呪文書/Spellbook
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− | しかし、単にそれだけのカードであり、普通の[[デッキ]]で普通に[[プレイ]]していて、手札が8枚を越してしまうことなどそうそうないため、単純に採用できるカードとは到底言えない。逆に言えば、手札が溜まりやすく、8枚を超えることがよくあるデッキならば、これ1枚で、本来捨てて失うはずの[[ハンド・アドバンテージ]]を確保できるため有用と言える。著しく手札が溜まる[[バウンスステイシス]] | + | しかし、単にそれだけのカードであり、普通の[[デッキ]]で普通に[[プレイ]]していて、手札が8枚を越してしまうことなどそうそうないため、単純に採用できるカードとは到底言えない。逆に言えば、手札が溜まりやすく、8枚を超えることがよくあるデッキならば、これ1枚で、本来捨てて失うはずの[[ハンド・アドバンテージ]]を確保できるため有用と言える。著しく手札が溜まる[[バウンスステイシス]]などはその一例。その他にも、強力な[[効果]]の代償として手札の上限枚数を減らす[[ペナルティ能力]]を持つカードに後出ししてデメリットをなくすなどの利用法も。 |
*[[エクソダス]]当時では、このカードの[[ルール文章]]は「あなたの[[ディスカード・フェイズ]]を[[飛ばす]]。」というものだった(ディスカード・フェイズは現在でいう[[最終フェイズ]]にあたる)。それが飛ばされるため[[対戦相手]]がこちらの[[メイン・フェイズ]]が終わった後に([[終了ステップ]]に)[[インスタント]][[呪文]]や[[起動型能力]]を使うことは不可能であり、「ターンの最後」に最も近い行動可能なタイミングは[[メイン・フェイズ]]しかなかった。そのため、当時良く使われた[[転覆/Capsize]]を使われても再び[[戦場に出す]]ことができた。また、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]との相性は180度変わってしまう。 | *[[エクソダス]]当時では、このカードの[[ルール文章]]は「あなたの[[ディスカード・フェイズ]]を[[飛ばす]]。」というものだった(ディスカード・フェイズは現在でいう[[最終フェイズ]]にあたる)。それが飛ばされるため[[対戦相手]]がこちらの[[メイン・フェイズ]]が終わった後に([[終了ステップ]]に)[[インスタント]][[呪文]]や[[起動型能力]]を使うことは不可能であり、「ターンの最後」に最も近い行動可能なタイミングは[[メイン・フェイズ]]しかなかった。そのため、当時良く使われた[[転覆/Capsize]]を使われても再び[[戦場に出す]]ことができた。また、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]との相性は180度変わってしまう。 |
2018年6月19日 (火) 09:17時点における版
手札の上限のルールを壊すカード。クリンナップ・ステップにおいて、手札が何枚であっても捨てる必要がなくなる(7枚にする必要はない)。
しかし、単にそれだけのカードであり、普通のデッキで普通にプレイしていて、手札が8枚を越してしまうことなどそうそうないため、単純に採用できるカードとは到底言えない。逆に言えば、手札が溜まりやすく、8枚を超えることがよくあるデッキならば、これ1枚で、本来捨てて失うはずのハンド・アドバンテージを確保できるため有用と言える。著しく手札が溜まるバウンスステイシスなどはその一例。その他にも、強力な効果の代償として手札の上限枚数を減らすペナルティ能力を持つカードに後出ししてデメリットをなくすなどの利用法も。
- エクソダス当時では、このカードのルール文章は「あなたのディスカード・フェイズを飛ばす。」というものだった(ディスカード・フェイズは現在でいう最終フェイズにあたる)。それが飛ばされるため対戦相手がこちらのメイン・フェイズが終わった後に(終了ステップに)インスタント呪文や起動型能力を使うことは不可能であり、「ターンの最後」に最も近い行動可能なタイミングはメイン・フェイズしかなかった。そのため、当時良く使われた転覆/Capsizeを使われても再び戦場に出すことができた。また、ネクロポーテンス/Necropotenceとの相性は180度変わってしまう。
- 日本語版のフレイバー・テキストは第8版と第7版で微妙に違う(原文は同じ)。第9版にはめぐりめぐってエクソダスの物が使われている。
- リミテッド・エディションから存在するレンの書庫/Library of Lengの簡潔版として作られたカードである。
関連カード
手札上限を無くす効果を持つカード。記載のない場合はアーティファクト。
自分の手札上限を無くす
- レンの書庫/Library of Leng - カードを捨てる場合、墓地の代わりにライブラリーの一番上に置いてもよい。1マナ。呪文書以前のカード。(リミテッド・エディション)
- 優雅な達人/Graceful Adept - 同じ能力を内蔵したクリーチャー。3マナ。(神河物語)
- 聖遺の塔/Reliquary Tower - 同じ能力を内蔵した土地。(コンフラックス)
- ヴェンセールの日誌/Venser's Journal - ライフ回復能力を内蔵。5マナ。(ミラディンの傷跡)
- 法務官の相談/Praetor's Counsel - 墓地のすべてのカードを手札に戻すソーサリー。8マナ。(ミラディン包囲戦)
- 月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage - 墓地に置かれるカードを手札に戻す。プレインズウォーカーの忠誠度能力。5マナ。(アヴァシンの帰還)
- 彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons - マナ・プールに残ったマナを無色マナとして残す。伝説のクリーチャー・エンチャント。5マナ。(ニクスへの旅)
- 思考の器/Thought Vessel - マナ能力を内蔵。2マナ。(統率者2015)
各プレイヤーの手札上限を無くす
- ボガーダンの金床/Anvil of Bogardan - ドロー・ステップに追加で1枚引き、1枚捨てる。2マナ。呪文書以前のカード。(ビジョンズ)
- 知識の対価/Price of Knowledge - 対戦相手のアップキープに、手札の枚数に等しいダメージを与えるエンチャント。7マナ。(統率者2013)
参考
- 0マナカード
- カード個別評価:エクソダス - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:第8版 - アンコモン
- カード個別評価:第7版 - アンコモン