アグロドメイン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(概要)
23行: 23行:
  
 
[[エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist]]や[[ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg]]でコントロール力を強めたタイプや、[[潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler]]や[[思考囲い/Thoughtseize]]などの[[手札破壊]]を投入したタイプなど、[[多色]]だけにバリエーションが豊富である。また、1マナのクリーチャーが多いため、[[イーオスのレインジャー/Ranger of Eos]]が採用されることもある。
 
[[エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist]]や[[ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg]]でコントロール力を強めたタイプや、[[潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler]]や[[思考囲い/Thoughtseize]]などの[[手札破壊]]を投入したタイプなど、[[多色]]だけにバリエーションが豊富である。また、1マナのクリーチャーが多いため、[[イーオスのレインジャー/Ranger of Eos]]が採用されることもある。
 +
 +
[[プロツアーオースティン09]]では[[溶鉄の雨/Molten Rain]]を加えたタイプがベスト4に入っている。
  
 
*[[レガシー]]でもショックランドを[[デュアルランド]]に差し替えた形で時折見かけられる。しかし、[[不毛の大地/Wasteland]]が幅を利かせている関係上エクステンデッドほどの活躍は見せていない。
 
*[[レガシー]]でもショックランドを[[デュアルランド]]に差し替えた形で時折見かけられる。しかし、[[不毛の大地/Wasteland]]が幅を利かせている関係上エクステンデッドほどの活躍は見せていない。

2009年10月22日 (木) 17:39時点における版

アグロドメイン(Aggro Domain)は、その名の通りドメインの亜種で、部族の炎/Tribal Flamesを中心に据えたビートダウン系の5色デッキラヴニカ:ギルドの都登場後のエクステンデッドに現れた。

目次

概要


Tribal Flames / 部族の炎 (1)(赤)
ソーサリー

版図 ― クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。部族の炎は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。



Wooded Foothills / 樹木茂る山麓
土地

(T),1点のライフを支払う,樹木茂る山麓を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから山(Mountain)カード1枚か森(Forest)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。



Sacred Foundry / 聖なる鋳造所
土地 — 山(Mountain) 平地(Plains)

((T):(赤)か(白)を加える。)
聖なる鋳造所が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る。


最大の武器は、最高で2マナ5点火力と化す部族の炎/Tribal Flames。このカードを活用するためにフェッチランドショックランドを大量に投入し、5種の基本土地タイプを揃えることになる。同時に、ビートダウンクリーチャーを用意してクロックを形成し、火力を連打してゲームを終わらせるのが基本的である。

基本的な構造はステロイドなどに類似するが、その気になれば名誉回復/Vindicate回避行動/Evasive Actionなどのコントロール的なカードも採用できるため、グッドスタッフに近いともいえる。また、5ゆえにデッキのバリエーションは非常に富む。

クリーチャーの選択は、フェッチランドとの相性が良い殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzuやショックランドと相性の良い密林の猿人/Kird Apeなどが採用される。

時のらせん参入後のエクステンデッドでは、Zooの要素を取り入れたDomain Zooと呼ばれるタイプも登場した。→*1

Zooと同様1マナでパワー2のウィニークリーチャーを多数採用し、さらに部族の炎同様効率の良いダメージ源となるガイアの力/Gaea's Mightを投入、最高速度で相手のライフ削りきる。最速なら3ターン目にガイアの力で強化されたボロスの速太刀/Boros Swiftbladeで12点ダメージを叩き出し、ガイアの力が2枚あれば3ターンキルできる。

Raphael Levyグランプリダラス07グランプリシンガポール07の2つのグランプリを連覇し、一躍話題になった。

未来予知参入後では、フェッチランドと相性のよいタルモゴイフ/Tarmogoyfが新たにアタッカーとして採用されている。→*2

ローテーションによってガイアの力などを失ったものの、野生のナカティル/Wild Nacatl運命の大立者/Figure of Destinyといった新たなアタッカーを獲得。プロツアーベルリン08では最大勢力となった。その後ガイアの力の同型再版であるアラーラの力/Might of Alaraも登場し、エクステンデッドの舞台に復帰した。

エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonistガドック・ティーグ/Gaddock Teegでコントロール力を強めたタイプや、潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler思考囲い/Thoughtseizeなどの手札破壊を投入したタイプなど、多色だけにバリエーションが豊富である。また、1マナのクリーチャーが多いため、イーオスのレインジャー/Ranger of Eosが採用されることもある。

プロツアーオースティン09では溶鉄の雨/Molten Rainを加えたタイプがベスト4に入っている。

サンプルレシピ1

メインデッキ (60)
クリーチャー (24)
4 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
1 サバンナ・ライオン/Savannah Lions
3 今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
2 ヨツンの兵卒/Jotun Grunt
4 番狼/Watchwolf
2 野生の雑種犬/Wild Mongrel
4 密林の猿人/Kird Ape
4 ボロスの速太刀/Boros Swiftblade
呪文 (16)
1 粗暴な力/Brute Force
4 ガイアの力/Gaea's Might
1 稲妻のらせん/Lightning Helix
1 炎の稲妻/Firebolt
4 部族の炎/Tribal Flames
3 突然のショック/Sudden Shock
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
1 アルマジロの外套/Armadillo Cloak
土地 (20)
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
2 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
1 寺院の庭/Temple Garden
1 蒸気孔/Steam Vents
1 神無き祭殿/Godless Shrine
1 山/Mountain
1 繁殖池/Breeding Pool
サイドボード
1 ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch
3 仕組まれた疫病/Engineered Plague
3 翻弄する魔道士/Meddling Mage
3 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
1 アルマジロの外套/Armadillo Cloak
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 ヨツンの兵卒/Jotun Grunt

サンプルレシピ2

メインデッキ (60)
クリーチャー (22)
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
3 今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
4 密林の猿人/Kird Ape
3 モグの狂信者/Mogg Fanatic
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
呪文 (18)
4 炎の稲妻/Firebolt
4 稲妻のらせん/Lightning Helix
4 部族の炎/Tribal Flames
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4 名誉回復/Vindicate
土地 (20)
1 血の墓所/Blood Crypt
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
1 神無き祭殿/Godless Shrine
1 山/Mountain
1 草むした墓/Overgrown Tomb
1 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
1 蒸気孔/Steam Vents
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 寺院の庭/Temple Garden
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
2 陰謀団式療法/Cabal Therapy
3 強迫/Duress
3 仕組まれた疫病/Engineered Plague
3 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
4 虚空の力線/Leyline of the Void

参考

QR Code.gif