眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigy

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Kinnan, Bonder Prodigy / 眷者の神童、キナン (緑)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

あなたがマナを引き出す目的で土地でないパーマネントを1つタップするたび、そのパーマネントが生み出したマナのタイプのうち望むタイプ1つのマナ1点を加える。
(5)(緑)(青):あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中から人間(Human)でないクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

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土地以外のマナ能力を加速させ、ライブラリーから人間でないクリーチャーを直接呼び出す伝説の人間ドルイド

マナ・クリーチャーマナ加速を更に強力にしてくれるだけでなく、マナ・アーティファクトにも対応しているのが画期的。マナ・アーティファクトは基本的に召喚酔いなどに影響されないため一気に展開して爆発的なマナ加速となるだけでなく、予言のプリズム/Prophetic Prismなど一部のマナフィルターがマナ加速にもなったり、玄武岩のモノリス/Basalt Monolithでお手軽に無限マナが成立したりと様々に活用できる。

加えて自身の起動型能力が、生み出した大量のマナの使い道になってくれるため無駄がない。いわゆる動物の魅了/Animal Magnetism系統の効果の中では見る枚数の割に条件付きかつマナ・コスト重いが、マナのみで何度でも使えることやこれ自身がマナの確保を手助けしてくれることを考えれば妥当なところか。もちろん(青マナ緑マナを含む)無限マナが成立していればライブラリーの非人間クリーチャー全てを一気に呼び出せてしまえるため相応に強力。

自身が相当の軽さとサイズを持つのも併せ、総じて優秀なシステムクリーチャー。登場時のスタンダードにおいてはマナ・クリーチャーに関して類似の機能を有する豊穣の力線/Leyline of Abundanceと共存しており、微光クラゲ/Glimmerbell野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafterに加えてキナンか豊穣の力線を併せて2枚(或いはうち片方が生術師の使い魔/Biomancer's Familiar黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker)あれば、必要パーツこそ多いが無限マナが成立する。

モダンでは金のガチョウ/Gilded Gooseを有するウルザフードなどでしばしば採用されていた。ただし最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificerのマナ能力は強化できないので注意(後述)。

統率者戦では強力なマナ・アーティファクトが多数存在するカードプールと能力が合致しており、統率者としてだけでなくマナ加速要員としてメインデッキに採用される姿も見られる。上記の玄武岩のモノリス/Basalt Monolithとのコンボが組み込まれることも多い。

リミテッドでは各種水晶や少ないながらもマナ・クリーチャーと共存しているため、それらのマナ加速を強化しつつファッティを呼び出す構成が可能で、単独でボムとまではいかずともが合うなら採用して損はない。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

イコリア:巨獣の棲処伝説の人間サイクル。いずれも対抗色2稀少度神話レア

[編集] ストーリー

キナン/Kinnanイコリア/Ikoria眷者/Bonder人間/Humanの男性。天才的な眷者であり、多数の怪物と絆を結んでいる。

詳細はキナン/Kinnanを参照。

[編集] 参考

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