狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway

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2017年10月6日 (金) 20:45時点における153.145.196.237 (トーク) - whois による版
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Jace, Cunning Castaway / 狡猾な漂流者、ジェイス (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+1]:このターン、あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
[-2]:「このクリーチャーが呪文の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。」を持つ青の2/2のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-5]:それらが伝説でないことを除き、狡猾な漂流者、ジェイスのコピーであるトークンを2体生成する。

3

WHISPERのテキストには誤りがあります。-2能力の「呪文や能力の対象になったとき」は「呪文の対象になったとき」と読み替えてください。

イクサランで登場したジェイス忠誠度能力ルータークリーチャートークン生成、自身のコピー・トークンの生成。

+1能力
ルーター能力。
複数並んだ時に起動し過ぎるとライブラリーアウトの可能性や有用なカードを捨てるリスクがあるので、戦闘後に起動するのもあり。
-2能力
幻影の熊/Phantasmal Bear相当のトークン生成する。
-5能力
自身のコピーを2体生成する。
最初の1体を対処し損ねると、倍々ゲームで増えてゆく。
  • プレインズウォーカーの中でも特に倍増の季節/Doubling Seasonとの相性が良い。倍増の季節の後にこれを出すと、最初から奥義が使用可能になり、-5能力を繰り返せば無限ジェイストークン。そのジェイストークンから-2能力を使えばイリュージョントークンが、+1能力を使えば忠誠度8のジェイストークンが無限に作れる。
    • イリュージョントークンは全体除去などで比較的容易に処理できるが、ジェイスが残っていれば再びトークンを生成できる上に、忠誠度8のジェイスを一層できるカードは相当に限られる。
  • スタンダードであれば選定された行進/Anointed Processionで似たような挙動が起きるが、忠誠カウンターは増えないので、いきなり奥義とはいかず、無限トークンにもならない。

ルール

+1能力
-5能力

関連カード

ストーリー

アモンケット/Amonkhetニコル・ボーラス/Nicol Bolasの精神攻撃に敗北し、記憶喪失となってイクサラン/Ixalanに流れ着いたジェイス/Jace。自分が何者であるかも分からぬまま、かつては敵であったヴラスカ/Vraskaに拾われ、彼女の海賊船の一員となる。

詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。

  • 記憶喪失後、無人島にいたことで他者との接触がなかったジェイスは、自分が幻術を使えることには気づいているが、精神魔法を使えることには気づいていない。そのため、精神魔道士としての側面を反映した従来のジェイスとは異なり、幻術師としての側面を反映したデザインになっている[1]
  • イラストの背景にいる生物は、イクサラン収録のイリュージョン・トークンのイラスト[2]と同じ姿をしており、彼が作り出した幻影であることが分かる。またイラストのジェイスが以前よりも逞しい肉体をしているのは、無人島生活の中で鍛えたため[3]
  • カード名の「漂流者/Castaway」は、彼が表面的には海に投げ出されて無人島に流れ着いたように見えること、実際には多元宇宙/Multiverseという海でイクサランに流れ着いたことの両方を指しているものと思われる。

脚注

  1. Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 1/恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その1(Making Magic 2017年9月25日 Mark Rosewater著)
  2. The Tokens of Ixalan/『イクサラン』のトークン(Feature 2017年9月13日 Blake Rasmussen著)
  3. Jace, Alone/孤独のジェイス(Magic Story 2017年9月6日 R&D Narrative Team著)

参考

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