刈り痕ストーム
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動きは単純で、[[睡蓮の花/Lotus Bloom]]や[[炎の儀式/Rite of Flame]]などの[[マナ加速]]から[[紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swath]]を出す。あとはストームがたっぷり付き、3点[[火力]]となった[[ぶどう弾/Grapeshot]]が相手を焼き尽くす。 | 動きは単純で、[[睡蓮の花/Lotus Bloom]]や[[炎の儀式/Rite of Flame]]などの[[マナ加速]]から[[紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swath]]を出す。あとはストームがたっぷり付き、3点[[火力]]となった[[ぶどう弾/Grapeshot]]が相手を焼き尽くす。 | ||
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+ | [[睡蓮の花/Lotus Bloom]]や[[炎の儀式/Rite of Flame]]だけでは足りない場合が多いため、[[軽い|軽量]]ドローを連打したり、0[[マナ]][[アーティファクト]]をプレイした後[[バウンス]]して更にプレイなどでストームを稼ぐのが普通である。 | ||
+ | 特に[[ギックスのかぎ爪/Claws of Gix]]は、万一相手を倒しきれなかった場合に紅蓮術士の刈り痕を処分することも出来るため最良の相方。 | ||
+ | また、[[ドロー]][[シナジー]]として[[孵化計画/Hatching Plans]]+[[危険な研究/Perilous Research]]を搭載したものは「Perilous Storm」と呼ばれている。 | ||
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+ | *紅蓮術士の刈り痕を2枚出せるなら、その他に呪文を1つプレイするだけでぶどう弾が致死量に到達する。また、紅蓮術士の刈り痕→何らかの呪文→ぶどう弾→ぶどう弾の流れでも致死ダメージになる。 | ||
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+ | [[未来予知]]参入後の[[スタンダード]]で登場し、[[森勝洋]]がチューニングしたバージョンが[[日本選手権07]]で準優勝したことで話題となった。 | ||
− | *[[ | + | *海外では[[デッキチューナー]]の[[森勝洋]]の名前から「Morikatsu Storm」とも呼ばれる。 |
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− | ==サンプルレシピ== | + | ===サンプルレシピ=== |
*備考 | *備考 | ||
**[[日本選手権07]] 準優勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat07ja/welcome 参考]) | **[[日本選手権07]] 準優勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat07ja/welcome 参考]) | ||
**使用者:[[石川錬]] | **使用者:[[石川錬]] | ||
+ | **デザイン:[[森勝洋]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]) | **[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]) | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[ストーム (デッキ)]] | ||
+ | **[[ドラゴンストーム]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2008年12月25日 (木) 11:30時点における版
刈り痕ストームは、未来予知参入後に登場したストーム系コンボデッキ。 主に青赤や、赤単色で組まれる。
目次 |
概要
エンチャント
あなたがコントロールするインスタントかソーサリーの発生源がいずれかのパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、それは代わりにそのパーマネントかプレイヤーにその点数に2をたした点数のダメージを与える。
各終了ステップの開始時に、あなたは手札を捨てる。
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ぶどう弾はそれに1点のダメージを与える。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
動きは単純で、睡蓮の花/Lotus Bloomや炎の儀式/Rite of Flameなどのマナ加速から紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swathを出す。あとはストームがたっぷり付き、3点火力となったぶどう弾/Grapeshotが相手を焼き尽くす。
紅蓮術士の刈り痕を破壊されたりカウンターされると厳しいため、追加のフィニッシャーとして巣穴からの総出/Empty the Warrensを用いる。
時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swathと背骨岩の小山/Spinerock Knollのシナジーに着目した赤単色のデッキが登場。
土地
秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
背骨岩の小山はタップ状態で戦場に出る。
(T):(赤)を加える。
(赤),(T):このターン、対戦相手1人が7点以上のダメージを与えられているなら、あなたはその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
初期は背骨岩の小山/Spinerock Knollからドラゴンの嵐/Dragonstormを撃つタイプのドラゴンストームが主流であったが、後期にはドラゴンの嵐/Dragonstormは外され、純粋なバーン系コンボデッキとなった。
マナ加速から火力を連打しつつ紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swathで威力を上げる。場合によってはフルバーンの火力のみで相手を焼き切ることも出来る。 イーブンタイドではストーム稼ぎに最適な魔力変/Manamorphoseが加わった。
グランプリブエノスアイレス08でベスト8入りして話題となり、日本選手権08でも高桑祥広が使用し、準優勝の戦績をあげた。コンボデッキの為、スライなどの赤系デッキに強いことも利点である。
サンプルレシピ
Mono-Red Storm [1] | |||||||||||||
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ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
この時期は主に青赤のデッキで、コンボの構成要素の赤に、ドローやカウンターのための青を入れている。
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
第9版退場により煮えたぎる歌/Seething Songが消えて成立しなくなっていたドラゴンストームに近い動きを見せる。ドラゴンストームほどマナは必要でないものの、必要なストームの数は増えており、初期ライフの相手ならぶどう弾の前に(紅蓮術士の刈り痕を含めて)呪文を6回プレイする必要がある。
睡蓮の花/Lotus Bloomや炎の儀式/Rite of Flameだけでは足りない場合が多いため、軽量ドローを連打したり、0マナアーティファクトをプレイした後バウンスして更にプレイなどでストームを稼ぐのが普通である。 特にギックスのかぎ爪/Claws of Gixは、万一相手を倒しきれなかった場合に紅蓮術士の刈り痕を処分することも出来るため最良の相方。 また、ドローシナジーとして孵化計画/Hatching Plans+危険な研究/Perilous Researchを搭載したものは「Perilous Storm」と呼ばれている。
- 紅蓮術士の刈り痕を2枚出せるなら、その他に呪文を1つプレイするだけでぶどう弾が致死量に到達する。また、紅蓮術士の刈り痕→何らかの呪文→ぶどう弾→ぶどう弾の流れでも致死ダメージになる。
未来予知参入後のスタンダードで登場し、森勝洋がチューニングしたバージョンが日本選手権07で準優勝したことで話題となった。
サンプルレシピ
- 孵化計画/Hatching Plans+危険な研究/Perilous Researchのギミックを搭載している。トロウケアの敷石/Flagstones of Trokairは危険な研究の餌にもなる。また、紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swathを処理出来る点でも役に立つ場合があり、シナジーが良く考慮されている。
- サイドボードにはピクルスコンボも。