トレイリアの風/Tolarian Winds
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手札をまるごと入れ替えるドロー呪文。このカードを使っている分、初めより手札が減ってしまうため、ドローよりも手札を捨てることを重視して使われる場合が多い。
ウルザ・ブロック期は、同じウルザズ・サーガに意外な授かり物/Windfallがあるため陰に隠れてあまり目立たない存在だった。
第7版再録時はちょうどオデッセイ・ブロックと同時に使えたため、スレッショルド促進のために使われることがあった。序盤手札が多いうちに使えば、入念な研究/Careful Study以上に多くのカードを墓地に置ける。うまくいけばそのままスレッショルド達成も可能だろう。
エクステンデッドでは発掘との相性が注目されている。手札を捨ててから引くため、捨てたカードをそのまま発掘することが可能であり、フリゴリッドなどで採用されていた。また、サニー・サイド・アップでも採用されていた。
関連カード
手札総交換カード。特記しない限り、現在の手札を全て捨て、その枚数と同数ドロー。
- 巻物棚/Scroll Rack - (2)アーティファクトのタップ能力。起動コスト(1)。捨てるのではなくライブラリーに望む枚数戻すが、それらはドローした後にライブラリーの一番上に置かれる。(テンペスト)
- 引き換え券/Credit Voucher - (2)アーティファクトのタップ能力。起動コスト(2)とこれの生け贄。捨てるのではなくライブラリーに戻して切り直すが、戻す枚数は自由。(メルカディアン・マスクス)
- 雲遊+萍寄/Leave+Chance - (3)(赤)のソーサリー。白赤の余波分割カードの赤側の下半分。捨てる枚数は自由。(破滅の刻)
- 戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion - (2)(赤)(赤)5/4トランプルクリーチャーのサボタージュ能力。捨てる枚数は自由で、さらにその枚数だけ赤マナを加える。(灯争大戦)
- 交感の力/Channeled Force - (2)(青)(赤)のインスタント。捨てる枚数は自由で、さらに対象のクリーチャーかプレインズウォーカーにその枚数分のダメージ。(イコリア:巨獣の棲処)
- 空民の予見者/Soratami Seer - (4)(青)2/3飛行クリーチャーの起動型能力。起動コスト(4)と土地2つのバウンスで、トレイリアの風の効果。(神河物語)
- 精神の骨折り/Mindmoil - (4)(赤)のエンチャント。あなたが呪文を唱えるたびトレイリアの風が誘発。捨てるのではなくライブラリーの一番下に置かれる。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 変容する炎、アルジュン/Arjun, the Shifting Flame - (4)(青)(赤)5/5飛行クリーチャーの常在型能力が精神の骨折り。(統率者2015)
- 山背骨のドラゴン/Knollspine Dragon - (5)(赤)(赤)7/5飛行クリーチャーのETB能力。ドロー枚数は対象の対戦相手にこのターン与えられたダメージの点数。(シャドウムーア)
- 砕かれた知覚/Shattered Perception - (2)(赤)のソーサリー。フラッシュバック(5)(赤)。(闇の隆盛)
- 炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller - (4)(赤)(赤)プレインズウォーカーの±0忠誠度能力。引く枚数が1枚多い。(ゲートウォッチの誓い)
- 集団的抵抗/Collective Defiance - (1)(赤)(赤)の増呪ソーサリーのモードの1つ。増呪コスト(1)。自分でなく対戦相手に交換させる事もできる。(異界月)
- 宿命の決着/Fateful Showdown - (2)(赤)(赤)のインスタント。捨てる前に任意の対象に手札枚数分のダメージ。(カラデシュ)
- 誘導記憶喪失/Induced Amnesia - (2)(青)エンチャントのETB能力。捨てるのでなくこれが戦場を離れるまで追放。自分でなく対戦相手に交換させる事もできる。(イクサランの相克)
- コルバスの憤怒/Khorvath's Fury - (4)(赤)のソーサリー。「味方」と指定したプレイヤーにはトレイリアの風。「敵」と指定したプレイヤーには、その手札枚数ダメージ。(バトルボンド)
- 本を貪るもの/Book Devourer - (5)(赤)4/5トランプルクリーチャーのサボタージュ能力。(ラヴニカのギルド)
- 心温まる贖罪/Heartwarming Redemption - (2)(赤)(白)のインスタント。引く枚数が1枚多く、その枚数だけライフ回復。(灯争大戦)
自分だけでなく対戦相手の手札も交換させるものはWheel of Fortuneの項を、ドロー枚数が固定のものは野生の勘/Wild Guessの項を、引いてから捨てるカードを選ぶものは目録/Catalogの項を、それぞれ参照。