スリヴァー

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[[テンペスト・ブロック]]で初めて登場し、その後[[レギオン]]、[[スカージ]]、[[時のらせんブロック]]に再登場した。[[基本セット2014]]・[[基本セット2015]]でも再登場したが、背景設定やメカニズムが大きく変更され論議を呼んだ。[[モダンホライゾン]]では外見は時のらせんブロック以前、カードの機能は基本セット2014以降の仕様で再登場した。
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[[テンペスト・ブロック]]で初めて登場し、その後[[レギオン]]、[[スカージ]]、[[時のらせんブロック]]に再登場した。[[基本セット2014]]・[[基本セット2015]]では[[シャンダラー/Shandalar]]のスリヴァーが登場し、従来の[[ラース/Rath]]のスリヴァーと異なる容姿や[[メカニズム]]が論議を呼んだ。[[モダンホライゾン]]では外見は時のらせんブロック以前、カードの機能は基本セット2014以降の仕様で再登場した。
  
 
[[時のらせん]]までは全ての[[色]]に同数ずつ存在していたが、[[次元の混乱]]では[[白]]に1枚多く存在するため、バランスが崩れてしまった。基本セット2014では[[赤緑白]]の3色を中心に据え、[[青]]と[[黒]]には[[レア]]のスリヴァーしか存在しないなどさらに大きくバランスが崩れた。色の配分を偏らせた理由は[[リミテッド]]での[[アーキタイプ]]として成立させるためであると公式に語られており<ref name="MM1" />、モダンホライゾンでも全色に存在させたうえで、特に[[白]]と[[赤]]に多く割り振られている。[[単色]]以外に、2色や[[無色]]([[アーティファクト・クリーチャー]])のものもおり、さらには数少ない[[5色カード]]のうちの5枚、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]、[[スリヴァーの首領/Sliver Overlord]]、[[スリヴァー軍団/Sliver Legion]]、[[巣主スリヴァー/Sliver Hivelord]]、[[初祖スリヴァー/The First Sliver]]を擁する。
 
[[時のらせん]]までは全ての[[色]]に同数ずつ存在していたが、[[次元の混乱]]では[[白]]に1枚多く存在するため、バランスが崩れてしまった。基本セット2014では[[赤緑白]]の3色を中心に据え、[[青]]と[[黒]]には[[レア]]のスリヴァーしか存在しないなどさらに大きくバランスが崩れた。色の配分を偏らせた理由は[[リミテッド]]での[[アーキタイプ]]として成立させるためであると公式に語られており<ref name="MM1" />、モダンホライゾンでも全色に存在させたうえで、特に[[白]]と[[赤]]に多く割り振られている。[[単色]]以外に、2色や[[無色]]([[アーティファクト・クリーチャー]])のものもおり、さらには数少ない[[5色カード]]のうちの5枚、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]、[[スリヴァーの首領/Sliver Overlord]]、[[スリヴァー軍団/Sliver Legion]]、[[巣主スリヴァー/Sliver Hivelord]]、[[初祖スリヴァー/The First Sliver]]を擁する。
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大半の[[カード名]]が、英語では1語に続く「_____ Sliver」、日本語では漢字2文字に続く「○○スリヴァー」という形式でなるべく統一されているのも特徴。[[テンペスト・ブロック]]では[[マナ・コスト]]や[[サイズ]]が[[サイクル]]で完全に統一されていたが、再登場を重ねるにつれ、その統一感は崩されつつある。
 
大半の[[カード名]]が、英語では1語に続く「_____ Sliver」、日本語では漢字2文字に続く「○○スリヴァー」という形式でなるべく統一されているのも特徴。[[テンペスト・ブロック]]では[[マナ・コスト]]や[[サイズ]]が[[サイクル]]で完全に統一されていたが、再登場を重ねるにつれ、その統一感は崩されつつある。
  
スリヴァー自身以外の[[部族カード]]としては、時のらせんブロックに[[巣石/Hivestone]]、[[ヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken AEthermage]]がある。
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スリヴァー自身以外の[[部族カード]]としては、時のらせんブロックに[[巣石/Hivestone]]、[[ヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken Aethermage]]がある。
  
