山頂をうろつくもの/Summit Prowler
提供:MTG Wiki
他の同型再版同様、4マナ4/3と赤の割にマナレシオはよく、リミテッドでは悪くない戦力。
タルキール覇王譚環境においては獰猛の条件達成ができるというメリットがあり、そういった点では他の同型再版より恵まれていると言える。また、裏向きのクリーチャーを一方的に倒せる点も大きい。
逆にダブルシンボルである点は3色を主体としたタルキール覇王譚環境では注意が必要。特に赤がメインカラーではないデッキでは、色事故のリスクと上記のメリットを合わせて考えて採用するかどうかを決めたい。
- 第10版のカープルーザンの徘徊者/Karplusan Strider以来のイエティ。イエティ発祥の地であるヒマラヤ山脈とタルキール/Tarkirのモチーフが共にアジアということからの登板と思われる。
- 初出はタルキール覇王譚であるが、「別の時間線においても変わらない存在がある」ということを表現するために、同一ブロックであるタルキール龍紀伝にも再録された(参考/翻訳)。イラストの背景における龍の有無や、似ているが明確に異なるフレイバー・テキストが、世界線の微妙な差異と類似を強調している(覇王譚/龍紀伝)。
- 同時収録の苦しめる声/Tormenting Voiceと帰化/Naturalizeもタルキール覇王譚から再録されている。タルキール龍紀伝の項も参照。
「青年よ、お前は山の頂点にいるイエティたちを狩ることがあるか?奴らは熊のように獰猛で何者も恐れず、人目につかずに忍び寄るミンクのごとき狡猾だ。気を抜けば、獲物になるのは我々の方となる。」(出典:タルキール覇王譚)
「若造、お前は山の頂点にいるイエティたちを狩らないのか?奴らの肉は熊の肉のように柔らかく、その血は火のように温まる。あの獲物なら、アタルカ様もご満足いただけるだろう。」(出典:タルキール龍紀伝)