ヴィンテージ

提供:MTG Wiki

2008年6月9日 (月) 11:35時点における122.30.150.112 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

ヴィンテージ/Vintageとは、公認フォーマットの1つ。エターナル環境の1つとして分類されている。昔はType1と呼ばれていたが、2004/09/20から名称が変更になった。 それまではType1Type1.5の総称、今で言うエターナルをヴィンテージと呼んでいた。

目次

解説

マジックに存在するカードをほとんどすべて使うことができる。 アンティに関するカード以外で、禁止カードになっているのはたったの3枚だけであり、それらもカードを高いところからはじいたりサブゲームをしたりするものである。 それ以外は、どんなにぶっ壊れたカードであっても制限カード止まり。1枚は使えるのである。

パワー9デュアルランドも使えるので、スタンダードしか知らない人にとっては狂気としか思えない事態が日常的に展開される。 コンボデッキやバーンデッキで3ターンキルとか、2ターン目にダークスティールの巨像/Darksteel Colossus登場とか、非常に稀ではあるがゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcherで1ターン目で一撃死といったことが起きる世界である。

とはいえ、実際には速度のみが重要視されているわけではない。 パワーカードを使った数ターンでの瞬殺や、極端に速いリソースの展開は派手であるが故、それに重きを置きがちである。 しかし、この環境に限ったことではないが、速度はあくまで生き抜く確率を高める一つの手段に過ぎないのである。

それでも勝率を高めるために、何かに突出していこうとする傾向は強い。 たとえばCharbelcher等の瞬殺デッキでは速度、4CC等のコントロールでは安定性を高めることで、勝ちを見出している。 また数は少ないが、テンポ・アドバンテージに特化したものや、メタを利用しきった戦略性に特化したようなデッキも存在する。 それらの根底にカード・アドバンテージがあるのは言うまでもない。

  • 他のいずれのフォーマットでも禁止されている頭蓋骨絞め/Skullclampが(ビートダウンの強化という点もあるのだろうが)野放しであると言う点から、少しは環境の壊れぶりがわかっていただけるだろうか。過去にもBerserkなど、ビートダウン向きのカードがどんどん制限をはずされている。
  • プレミアイベントのサイドイベントなど、大会の数も増えてきたので興味のある方は観戦してみてはいかがだろう。
  • とにかくパワー9をそろえないと戦線に立てないような風潮があるが、決してそういうわけではない。パワー9を含まないデッキでも、それなりの活躍を見せてくれる。コンボデッキがメタの中心にあり割とクリーチャー対策が甘いため、制限カードを1枚も使用していないウィニーデッキが超高額カード満載のデッキを打ち倒す場面は少なくないのだ。
    • ただ、当然それらもパワー9(特にMoxのようなマナ加速の類)を入れれば更に強くなる。
    • メタの最前線のデッキでも、パワー9が全部入っているということはそれほど多くはない。Timetwisterのような、かなりデッキを選ぶカードもパワー9であるためである。
  • 制限カードが多いため、1枚差しのカードが多くなり、結果、カードリストが(スタンダードなどと比べて)長くなることが多い。

使用可能カードセット

制限カード

デッキに1枚まで

禁止カード

主なデッキ・その他

参考

QR Code.gif