スリヴァー・[[トークン]]を[[生成]]するカードは、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]、[[繁殖スリヴァー/Brood Sliver]]、[[スリヴァー鍛冶/Sliversmith]]、[[巣の活性化/Hive Stirrings]]、[[スリヴァーの巣/Sliver Hive]][[ヴァンガード]]に[[Sliver Queen, Brood Mother]]と[[Sliver Queen Avatar]]がある。
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スリヴァー・[[トークン]]を[[生成]]するカードは、[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]、[[繁殖スリヴァー/Brood Sliver]]、[[スリヴァー鍛冶/Sliversmith]]、[[巣の活性化/Hive Stirrings]]、[[スリヴァーの巣/Sliver Hive]]が存在する。また、[[トーナメント]][[リーガル]]でないカードとして[[ヴァンガード]]に[[Sliver Queen, Brood Mother]]と[[Sliver Queen Avatar]]が、[[R&D Playtest cards]]の[[Slivdrazi Monstrosity]]が存在する。
  
[[伝説の]]スリヴァーは[[モダンホライゾン]]現在、5枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Sliver 「伝説の(Legendary)・スリヴァー(Sliver)」でWHISPER検索])。いずれも5色クリーチャーである。
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[[伝説の]]スリヴァーは[[Mystery Booster]]現在、7枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Sliver 「伝説の(Legendary)・スリヴァー(Sliver)」でWHISPER検索])。[[R&D Playtest cards]]の[[Sliv-Mizzet, Hivemind]]を除き、いずれも5色クリーチャーである。
  
 
*[[回避能力]]を共有するスリヴァーは複数存在するが、スリヴァーによる[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を回避できるのは[[護法スリヴァー/Ward Sliver]]のみである。
 
*[[回避能力]]を共有するスリヴァーは複数存在するが、スリヴァーによる[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を回避できるのは[[護法スリヴァー/Ward Sliver]]のみである。

2020年6月24日 (水) 07:04時点における版

スリヴァー/Sliverは、クリーチャー・タイプの1つ。マジック:ザ・ギャザリングオリジナルの種族である。


Winged Sliver / 有翼スリヴァー (1)(青)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは飛行を持つ。

1/1


Sliver Queen / スリヴァーの女王 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — スリヴァー(Sliver)

(2):無色の1/1のスリヴァー(Sliver)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

7/7


Manaweft Sliver / マナ編みスリヴァー (1)(緑)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

あなたがコントロールするスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。

1/1

テンペスト・ブロックで初めて登場し、その後レギオンスカージ時のらせんブロックに再登場した。基本セット2014基本セット2015ではシャンダラー/Shandalarのスリヴァーが登場し、従来のラース/Rathのスリヴァーと異なる容姿やメカニズムが論議を呼んだ。モダンホライゾンでは外見は時のらせんブロック以前、カードの機能は基本セット2014以降の仕様で再登場した。

時のらせんまでは全てのに同数ずつ存在していたが、次元の混乱ではに1枚多く存在するため、バランスが崩れてしまった。基本セット2014では赤緑白の3色を中心に据え、にはレアのスリヴァーしか存在しないなどさらに大きくバランスが崩れた。色の配分を偏らせた理由はリミテッドでのアーキタイプとして成立させるためであると公式に語られており[1]、モダンホライゾンでも全色に存在させたうえで、特にに多く割り振られている。単色以外に、2色や無色アーティファクト・クリーチャー)のものもおり、さらには数少ない5色カードのうちの5枚、スリヴァーの女王/Sliver Queenスリヴァーの首領/Sliver Overlordスリヴァー軍団/Sliver Legion巣主スリヴァー/Sliver Hivelord初祖スリヴァー/The First Sliverを擁する。

初めから部族メカニズムを意識して作られたクリーチャー・タイプであり、スリヴァー同士で同じ能力を共有する。修整値を計算しやすくするためか、パワータフネスの値が等しい(正方)という共通点も持つ。基本セット2014以降はロードに倣い、自分のコントロールするクリーチャーにのみ恩恵を与える形に変更された。

大半のカード名が、英語では1語に続く「_____ Sliver」、日本語では漢字2文字に続く「○○スリヴァー」という形式でなるべく統一されているのも特徴。テンペスト・ブロックではマナ・コストサイズサイクルで完全に統一されていたが、再登場を重ねるにつれ、その統一感は崩されつつある。

