タイニー・リーダーズ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(タイニー・リーダーズ限定カード)
 
(25人の利用者による、間の42版が非表示)
1行: 1行:
{{Stub}}'''タイニー・リーダーズ'''(''Tiny Leaders'')は、[[非公式フォーマット]]の1つ。[[統率者戦]]のバリエーションであり、「[[デッキ]]枚数は通常の半分([[統率者]]含め50枚)」「3[[マナ]]以下の[[カード]]のみで[[構築]]する」というニ点が特徴。
+
'''タイニー・リーダーズ'''(''Tiny Leaders'')は、[[非公式フォーマット]]の1つ。[[統率者戦]]のバリエーションであり、「[[デッキ]]枚数は通常の半分([[統率者]]含め50枚)」「3[[マナ]]以下の[[カード]]のみで[[構築]]する」というニ点が特徴。
  
 
==解説==
 
==解説==
10行: 10行:
  
 
===構築ルール===
 
===構築ルール===
[[統率者]]として[[点数で見たマナ・コスト]]が3以下の[[伝説のクリーチャー]]を1枚選ぶ。
+
[[統率者]]として[[マナ総量]]が3以下の[[伝説のクリーチャー]]か[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・カードを1枚選ぶ。[[共闘]]を持つ伝説のクリーチャー・カードを2枚用いることもできるが、その際はデッキの[[固有色]]が3色以下になるように選ばなければならず、かつ[[ゲーム開始時の手札]]の枚数が6枚となる。
  
統率者の[[固有色]]ルールに従い、[[ハイランダー]]構成で点数で見たマナ・コストが3以下のカードのみで49枚のデッキを構築する。
+
統率者の[[固有色]]ルールに従い、[[ハイランダー]]構成でマナ総量が3以下のカードのみを用いてデッキを構築する。デッキの枚数は統率者と合わせて50枚で構築する。
  
 
===ゲームルール===
 
===ゲームルール===
22行: 22行:
  
 
===使用カード===
 
===使用カード===
[[ヴィンテージ]]における[[ヴィンテージ#禁止カード|禁止カード]]、および点数で見たマナ・コストが4以上のカードは使用できない。また、以下の特例も存在する。
+
[[ヴィンテージ]]における[[ヴィンテージ#禁止カード|禁止カード]]、およびマナ総量が4以上のカードは使用できない。また、以下の特例も存在する。([http://tinyleaders.blogspot.jp/p/ban-list.html Tiny Leaders: Ban List])
  
*追加として以下のカードを禁止カードとする([[2015年]]07月14日現在)。
+
*追加として以下のカードを禁止カードとする。
 
**[[Ancestral Recall]]
 
**[[Ancestral Recall]]
 
**[[天秤/Balance]]
 
**[[天秤/Balance]]
**[[Black Lotus]]
+
**[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]
 
**[[黒の万力/Black Vise]]
 
**[[黒の万力/Black Vise]]
 
**[[チャネル/Channel]]
 
**[[チャネル/Channel]]
 +
**[[騒々しい写本、コーディ/Codie, Vociferous Codex]](固有色が4色以上になるため)
 
**[[相殺/Counterbalance]]
 
**[[相殺/Counterbalance]]
**[[Demonic Tutor]]
+
**[[悪魔の教示者/Demonic Tutor]]
 
**[[大地の知識/Earthcraft]]
 
**[[大地の知識/Earthcraft]]
 
**[[トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest]]
 
**[[トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest]]
38行: 39行:
 
**[[丸砥石/Grindstone]]
 
**[[丸砥石/Grindstone]]
 
**[[隠遁ドルイド/Hermit Druid]]
 
**[[隠遁ドルイド/Hermit Druid]]
 +
**[[満潮/High Tide]]
 
**[[伝国の玉璽/Imperial Seal]]
 
**[[伝国の玉璽/Imperial Seal]]
 
**[[Library of Alexandria]]
 
**[[Library of Alexandria]]
**[[Karakas]]
+
**[[カラカス/Karakas]]
**[[Mana Crypt]]
+
**[[魔力の墓所/Mana Crypt]]
**[[Mana Drain]]
+
**[[マナ吸収/Mana Drain]]
 
