信仰無き物あさり/Faithless Looting
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*[[機知の勇者/Champion of Wits]] - これの[[パワー]]分引いて2枚捨てる青の3マナ2/1クリーチャーの[[ETB]]能力。[[永遠]](5)(青)(青)。([[破滅の刻]]) | *[[機知の勇者/Champion of Wits]] - これの[[パワー]]分引いて2枚捨てる青の3マナ2/1クリーチャーの[[ETB]]能力。[[永遠]](5)(青)(青)。([[破滅の刻]]) | ||
*[[信仰無き回収/Faithless Salvaging]] - [[リメイク]]版。1枚捨ててから引く[[反復]]持ち2マナインスタント。([[モダンホライゾン2]]) | *[[信仰無き回収/Faithless Salvaging]] - [[リメイク]]版。1枚捨ててから引く[[反復]]持ち2マナインスタント。([[モダンホライゾン2]]) | ||
+ | *[[ディハーダの策謀/Dihada's Ploy]] - 2枚引いてから1枚捨て、このターン捨てた枚数分ライフを得るインスタント。[[青黒]]3マナ[[再活]]。(モダンホライゾン2) | ||
*[[信仰の繕い/Faithful Mending]] - [[青白]]になったリメイク。2点のライフゲイン付き2マナインスタント。フラッシュバック(1)(白)(青)。([[イニストラード:真夜中の狩り]]) | *[[信仰の繕い/Faithful Mending]] - [[青白]]になったリメイク。2点のライフゲイン付き2マナインスタント。フラッシュバック(1)(白)(青)。([[イニストラード:真夜中の狩り]]) | ||
*[[電撃の啓示/Electric Revelation]] -1枚捨ててから2枚引く 3マナインスタント。フラッシュバック(3)(赤)。(イニストラード:真夜中の狩り) | *[[電撃の啓示/Electric Revelation]] -1枚捨ててから2枚引く 3マナインスタント。フラッシュバック(3)(赤)。(イニストラード:真夜中の狩り) | ||
+ | *[[当世/The Modern Age]] - 第Ⅰ、Ⅱ[[章能力]]でそれぞれ1枚引いて1枚捨てる、青の2マナ[[英雄譚]][[エンチャント]]。([[神河:輝ける世界]]) | ||
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2022年2月26日 (土) 00:16時点における版
ソーサリー
カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
フラッシュバック(2)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
赤の強力な手札交換ソーサリー。赤くなってフラッシュバックの付いた入念な研究/Careful Study。
目次 |
解説
赤単色の手札交換は「捨ててから引く」「無作為に捨てる」などクセの強いものが多いが、これは引いてから捨てる上、捨てるカードを選べるため非常に使い勝手が良い。加えてマナ・コスト、フラッシュバック・コストともに軽く、墓地利用デッキではかなり強力。このカード自身が墓地に落とされても機能するのも嬉しい。
また1枚でライブラリーを4枚も掘り下げられるカードはそれだけで赤には貴重。カード・アドバンテージを失うため無条件で採用できるわけではないが、コンボデッキなどキーカードの比重が大きいデッキであれば、墓地依存でなくとも採用を検討できる。
利用
スタンダード、イニストラード・ブロック構築
スタンダードおよびイニストラード・ブロック構築では、主に赤を含むリアニメイトデッキで使われた。Frites、4色リアニメイト、人間リアニメイトなど。
モダン
モダンはこのカードが最も活躍したフォーマットである。カードプールの増加に伴って評価が上がり、ドレッジ、ホロウ・ワン、ブリッジ・ヴァイン、青赤フェニックス、マルドゥ・パイロマンサーなど、後述の禁止指定まで様々なデッキで使われ続けた。
各種墓地利用ギミックとのシナジーはもちろん、若き紅蓮術士/Young Pyromancerや弧光のフェニックス/Arclight Phoenixと組んだときには、軽くて1枚で2回唱えられる呪文という点でも有用。
レガシー
レガシーではドレッジで使われるほか、黒赤リアニメイトを成立させる立役者となった。
パウパー
パウパーではボロスラリーが虹色の断片/Prismatic Strandsや農民の結集/Rally the Peasantsと組み合わせて採用しているほか、リスストームが数枚採用していることがある。
禁止指定
2019年8月30日(Magic Onlineでは8月26日)より、モダンで禁止カードに指定される[1]。事実上の「信仰無き物あさりデッキ」である墓地利用デッキが長期にわたって活躍し、メインデッキから墓地対策を採用させるなど、メタゲームに悪影響を及ぼしていることが問題視された。
開発秘話
このカードはThe Great Designer Search 2で得られたアイディアが元になっている。1次予選における「能力1つをある色から他の色に移すとしたら何がよいか」という問題に対し、「カードの濾過/card filtering・ルーター能力/looting(カードを引き、カードを捨てること)を青から赤に移す」という回答が複数寄せられた[2]。
開発部はこのアイディアを気に入り、青からルーター能力を取り除くことはしないが、赤に追加することを決定した。後に赤のルーター能力は「捨ててから引く」ようになったが、このカードは青と同じ「引いてから捨てる」ものとして世に出ることになった[3]。
その他
- Magic: The Gathering 1にコミックブックカードとして先行収録された[4]。イラストに描かれているのはダク・フェイデン/Dack Fayden。
関連カード
2度にわたって手札交換ができるカード。回数に制限が無いものはルーターの項を参照。
- 捨て身の狂乱/Desperate Ravings - 2枚引いて1枚を無作為に捨てる2マナインスタント。フラッシュバック(2)(青)。(イニストラード)
- 砕かれた知覚/Shattered Perception - 手札を全て捨て、その枚数だけ引く3マナソーサリー。フラッシュバック(5)(赤)。(闇の隆盛)
- 永劫のこだま/Echo of Eons - 各プレイヤーに手札を全てライブラリーに戻して7枚引き直させる青の6マナソーサリー。フラッシュバック(2)(青)。(モダンホライゾン)
- 機知の勇者/Champion of Wits - これのパワー分引いて2枚捨てる青の3マナ2/1クリーチャーのETB能力。永遠(5)(青)(青)。(破滅の刻)
- 信仰無き回収/Faithless Salvaging - リメイク版。1枚捨ててから引く反復持ち2マナインスタント。(モダンホライゾン2)
- ディハーダの策謀/Dihada's Ploy - 2枚引いてから1枚捨て、このターン捨てた枚数分ライフを得るインスタント。青黒3マナ再活。(モダンホライゾン2)
- 信仰の繕い/Faithful Mending - 青白になったリメイク。2点のライフゲイン付き2マナインスタント。フラッシュバック(1)(白)(青)。(イニストラード:真夜中の狩り)
- 電撃の啓示/Electric Revelation -1枚捨ててから2枚引く 3マナインスタント。フラッシュバック(3)(赤)。(イニストラード:真夜中の狩り)
- 当世/The Modern Age - 第Ⅰ、Ⅱ章能力でそれぞれ1枚引いて1枚捨てる、青の2マナ英雄譚エンチャント。(神河:輝ける世界)
脚注
- ↑ August 26, 2019 Banned and Restricted Announcement/2019年8月26日 禁止制限告知
- ↑ Essay What/論述問題(Making Magic 2010年11月8日 Mark Rosewater著)
- ↑ Dark Shadows, Part 1/暗き影 その1(Making Magic 2012年1月23日 Mark Rosewater著)
- ↑ Faithless Looting(Arcana 2011年11月22日 Monty Ashley著)