ヘイトベアー
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#『嫌悪』を指す「[[ヘイト]](hate)」と「[[熊 (俗称)|ベアー]](Bear)」とを組み合わせた造語で、特定の[[デッキ]]や[[ギミック]]に対する妨害[[能力]]を持つ[[小型クリーチャー]]の総称。一般に熊と言えば「2[[マナ]]2/2の[[クリーチャー]]」を指すことが多いが、ここでは単に「[[マナ総量]]が2のクリーチャー」という意味。 | #『嫌悪』を指す「[[ヘイト]](hate)」と「[[熊 (俗称)|ベアー]](Bear)」とを組み合わせた造語で、特定の[[デッキ]]や[[ギミック]]に対する妨害[[能力]]を持つ[[小型クリーチャー]]の総称。一般に熊と言えば「2[[マナ]]2/2の[[クリーチャー]]」を指すことが多いが、ここでは単に「[[マナ総量]]が2のクリーチャー」という意味。 | ||
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2025年2月10日 (月) 18:31時点における最新版
ヘイトベアー(Hate Bears)は、
- 『嫌悪』を指す「ヘイト(hate)」と「ベアー(Bear)」とを組み合わせた造語で、特定のデッキやギミックに対する妨害能力を持つ小型クリーチャーの総称。一般に熊と言えば「2マナ2/2のクリーチャー」を指すことが多いが、ここでは単に「マナ総量が2のクリーチャー」という意味。
- モダンに存在する、ヘイトベアーを多数採用した白系ビートダウンデッキ。本項で解説する。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — 猫(Cat) クレリック(Cleric)
プレイヤーはライブラリーから探せない。いずれのプレイヤーも(2)を支払うことで、ターン終了時までこの効果を無視してもよい。
2/2伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
先制攻撃
クリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。
よく採用されるヘイトベアーは、サーチ対策のレオニンの裁き人/Leonin Arbiterやエイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor、コントロールデッキやコンボデッキ対策のスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben。他にも白単色のものではドライアドの闘士/Dryad Militant、緑白のものではガドック・ティーグ/Gaddock Teegやクァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage、漁る軟泥/Scavenging Ooze、白黒のものではオークの弓使い/Orcish Bowmastersなどもよく使われる。
2マナ域以上の妨害能力持ちとしては、パーマネント対策としてスカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparitionや孤独/Solitudeが採用される場合がある。他にも赤白のものでは月の大魔術師/Magus of the Moon、白青のものでは呪文捕らえ/Spell Quellerや拘留代理人/Deputy of Detention、白黒のものでは潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Scullerも定番。
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
またこれらのヘイトベアーをインスタント・タイミングで展開するために、霊気の薬瓶/Aether Vialが4枚投入される場合も多い。
- 白単色のものはレガシーの同名デッキに因んでDeath & Taxesと呼ばれることも多い。そちらについての詳細はDeath & Taxesを参照。
- 禁止カードに指定されるまで緑白タイプでは緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithがよく使われており、レガシーにおけるMaverickに近いコンセプトだった。
- 空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadが使用可能だった時期は、これを相棒に採用してより多くのヘイトベアーを詰め込んだ80枚型も存在した。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 緑白
- 備考
- グランプリピッツバーグ15 ベスト4 (参考)
- 使用者:Craig Wescoe
- フォーマット
- ロクソドンの強打者/Loxodon Smiterと萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liegeは単純にクリーチャーとしての性能も優秀だが、ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilなどの手札破壊対策としても効果的。
- 霊気の薬瓶/Aether Vialの代わりに集合した中隊/Collected Companyでヘイトベアーを展開するタイプも存在する。(参考)
[編集] 白青
Hate Bears(Modern) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] 赤白
Hate Bears(Modern) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ヘイトベアーの再利用手段として救出専門家/Extraction Specialistを採用している。
[編集] 白黒
Hate Bears(Modern) [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparitionと孤独/Solitudeのおかげで、流刑への道/Path to Exileを抜けるようになった。