**[[魔力の櫃/Mana Vault]]
 
**[[魔力の櫃/Mana Vault]]
 
**[[金属細工師/Metalworker]]
 
**[[金属細工師/Metalworker]]
52行: 54行:
 
**[[Mox Ruby]]
 
**[[Mox Ruby]]
 
**[[Mox Sapphire]]
 
**[[Mox Sapphire]]
 +
**[[刃を咲かせる者、ナジーラ/Najeela, the Blade-Blossom]](固有色が4色以上になるため)
 
**[[ネクロポーテンス/Necropotence]]
 
**[[ネクロポーテンス/Necropotence]]
 
**[[Shahrazad]]
 
**[[Shahrazad]]
 +
**[[ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain]](固有色が4色以上になるため)
 
**[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]
 
**[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]
 
**[[太陽の指輪/Sol Ring]]
 
**[[太陽の指輪/Sol Ring]]
59行: 63行:
 
**[[適者生存/Survival of the Fittest]]
 
**[[適者生存/Survival of the Fittest]]
 
**[[肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind]]
 
**[[肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind]]
 +
**[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]]
 +
**[[The Tabernacle at Pendrell Vale]]
 
**[[Time Vault]]
 
**[[Time Vault]]
 
**[[Time Walk]]
 
**[[Time Walk]]
68行: 74行:
 
**[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]
 
**[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]
  
*以下の伝説のクリーチャー・カードは統率者に指定できない(2014年11月8日現在)。
+
*以下の伝説のクリーチャー・カードは統率者に指定できない。
 
**[[上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant]]
 
**[[上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant]]
 
**[[ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary]]
 
**[[ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary]]
 
**[[浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician]]
 
**[[浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician]]
***[[禁止カード]]および統率者に指定できないカードについては基本的に[http://tinyleaders.blogspot.jp/p/ban-list.html Tiny Leaders: Ban List]を参照すること。
 
  
[[分割カード]]は、両方の半分がどちらも3マナ以下であるもののみ使用できる。
+
[[モードを持つ両面カード]]は、[[第1面]][[第2面]]の'''両方が'''3マナ以下でなければ使用不可。
*例:[[火+氷/Fire+Ice]]は使用可能だが[[暴行+殴打/Assault+Battery]]は使用不可。
+
 
 +
[[分割カード]]は、通常どおり両方のマナ総量の合計が全体のマナ総量になる。4以上である場合は使用不可。
 +
*分割カードのルール変更以前は、両方の半分がどちらも3マナ以下であれば合計マナ総量にかかわらず使用できていた。
  
 
====タイニー・リーダーズ限定カード====
 
====タイニー・リーダーズ限定カード====
3色以下の色の組み合わせのうち、[[緑青黒]][[無色]]には対応する3マナ以下の[[伝説のクリーチャー]]が存在しない。([[ゲートウォッチの誓い]]現在)
+
3色以下の色の組み合わせのうち、[[ギラプールの希望/Hope of Ghirapur]]が登場するまでは、[[無色]]には3マナ以下の[[伝説のクリーチャー]]が存在しなかった。そのため、架空のカード'''Glass'''を特例として統率者として用いることができる。
  
そのため、特例として架空のカード'''[[スゥルタイ群/The Sultai Brood|Sultai]]'''あるいは'''Glass'''を統率者として使用してもよい。
 
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=Sultai
+
|カード名=Glass
|コスト=()()()
+
|コスト=()()()
 
|タイプ=伝説のクリーチャー
 
|タイプ=伝説のクリーチャー
 
|PT=3/3
 
|PT=3/3
 
|背景=unlegal
 
|背景=unlegal
 
}}
 
}}
 +
 +
*ギラプールの希望や[[流浪の発電機/The Peregrine Dynamo]]が登場した後も Glass は廃止されていない。
 +
 +
==旧ルール==
 +
*かつては[[黒緑青]]にも3マナ以下の伝説のクリーチャーが存在していなかったため、以下のタイニー・リーダーズ限定カードを用いることができたが、[[コンスピラシー:王位争奪]]にて[[トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest]]が登場したため廃止となった。
 +
 +
#[[アナの戦闘魔道士/Ana Battlemage]]の[[タイプ]]行を「[[伝説のクリーチャー]] - [[人間]]・[[ウィザード]]」と読み替えたもの
 +
#架空のカード'''[[スゥルタイ群/The Sultai Brood|Sultai]]'''
  
