マロー/Maro
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2021年8月6日 (金) 14:04時点におけるIfnirBlack (トーク | 投稿記録)による版
ビートダウンに寄りがちな緑にあってその性質はやや異色。そのため浄火の鎧/Empyrial Armorに比べると出番は少なかったが、緑をタッチしたコントロールデッキ(5CGなど)のフィニッシャーとして活躍した。
土地リセット後は手札が必然的に増えることから、ハルマゲドン/Armageddonや隔離/Sunderとの相性も良い。(→マローゲドン)
- ネーミングは現主任デザイナーのMark Rosewaterの愛称から。
- カードデザインもフレイバー・テキストの作成も彼本人が行なった。彼にとっても思い入れのあるカードらしく「お気に入りの1枚」と公言しており、イラストの原画を購入、Tシャツを作って愛用しているほどだという[1]。
- そのフレイバー・テキストは、すぐにサイズが変わるマローの特性を良く表している。
- カードデザインもフレイバー・テキストの作成も彼本人が行なった。彼にとっても思い入れのあるカードらしく「お気に入りの1枚」と公言しており、イラストの原画を購入、Tシャツを作って愛用しているほどだという[1]。
同じマローを見る者は二人といない。
- 神河救済で、これのバリエーションである「麻呂(=マロー)」サイクルが登場した。
- ミラージュ初出時はネイチャー・スピリット/Nature Spiritという特有のクリーチャー・タイプを持っていたが、第6版再録時にエレメンタルに変更された。
- ドミナリアにおける「マロー」とは、大地の怒り/Force of Natureのうち一部が冠する呼称である。ヤヴィマヤの守護者であるマローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer、ラノワールの守護者であるマローの魔術師モリモ/Molimo, Maro-Sorcererの存在から、特定の森を守護する立場にあると推察される。
関連カード
主な亜種
手札の枚数を参照する特性定義能力ないしP/Tへの強化修整能力を持つカード。特筆のない限りクリーチャー。
- 無規律の死霊/Entropic Specter - 対戦相手1人の手札の枚数を参照する。(エクソダス)
- 森イエティ/Sylvan Yeti - 変化するのがパワーのみ。(スターター)
- ラルの静電術師/Ral's Staticaster - 攻撃時限定かつパワーのみだがトランプル。ラルをコントロールしている必要がある。(ラヴニカのギルド)
- 具眼の主、エレノラ卿/Syr Elenora, the Discerning - ETB能力で1ドローする森イエティ。(エルドレインの王権)
- 浄火の鎧/Empyrial Armor - 手札の数だけ+1/+1の修整を与えるオーラ。通称「マローアーマー」。(ウェザーライト)
- 浄火の板金鎧/Empyrial Plate - 手札の数だけ+1/+1の修整を与える装備品。通称「マロープレート」。(ミラディン)
- 正当な権威/Righteous Authority - 浄火の鎧にアップキープに追加でカードを1枚引く誘発型能力が付いた亜種。(ラヴニカへの回帰)
- ハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna - 伝説になった上に修整が攻撃時に限られたが、装備コストをライフで払える浄火の板金鎧。(フォーゴトン・レルム探訪)
- マローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer - すべてのプレイヤーの手札の枚数を参照する。被覆持ち。(ウルザズ・レガシー)
- 永劫の年代史家/Aeon Chronicler - 待機Xと時間カウンターが1つ取り除かれるたびカードを1枚引く誘発型能力を持つ。(次元の混乱)
- 神話の超者/Overbeing of Myth - アップキープに追加でカードを1枚引く誘発型能力を持つ。(イーブンタイド)
- 精神の病を這うもの/Psychosis Crawler - あなたがカードを引くたび、各対戦相手にライフを失わせる誘発型能力を持つ。(ミラディン包囲戦)
- 嵐霊/Sturmgeist - 飛行と、カードを1枚引くサボタージュ能力を持つ。(イニストラード)
- 古き知恵の賢者/Sage of Ancient Lore - 古き飢えの人狼/Werewolf of Ancient Hunger - ETB能力で1ドロー。第2面になると参照範囲がすべてのプレイヤーに拡大し、さらに警戒とトランプルがつく。(イニストラードを覆う影)
- 轟く声、ティシャーナ/Tishana, Voice of Thunder - ETB能力であなたのクリーチャー数だけドロー。手札の上限がなくなる。(イクサラン)
- 知識の具身/Body of Knowledge - 自身がダメージを受けるたびに同数のドロー。手札の上限がなくなる。(統率者レジェンズ)
- 星界の神、アールンド/Alrund, God of the Cosmos - 素でも最低1/1ある上に、追放領域の予顕カード枚数も数える。(カルドハイム)
- 顕現の賢者/Manifestation Sage - 自身は2/2固定だが、ETB能力で手札枚数分の+1/+1カウンターを乗せたフラクタルトークンを生成。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
- モルデンカイネン/Mordenkainen - -2忠誠度能力で2倍マローの能力を持つトークンを生成するプレインズウォーカー。(フォーゴトン・レルム探訪)
また、逆マローとでもいうべき、手札枚数に応じてサイズが縮むクリーチャーとして、以下のものが存在する。
- 戦慄の金屑/Dread Slag - 9/9トランプル。(ディセンション)
- ニクサシッド/Nyxathid - 7/7。(コンフラックス)
- ゲラルフの傑作/Geralf's Masterpiece - 7/7飛行。(イニストラードを覆う影)
- 不気味な徘徊者/Grim Strider - 6/6。(アモンケット)
- 啓蒙の敵/Enemy of Enlightenment - 5/5飛行。(テーロス還魂記)
神河救済の麻呂サイクル
- 初めて立ったもの、清麻呂/Kiyomaro, First to Stand - 手札の枚数によって能力が追加される。
- 初めて夢見たもの、空麻呂/Soramaro, First to Dream - 飛行と土地を手札に戻すことでカードを引く起動型能力を持つ。
- 初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer - 生け贄に捧げることで手札の枚数を参照する全体除去能力を持つ。
- 初めて欲したもの、仇麻呂/Adamaro, First to Desire - 対戦相手の中で最も多い手札の枚数を参照する。
- 初めて生きたもの、増麻呂/Masumaro, First to Live - あなたの手札の枚数の2倍。
参考
- ↑ Out of the Closet, Part 2/クローゼットより その2(Making Magic 2011年7月22日 Mark Rosewater著)
- 参照クリーチャー
- Wallpaper of the Week: Maro(壁紙WotC)
- There's Always Two Maro(Making Magic 2002年12月2日 Mark Rosewater著)
- Maro Avatar (Magic Online Vanguard)
- カード個別評価:ミラージュ - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第7版 - レア
- カード個別評価:第6版 - レア