ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
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*[[From the Vault:Relics]]に{{Gatherer|id=212637|新規イラスト}}で収録された。 | *[[From the Vault:Relics]]に{{Gatherer|id=212637|新規イラスト}}で収録された。 | ||
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*[[単色デッキ]]で使われていた時代に、使用頻度の高かった[[色]]の順と、それによって補われる効果は以下の通り。 | *[[単色デッキ]]で使われていた時代に、使用頻度の高かった[[色]]の順と、それによって補われる効果は以下の通り。 |
2013年1月4日 (金) 17:59時点における版
Nevinyrral's Disk / ネビニラルの円盤 (4)
アーティファクト
アーティファクト
ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する。
マジック創世記から活躍していた、大量のパーマネント破壊が可能な優秀リセットボタン。アーティファクトゆえ色拘束を気にする必要がなく、そのため多色デッキで使われる傾向が強いが、以前は色の弱点を補えるということから、単色デッキでの使用が主だった。
登場時はネクロポーテンス/Necropotenceとの凶悪な相性の良さを以てネクロディスクを創り出し、悪名高いネクロの夏を生み出した元凶となった。
エターナルのランドスティルではメインの除去になる。ただ、メタによって色をタッチし、破滅的な行為/Pernicious Deedが使用される事も多い。
- スタックルールの導入で強さが増したカードの1つ。スタックルール導入以前は、タップ状態の時に粉砕/Shatterなどを唱えられた際、ぐるぐる/Twiddleなどで「対応してアンタップする」ことまではできても「起動する」ことはできなかった。ぐるぐるの解決にはいると呪文や能力が全て解決されるまで新たに呪文や能力をプレイできなかったため。もちろん現在のスタックルール下では呪文や能力が1つ解決するごとに優先権を得られるので、問題なく起動できる。
- プレインンズウォーカーが存在する現在では、万能性はかつてより相対的に落ちている。
- From the Vault:Relicsに新規イラストで収録された。
利用
基本的にはすぐに全体除去として使うのが普通だが、「一度戦場に出さなければ使用できない」という奇襲性のなさを逆手に取り、すぐに使うつもりがなくても戦場に出しておくことで対戦相手の行動を抑止し、その間に自分のパーマネントを揃えるというテクニックもある。
- それと同時期の格言「ディスクは寝ているうちに割れ」。実際これを破壊するためだけに解呪/Disenchantをタッチで入れる人もいたほど。当時の単色デッキでの使用率の高さを物語るエピソードである。
- コストとして自身を生け贄に捧げることを要求していないため、これが破壊されなかったり再生したりすれば繰り返し起動できる。そのため、アーティファクトを破壊されなくするダークスティールの溶鉱炉/Darksteel Forgeとの相性は抜群。
- これを利用してブーメラン/Boomerangや転覆/Capsizeを使いバウンスして再使用するユーロブルー、次元のほころび/Reality Rippleでフェイズ・アウトさせ使い回すリップルディスクなどのデッキも作られた。使い捨てであるがために容易に再利用ができ、ロックのように使えることが強力さに拍車をかけている。
関連カード
- 軽い火薬樽/Powder Kegや、即座に起動できる忘却石/Oblivion Stone、仕組まれた爆薬/Engineered Explosives等の優秀な亜種がある。また破滅的な行為/Pernicious Deedもこの亜種と言え、時のらせんでは大魔術師サイクルとして円盤の大魔術師/Magus of the Diskが収録されている。
その他
- 通称、『ディスク』『ネビ円』『ネビ盤』『ネビ』。
- カード名はLarry Niven氏の作品及び氏の名前に由来する(→アナグラム)。アナグラムの詳細については、ネビニラル/Nevinyrralのページを参照。
参考
- The Top 50 Artifacts of All Time第11位(WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- ネビニラル/Nevinyrral(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:第5版 - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:リバイズド - レア
- カード個別評価:アンリミテッド - レア
- カード個別評価:Masters Edition - レア
- From the Vault:Relics