を主力としたDelver-Bladeと呼ばれるデッキタイプのうち、青赤の構成のものが存在する。
詳細はDelver-Bladeのページを参照のこと。
ミラージュ・ブロック構築
ミラージュ・ブロック構築では、赤スライに青の打ち消し呪文を採用したSumuが登場した。
記憶の欠落/Memory Lapseなどの打ち消しを採用したことで当時猛威を振るっていたコンボデッキ・プロスブルームに優位に立つことができた。
モダン
モダン環境では、フェアリーデッキのバリエーションとして組まれる。
特にやっかい児/Pestermiteのクリーチャー・タイプがフェアリーであることから、欠片の双子/Splinter Twinと合わせて欠片の双子コンボを搭載することが多い。
また、欠片の双子が禁止されて以降は青赤果敢または青赤窯の悪鬼と呼ばれる高速アグロデッキが台頭している。
窯の悪鬼/Kiln Fiendと僧院の速槍/Monastery Swiftspearを戦場に出し、軽量ドロースペルや各種ファイレクシア・マナスペルを連打して強化、ティムールの激闘/Temur Battle Rageで大ダメージを叩き込むのが基本戦術。コンセプト自体は従来から存在したが、欠片の双子デッキの衰退によりオールイン系デッキ全般が動きやすくなったこと、モダンの基本除去である稲妻/Lightning Boltで対処されない氷の中の存在/Thing in the Iceの登場、ファストランドである尖塔断の運河/Spirebluff Canalの参入などにより頭角を表している。
ヴィンテージ
ヴィンテージでは、クロック・パーミッションのフィッシュのバリエーションとして組まれる。
対ウィニーに効果的な渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer、優秀なユーティリティーの火+氷/Fire+Ice、赤のアーティファクト破壊に色対策カードの赤霊破/Red Elemental Blastや紅蓮破/Pyroblastといったカードがヴィンテージのメタゲームに合致しているのがこのデッキカラーを選ぶ利点だといえる。
サンプルレシピ
- 備考
- ヴィンテージ選手権04 ベスト8 (参考)
- 使用者:Tom Rotchad
- フォーマット
UR Fish [2] | |||||||||||||||||||||||||||||
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