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全知/Omniscience

提供: MTG Wiki
Omniscience / 全知 (7)(青)(青)(青)
エンチャント
あなたは、あなたの手札から呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

手札の呪文をマナ・コストを支払うことなく唱えることができる、ルール破壊カード。

その効果はドリーム・ホール/Dream Hallsすら霞んで見えてしまうほど。呪文がまったくなんのコストもなく唱え放題になってしまえば、フィニッシャーを無造作に召喚しようがまったく隙にならないし、手札もドロー呪文をいくつかデッキに仕込んでおけば尽きる心配はほとんどなくなる。打ち消しを常に手札に確保するようにしておけば、対戦相手の反撃の芽もいとも簡単に潰すことが可能。「出せば勝ち」でほぼ間違いない。特に相性が良いのは無限への突入/Enter the Infiniteで、引いてきた大量のカードをその場で唱えることができるようになる。

その分、これ自身のマナ・コストはトリプルシンボル10マナと相応に重く、出すのも一苦労。それだけマナがあるならフィニッシャーを素出しできるケースが多いので、普通のデッキで使う分にはオーバーキル以外の何物でもない。有効に使うには相応の工夫が必要になるが、カードプールの広いフォーマットほど踏み倒し手段に事欠かず、後述の通り様々な活用がなされている。

各フォーマットでの活躍

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基本セット2013初出時は目立った活躍を見せずにローテーションを迎えた。

基本セット2019での再録時はわずかな期間ながら涙の氾濫/Flood of Tearsという踏み倒し手段と同居し、コンボデッキを成立させていた。

ファウンデーションズでの再録時はアブエロの覚醒/Abuelo's Awakeningと同居しており、団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードで全知リアニメイトを成立させた。アブエロの覚醒が禁止された後も、2025年〜2026年期のコーナ配備で活躍を見せている。

フォーマット制定直後から睡蓮の原野コンボで採用されており、戦場に出してしまえば成就/Grantedから無限への突入を手札に加えてそのままフィニッシュに持ち込むことができる。イコリア:巨獣の棲処以降は出現の根本原理/Emergent Ultimatumで踏み倒せる単色カードとしても評価される。

変容する森林/Shifting Woodlandによる疑似リアニメイトが可能であり、青や赤のルーティングで墓地に仕込み隙を見てソリティアにつなげるデッキを成立させている。青を含むデッキは自然にロリアンの発見/Lórien Revealedを採用できるので踏み倒す呪文に事欠きづらいのも強み。

実物提示教育/Show and Tellやアカデミーの学長/Academy Rectorなどのコストを踏み倒して戦場に出す手段が使えるため比較的扱いやすく、Show and Tellやスニークアタック、あるいはそれらの派生デッキで登場直後から活躍している。それらのデッキの基本戦略に沿っているだけでなく、ストーム系ギミックまで組み込んで勝ち手段を増やせるのが大きな魅力。ついでに引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどの「唱えることで誘発する能力」にも期待できるようになる利点もある。特に引き裂かれし永劫、エムラクールは燃え立つ願い/Burning Wishから生ける願い/Living Wishを経由して勝利手段としてよく用いられる。またShow and tell系のデッキでは対処の難しかったカラカス/Karakasに非常に強くなる(エムラクールにいたっては完全に克服している)。コンボ成立の面では遅くなるが、従来通りの対策が通じなくなる場合もあり非常に強力。

ファウンデーションズ以降のスタンダードと同様、コーナ配備において猛威を振るい、救助のけだもの、コーナ/Kona, Rescue Beastieの再調整をもたらした。なお、ローテーション期間の違いのため、スタンダードとは異なりアブエロの覚醒/Abuelo's Awakeningと同居してはいない。アルケミー:ローウィン参入後は水中の精緻/Aquatic Subtletyでピッチスペル化したスピラの罰、『シン』/Sin, Spira's Punishmentを用いこれを踏み倒すデッキも登場している。

重すぎてアンプレイアブル。唱えられる頃には勝敗が決しているか手札が枯れているだろう。構築で強力でもリミテッドでは使いこなせないカードの典型例である。

ルール

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基本的なルールに関してはマナ・コストを支払うことなく唱えるの項を参照。

関連カード

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サイクル

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ファウンデーションズの単色の神話レアのエンチャントかソーサリーのサイクル。

脚注

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  1. ↑ Building Foundations: Something Old/『基盤』を築く:再録カード編(Making Magic 2024年11月11日 Mark Rosewater著)
  2. ↑ Judge Academy(ジャッジアカデミーのFacebook 2022年1月31日)
  3. ↑ Judge Academy 2022 Announcements(ジャッジアカデミーのblog 2021年10月4日 Nicolette Apraez著)

参考

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