ネビニラル/Nevinyrral
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ネビニラル/Nevinyrralは、リミテッド・エディションのネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskのカード名が初出のキャラクター。カードとしては統率者レジェンズのアーボーグの暴君、ネビニラル/Nevinyrral, Urborg Tyrantが初出。
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[編集] 解説
屍術師/Necromancerでリッチ/Lich(高位の魔法使いのアンデッド)の男性(イラスト)。かつての都市アーボーグ/Urborgと、その都市のある地獄のような島を領地とする統治者でもあった。後世の信奉者からは屍道士ネビニラル/the necromage Nevinyrralとも呼ばれる。
氷河期よりも前の時代、ネビニラルはボガーダン/Bogardanを支配する神のような存在たち(the godlike entities)と戦争するも敗北し、彼の王国(realm)は崩壊している。戦争の詳細は明らかにされていないが伝説によると、ネビニラルは敵の策略にはめられ、裂けた地面から噴火した火山によってアーボーグ市が呑み込まれてしまう。略奪者に魔法の財宝を渡すまいと、ネビニラルは最期に円盤を起動した、とされている。
また、彼が記したと伝えられる『ネクロマンサーの手引き/Necromancer's Handbook』という書物が残っている(→第5版以降の蠢く骸骨/Drudge Skeletonsのフレイバー・テキスト)。
[編集] 名前の由来
名前の由来は、作家ラリー・ニーヴン(Larry Niven)の逆綴りである(アナグラム)。
- なお、彼の著作である短編小説「魔法の国が消えていく」には、無限に回転を続けることで土地のマナを完全に消費して、周囲の魔法をすべて無効化してしまう銅製の円盤が出てくる。すなわち、逆綴りであるNevinyrralから、マナ以外の全てを無効化する能力を持たされたのであろう。
時のらせんでは当初、カード化される旧キャラクターの候補に挙げられていた。しかし、名前の由来が洒落てはいるがやや不真面目なため、その案は破棄され、代わりに同じ屍術師のリム=ドゥール/Lim-Dulが「屍術師リム=ドゥール/Lim-Dul the Necromancer」としてカードになった。(→Time Spiral's Wizards参照)
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
- 第5版~第10版
- 蠢く骸骨/Drudge Skeletons
- 時のらせん
- 円盤の大魔術師/Magus of the Disk
- 基本セット2013
- 墓暴き/Disentomb
- ドミナリア
- 闇の取り引き/Dark Bargain
- 統率者レジェンズ
- 悪魔の知識/Demonic Lore
[編集] 登場作品・登場記事
- Dominian Chronicles Weatherlight Ports of Call(Duelist19号の記事)
- Dominian FAQ(Duelist27号の記事)
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)