スリヴァー自身以外の部族カードとしては、時のらせんブロックに巣石/Hivestoneヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken Aethermageがある。

スリヴァー・トークン生成するカードは、スリヴァーの女王/Sliver Queen繁殖スリヴァー/Brood Sliverスリヴァー鍛冶/Sliversmith巣の活性化/Hive Stirringsスリヴァーの巣/Sliver Hiveが存在する。また、トーナメントリーガルでないカードとしてヴァンガードSliver Queen, Brood MotherSliver Queen Avatarが、R&D Playtest cardsSlivdrazi Monstrosityが存在する。

伝説のスリヴァーはMystery Booster現在、7枚存在する(「伝説の(Legendary)・スリヴァー(Sliver)」でWHISPER検索)。R&D Playtest cardsSliv-Mizzet, Hivemindを除き、いずれも5色クリーチャーである。

ストーリー

「Sliver」は和訳すると「細長い小片、裂片」とか「鋭く切り裂く」といった意味で、容姿もナイフの切っ先のような頭と鉤爪を持っている。雌雄同体である。

スリヴァー達はまるで共通の脳を持つように、集合意識によって活動する。個々のスリヴァーはそれぞれ異なった特質を持つが、周囲のスリヴァーを"読む"事でその特質を分け合う事ができる。ただし距離が離れると共有が解けてしまう。

ラース/Rath
ヴォルラス/Volrathが実験のために次元の門を使って持ち込んだ種族[2][3]要塞/Strongholdを巣として生息している。ラースの被覆/Rathi Overlayの際に女王は死亡し、群れは壊滅的打撃を受ける。
ドミナリア/Dominaria
激浪計画/Riptide Projectにより復活したが、その制御下を離れオタリア大陸で大暴れした。
AR46世紀でもドミナリア全体の脅威となっていたが、フレイアリーズ/Freyaliseスカイシュラウド/Skyshroudの裂け目を修復した時に全滅。
シャンダラー/Shandalar
キチン質の外殻を持つ事は同じだが、二足歩行で人間に近い体型となり頭部からドレッドヘアーのような触手を生やした容姿となっている。彼らがラースのスリヴァーの起源なのか、それともシャンダラーへ何らかの理由で流れ着いたスリヴァーが進化したものなのかは不明。
  • Mark Rosewaterにより、スリヴァーの起源はラースではなく現在のところ未登場の世界である事が明かされた[4][5]
  • QueenやOverlordといったネーミングや、集合精神(Hive Mind)を持つことなど、開発部所内で流行した世界的RTSゲーム「StarCraft」内に登場する種族である「Zerg」のイメージが随所に散見される。
    • 外観はZergの代表的なユニットの一つ、「Hydralisk」から来ていると思われる。
    • StarCraft側においても、"the gathering"(アビリティがエネルギーを無視して無制限に使えるようになる)というチートコードが存在したり、スタッフクレジットのスペシャルサンクスにウィザーズ・オブ・ザ・コーストがあったりする。
  • スリヴァーは元々エコーと同じく、Mike Elliottウィザーズ・オブ・ザ・コーストで働くようになる前に作った「天空の道/Astral Ways」というセットのためにデザインしたものだった。
    • 元々のフレイバーは、星の世界のある人物が細かく分裂し、スリヴァーとしてこちらの世界に落ちてきたというものだった。これらのクリーチャーはすべてが1つの存在の一部であり、だからこそ一体となって動くのだ[1]

関連ページ

開発コラム

背景設定

その他

  • Slivers Playing Poker(Arcana 2009年3月3日 WotC著) - 外部ヴィジュアルデザイナーTom Jenkotによるスリヴァーがポーカーをプレイしているジョーク画像

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 Sliver Pâté/スリヴァー・パイ(Making Magic 2013年7月1日 Mark Rosewater著)
  2. Blogatog(Mark RosewaterのBlog 2014年10月15日)
  3. Blogatog(Mark RosewaterのBlog 2014年10月15日)
  4. Blogatog(Mark RosewaterのBlog 2014年10月15日)
  5. Blogatog(Mark RosewaterのBlog 2014年10月15日)

参考

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