ゾンビ化/Zombify
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*[[屍術的召喚/Necromantic Summons]] - いずれかの墓地のクリーチャーをリア二メイト。[[魔巧]]で[[+1/+1カウンター]]が2個乗る。(4)(黒)。([[マジック・オリジン]]) | *[[屍術的召喚/Necromantic Summons]] - いずれかの墓地のクリーチャーをリア二メイト。[[魔巧]]で[[+1/+1カウンター]]が2個乗る。(4)(黒)。([[マジック・オリジン]]) | ||
*[[骨への血/Blood for Bones]] - [[追加コスト]]でクリーチャー1体を生け贄に捧げるが、リアニメイトと共にクリーチャー1枚を[[回収]]できる。([[基本セット2020]]) | *[[骨への血/Blood for Bones]] - [[追加コスト]]でクリーチャー1体を生け贄に捧げるが、リアニメイトと共にクリーチャー1枚を[[回収]]できる。([[基本セット2020]]) | ||
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2021年2月2日 (火) 20:48時点における版
墓地をテーマとしたオデッセイらしく、非常にシンプルなリアニメイト呪文。リアニメイトの本家である黒ながら、それまでありそうでなかったデメリットなしの分かりやすいカード。そのシンプルさから基本セット再録や亜種にも恵まれている。
4マナと若干重いため、ベンツォなどの高速リアニメイト・デッキの「強烈な大型クリーチャーをマナ・コストを踏み倒して戦場に出す」という基本戦略からすると、多少デメリットがあってもより軽くより早く唱えられる再活性/Reanimateなどに激しく見劣りする。そのため、オデッセイ発売当初はトーナメントレベルではないという扱いを受けていた。
しかし、多少重くなったとはいえ、本来ならそれ以上のコストがかかるクリーチャーをより早く戦場に出せるのだから悪くない。むしろ下手にデメリットがないぶん、従来のように釣り上げて高速ビートダウンすることに特化する必要がなくなり、利用の幅が広がったといえる。その利点に着目され、ラヴニカ・ブロックを含むスタンダードの時代に、コントロール・デッキにおいて「強力なクリーチャーを使い回してアドバンテージを稼ぐ」目的で活用され、基本パーツの一角と認識されるに至った(オルゾフ・コントロール、太陽拳、ヤマコンなど)。
初登場から4年以上の月日を要したものの、黎明期から続いてきたリアニメイト呪文の常識を覆し、新しいリアニメイト戦略の立場を築き上げた、遅咲きの優良呪文である。
- オデッセイ当初、これを採用したリアニメイト・デッキが活躍した例がある(世界選手権03など)。
- この手のデメリットがないタイプのリアニメイトは「本当に復活させる」呪文として、白の役割とされていた。色マナが白である以外まったく同じデザインの生命の息吹/Breath of Lifeなどが存在する。
- テキストレスカードとしてプレイヤー褒賞プログラムプロモに登場。
- 名前のわりにクリーチャーをゾンビにはしない。この辺りのフレイバーを充実させたのが後の墓場からの復活/Rise from the Grave。
- マスターズ25thに新規イラストで再録。
関連カード
主な亜種
明記されない限りソーサリーである。一時的にしか戻さないものは除く。
- 肉体の裏切り/Betrayal of Flesh - 土地を3つ生け贄に捧げることで双呪。クリーチャー破壊のモードも持つ。マナ・コストは(5)(黒)でインスタント。(ミラディン)
- 不穏の標/Beacon of Unrest - いずれかの墓地のクリーチャーまたはアーティファクトをリア二メイト。解決後はライブラリーに戻る。(3)(黒)(黒)。(フィフス・ドーン)
- 墓場の騒乱/Stir the Grave - 点数で見たマナ・コストがX以下限定。(X)(黒)。(神河謀叛)
- 死後剛直/Vigor Mortis - 緑マナを支払うと+1/+1カウンターが置かれる向上呪文。(2)(黒)(黒)。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 戦慄の復活/Dread Return - クリーチャーを3体生け贄に捧げることでフラッシュバック。(2)(黒)(黒)。(時のらせん)
- その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin - リアニメイトしたクリーチャーが呪文や能力の対象になると生け贄に捧げられる。インスタント。(ローウィン)
- 魂魄流/Torrent of Souls - 黒マナを支払うとゾンビ化、赤マナを支払うとプレイヤー1人の全クリーチャーを+2/+0修整と速攻。(4)(黒/赤)。(シャドウムーア)
- 墓場からの復活/Rise from the Grave - いずれかの墓地のクリーチャーをリア二メイトし、黒のゾンビにする。(4)(黒)。(基本セット2010)
- 掘葬の儀式/Unburial Rites - フラッシュバック(3)(白)付き。(4)(黒)。(イニストラード)
- 終わりなき従順/Endless Obedience - いずれかの墓地のクリーチャーをリア二メイト。召集付き。(4)(黒)(黒)。(基本セット2015)
- 恐るべき目覚め/Fearsome Awakening - ドラゴンを戻すと+1/+1カウンターが2個乗る。(4)(黒)。(運命再編)
- 屍術的召喚/Necromantic Summons - いずれかの墓地のクリーチャーをリア二メイト。魔巧で+1/+1カウンターが2個乗る。(4)(黒)。(マジック・オリジン)
- 骨への血/Blood for Bones - 追加コストでクリーチャー1体を生け贄に捧げるが、リアニメイトと共にクリーチャー1枚を回収できる。(基本セット2020)
- 潮による復活/Return Upon the Tide - 戻したクリーチャーがエルフだったならトークンを生成する。(4)(黒)、予顕(3)(黒)。(カルドハイム)