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=Glass
+
|カード名=Ana Battlemage/アナの戦闘魔道士 (タイニー・リーダーズ限定カード版)
|コスト=()()()
+
|コスト=()(緑)
 +
|タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
 +
|カードテキスト=キッカー(2)(青)/(1)(黒)<br />アナの戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(2)(青)でキッカーされていた場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚捨てる。 <br />アナの戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(1)(黒)でキッカーされていた場合、アンタップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。そのクリーチャーはそれのコントローラーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
 +
|PT=2/2
 +
|背景=unlegal
 +
}}
 +
 
 +
{{カードテキスト
 +
|カード名=Sultai
 +
|コスト=(黒)(緑)()
 
|タイプ=伝説のクリーチャー
 
|タイプ=伝説のクリーチャー
 
|PT=3/3
 
|PT=3/3

2024年1月14日 (日) 21:57時点における最新版

タイニー・リーダーズ(Tiny Leaders)は、非公式フォーマットの1つ。統率者戦のバリエーションであり、「デッキ枚数は通常の半分(統率者含め50枚)」「3マナ以下のカードのみで構築する」というニ点が特徴。

目次

[編集] 解説

「手軽に楽しめる統率者戦」というコンセプトで2013年に考案されたフォーマット。「使用カードは3マナ以下」という制限があるものの、デッキ総数が50枚で済む上にゲームもスピーディに進むので、統率者戦特有のカード資産差の問題やプレイ時間増長の問題が大きく緩和されている。

[編集] ルール

基本的なルールは統率者戦に準ずるが、以下にタイニー・リーダーズ特有のルールを記載する。

統率者戦の項も参照のこと。

[編集] 構築ルール

統率者としてマナ総量が3以下の伝説のクリーチャープレインズウォーカー・カードを1枚選ぶ。共闘を持つ伝説のクリーチャー・カードを2枚用いることもできるが、その際はデッキの固有色が3色以下になるように選ばなければならず、かつゲーム開始時の手札の枚数が6枚となる。

統率者の固有色ルールに従い、ハイランダー構成でマナ総量が3以下のカードのみを用いてデッキを構築する。デッキの枚数は統率者と合わせて50枚で構築する。

[編集] ゲームルール

プレイヤー開始時のライフの総量‎は25点である。

統率者ダメージのルールは適用しない。

2人対戦マッチを行う場合、10枚のサイドボードの使用が認められている。ゲームとゲームの間にメインデッキのカードとサイドボードのカードを入れ替えることを選んでもよい。なお、統率者の変更は認められていない。

[編集] 使用カード

ヴィンテージにおける禁止カード、およびマナ総量が4以上のカードは使用できない。また、以下の特例も存在する。(Tiny Leaders: Ban List

モードを持つ両面カードは、第1面第2面両方が3マナ以下でなければ使用不可。

分割カードは、通常どおり両方のマナ総量の合計が全体のマナ総量になる。4以上である場合は使用不可。

  • 分割カードのルール変更以前は、両方の半分がどちらも3マナ以下であれば合計マナ総量にかかわらず使用できていた。

[編集] タイニー・リーダーズ限定カード

3色以下の色の組み合わせのうち、ギラプールの希望/Hope of Ghirapurが登場するまでは、無色には3マナ以下の伝説のクリーチャーが存在しなかった。そのため、架空のカードGlassを特例として統率者として用いることができる。


非公式/非実在カード

Glass (◇)(◇)(◇)
伝説のクリーチャー

3/3


[編集] 旧ルール

  1. アナの戦闘魔道士/Ana Battlemageタイプ行を「伝説のクリーチャー - 人間ウィザード」と読み替えたもの
  2. 架空のカードSultai

非公式/非実在カード

Ana Battlemage/アナの戦闘魔道士 (タイニー・リーダーズ限定カード版) (2)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

キッカー(2)(青)/(1)(黒)
アナの戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(2)(青)でキッカーされていた場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚捨てる。
アナの戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(1)(黒)でキッカーされていた場合、アンタップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。そのクリーチャーはそれのコントローラーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。

2/2



非公式/非実在カード

Sultai (黒)(緑)(青)
伝説のクリーチャー

3/3


[編集] 参考

QR Code.gif