ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums
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単純に対戦相手は2倍のクリーチャーをコントロールしていないとこちらの攻撃をブロックしきれなくなるため、手数で押すようなウィニー系のビートダウンデッキでは強い。バジリスク能力やランページなど、複数のクリーチャーにブロックされるとお得な能力持ちとのシナジーもよい感じ。
- 全体に「1体でしかブロックされない」効果を与える地元の利/Familiar Groundと対になっていると言える。両者をコントロールしていると、両方のブロック制限を満たす方法が無くなるためあなたのクリーチャーはブロックされなくなる。
- 「2体以上のクリーチャーにしかブロックされない」効果を扱う最初のカードであり、威迫が登場するまでこの種の回避能力は開発部内でウォー・ドラム/War Drumsと呼ばれていた[1]。威迫のキーワード能力化に伴ってこれ自身のオラクルも威迫を用いたものに変更されている。威迫の項も参照。
- この変更に伴い、挙動が若干変更されている。これまではゴブリン・ウォー・ドラム自体が「2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」ことを指定していたものの、変更後はクリーチャーそれぞれに「2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」能力を与える形になるため、クリーチャーの持つ能力を失わせる効果により無効化できる。
関連カード
自分のクリーチャーにキーワード能力のみを与えるエンチャント。
- セラの祝福/Serra's Blessing →警戒
- 騎士道/Knighthood →先制攻撃
- 空中浮遊/Levitation →飛行
- 威嚇/Intimidation →畏怖
- ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums →威迫
- 熱情/Fervor →速攻
- 怒りの反射/Rage Reflection →二段攻撃
- 怒りの発散/Primal Rage →トランプル
- 真実の確信/True Conviction →二段攻撃、絆魂
威迫をクリーチャーに与える、クリーチャーでないカード。以下のカードのうち、特に色について触れられていない場合赤単色である。
- 威圧の容貌/Imposing Visage - オーラ。エンチャントされているクリーチャーに威迫を与える。(アイスエイジ)
- Gorilla War Cry - インスタント。すべてのクリーチャーに1ターンの間威迫を与える。スロー・トリップ付。(アライアンス)
- 意気沮喪/Demoralize - インスタント。1ターンの間だけ、すべてのクリーチャーに威迫を与える。スレッショルドによりブロックされない。(オデッセイ)
- 向こう見ずな技術/Madcap Skills - オーラ。エンチャントされているクリーチャーに威迫を与える。+3/+0のパワー修整も与える。(ギルド門侵犯)
- グルールの戦唄/Gruul War Chant - 赤緑のエンチャント。自分の各攻撃クリーチャーに威迫を与え、+1/+0のパワー修整も与える。(ドラゴンの迷路)
- 憤激/Lose Calm - ソーサリー。1ターンの間だけ対象のクリーチャーのコントロールを得て、アンタップし速攻と威迫を与える。(タルキール龍紀伝)
ストーリー
ゴブリンの戦太鼓。この太鼓はある一定の規則を持ったリズムで演奏されるが、そのリズム自体には全く意味を持たない。しかし、連日戦場に響くこの太鼓の大音響は敵の精神を消耗させ、恐怖させると共に、命令の伝達手段であると敵に誤解させる意図がある。
この戦太鼓は頭蓋骨を材料とする。中でもセラの天使/Serra Angelの頭蓋骨は最高級品であり、異国の大海蛇/Sea Serpentは重厚な音色で定評があるといわれる。
登場作品
参考
- ↑ A Few More Words from R&D/開発部語辞典・増補版(Making Magic 2013年6月10日 Mark Rosewater著)
- カード個別評価:フォールン・エンパイア - コモン1(4種類)
- カード個別評価:第7版 - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:マスターズ25th - アンコモン