ナイトメア・サバイバル
提供:MTG Wiki
ナイトメア・サバイバル(Nightmare Survival)は、エクソダスの超強力エンチャント、適者生存/Survival of the Fittestと繰り返す悪夢/Recurring Nightmareの登場を受けて作られた、nWoの派生デッキ。デッキ名もこの2枚に由来する。
派生デッキではあるがこれ自体もnWoと呼ばれる事も多い。
海外ではRec-Surと呼ばれている。
テンペスト・ブロックを含むスタンダードから、テンペスト・ブロック構築、エクステンデッド、レガシーに至るまで様々な環境で人気が高い。
目次 |
概要
エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
エンチャント
クリーチャーを1体生け贄に捧げる,繰り返す悪夢をオーナーの手札に戻す:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
初期のnWoは自然の秩序/Natural Orderからファッティを高速召喚する速攻デッキだったが、こちらは187クリーチャーの能力を使い回すコントロールデッキである。適者生存/Survival of the Fittestで好きなクリーチャーをサーチでき、さらにそのカードを墓地に落とすことができる。そして繰り返す悪夢/Recurring Nightmareを使えば何度でもリアニメイトできるため、ETB能力を何度でも好きなだけ使いまわすことができる。適者生存で状況に応じたカードをシルバーバレットしてこられるのも強みである。フィニッシャーは夜のスピリット/Spirit of the Nightか新緑の魔力/Verdant Force。
世界選手権98ではベスト8中実に半数の4人を占め、その中のBrian Seldanは世界チャンピオンの栄冠を手にしている。彼のデッキリストはWorld Championship Decks 1998を参照のこと。
ウルザ・ブロック参入後は、新メカニズムのフリースペルと抜群の相性を示し、巨大鯨/Great Whaleで無限マナを生み出す瞬殺コンボも搭載される(→フリー・ホエリイ)。だが、あまりに強化されすぎたため、フリースペルに「手札から唱えたとき」に限定するエラッタが出され、繰り返す悪夢はスタンダードの禁止カードに指定されてしまう。
その後は生ける屍/Living Deathなどをリアニメイト手段に採用するようになった。→サバイバル・デス
エクステンデッドではメルカディアン・マスクス以降、ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobが使用される。しかしキーカードの適者生存が禁止カードに指定され、その道を断たれた。
- 同時期のエクステンデッドには同じ適者生存をキーカードとしたトレードウィンド・サバイバルも存在したが、このデッキとはまた少し異なる。
エクステンデッド
- エクステンデッド版のデッキ。
- アカデミーの学長/Academy Rectorによるシルバーバレット戦略が追加され、さらにゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment+永劫の輪廻/Enduring Renewalのペブルスコンボが搭載されている。
レガシー
- 備考
- グランプリリール05 ベスト4 (参考)
- 使用者:Luca Verdiani
- フォーマット