ハイタイド
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− | '''ハイタイド'''(''High Tide'') | + | '''ハイタイド'''(''High Tide'')は、[[High Tide]]を[[キーカード]]とする[[青]][[単色デッキ|単色]]の大量[[マナ]]系[[チェイン・コンボ]][[デッキ]]。発祥は[[ウルザ・ブロック]]参入後の[[エクステンデッド]]だが、のちに[[レガシー]]でも成立した。 |
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*High Tideを[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]に変えて[[黒]]を足したのが[[ダークタイド]]である。 | *High Tideを[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]に変えて[[黒]]を足したのが[[ダークタイド]]である。 | ||
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*[[赤]]を[[タッチ]]して[[紅蓮破/Pyroblast]]を使用し、[[ミラーマッチ]]に強くしたパージョン。[[サイドボード]]の[[山/Mountain]]は[[Thawing Glaciers]]で[[サーチ]]してくる。 | *[[赤]]を[[タッチ]]して[[紅蓮破/Pyroblast]]を使用し、[[ミラーマッチ]]に強くしたパージョン。[[サイドボード]]の[[山/Mountain]]は[[Thawing Glaciers]]で[[サーチ]]してくる。 | ||
*[[パリンクロン/Palinchron]]にあまり頼らない形。[[無限マナ]]を狙うというよりは、[[チェイン・コンボ]]的な動きがメインである。 | *[[パリンクロン/Palinchron]]にあまり頼らない形。[[無限マナ]]を狙うというよりは、[[チェイン・コンボ]]的な動きがメインである。 | ||
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+ | その後、[[時のらせん/Time Spiral]]が2011年1月1日に[[禁止カード|禁止]]を解除されて以降は、純正のハイタイドも復活した。 | ||
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+ | **[[グランプリインディアナポリス12]] ベスト4([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpind12/welcome 参考]) | ||
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+ | **[[レガシー]](~[[闇の隆盛]]) | ||
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==参考== | ==参考== |
2012年3月13日 (火) 23:18時点における版
ハイタイド(High Tide)は、High Tideをキーカードとする青単色の大量マナ系チェイン・コンボデッキ。発祥はウルザ・ブロック参入後のエクステンデッドだが、のちにレガシーでも成立した。
目次 |
概要
ソーサリー
時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。
Thawing Glaciersなどで島/Islandを並べ、High Tideにより島の生み出す青マナの量を増加し、転換/Turnaboutやフリースペルで土地をアンタップさせ大量のマナを生み出す。最後は大容量の天才のひらめき/Stroke of Geniusを撃ち込んでライブラリーアウトさせる。そのスピードは速く、最速3ターン、平均4ターンでコンボが決まる。青単色のため安定性が高く、カウンターを最大限に活かせるのも強み。
ウルザ・ブロック参入直後のHigh Tideデッキは精神力/Mind Over Matterを使用したMoMaの一種、ハイタイドモマが主流だったが、ウルザズ・レガシーで新たなフリースペルを数多く手にしたため、このタイプが生み出された。中でもドローとマナ加速を兼ねる時のらせん/Time Spiralや大あわての捜索/Frantic Searchは非常に凶悪である。
High Tideとパリンクロン/Palinchronのコンボは無限マナコンボとして有名。
当時の環境では時のらせんが使用できたこともあり、息切れしにくい構成だったことも流行の一因。High Tideによって4UUというマナ・コストも支払いやすく、フリースペル故にマナが加速され、しかもHigh Tideで失ったハンド・アドバンテージまで回復できた。
その凶悪さゆえに時のらせんは1999年10月1日付けでエクステンデッドの禁止カードに指定されている。
- High Tideを沸き立つ汚泥/Bubbling Muckに変えて黒を足したのがダークタイドである。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (1) | 4 | 知恵の蛇/Ophidian | |
1 | パリンクロン/Palinchron | 2 | 無のロッド/Null Rod |
呪文 (36) | 4 | 水流破/Hydroblast | |
3 | 商人の巻物/Merchant Scroll | 4 | 紅蓮破/Pyroblast |
4 | 時のらせん/Time Spiral | 1 | 山/Mountain |
1 | 渦まく知識/Brainstorm | ||
1 | 神秘の教示者/Mystical Tutor | ||
4 | High Tide | ||
2 | Arcane Denial | ||
4 | 衝動/Impulse | ||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
3 | 大あわての捜索/Frantic Search | ||
3 | 転換/Turnabout | ||
4 | Force of Will | ||
3 | 天才のひらめき/Stroke of Genius | ||
土地 (23) | |||
16 | 島/Island | ||
3 | Volcanic Island | ||
4 | Thawing Glaciers |
- 赤をタッチして紅蓮破/Pyroblastを使用し、ミラーマッチに強くしたパージョン。サイドボードの山/MountainはThawing Glaciersでサーチしてくる。
- パリンクロン/Palinchronにあまり頼らない形。無限マナを狙うというよりは、チェイン・コンボ的な動きがメインである。
レガシー
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
レガシー開始期のハイタイドデッキは、島のアンタップ手段としてResetを採用し、ストームを貯めてエンドカードの思考停止/Brain Freezeで対戦相手をライブラリーアウトさせるストーム系コンボデッキのソリダリティと呼ばれるタイプだった。
その後、時のらせん/Time Spiralが2011年1月1日に禁止を解除されて以降は、純正のハイタイドも復活した。
ソーサリー
時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。
High Tideでマナを増幅しエクステンデッド以来の転換/Turnabout・時のらせんやCandelabra of Tawnosでアンタップ、大量マナを発生させる。エンドカードには青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenithが採用される。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリインディアナポリス12 ベスト4(参考)
- 使用者:Colin Chilbert
- フォーマット
High Tide [1] | |||||||||||
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