緑白青ビートダウン

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2015年4月20日 (月) 04:28時点におけるYukikaze (トーク | 投稿記録)による版
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緑白青ビートダウン(Green-White-Blue Beatdown)は緑白青3で組まれたビートダウン・デッキの総称。

目次

概要

コスト・パフォーマンスに優れるクリーチャーカウンターで守るクロック・パーミッションが基本。

主に青緑ビートダウンに白をタッチする形で組まれる。白のパーマネントコントロールにより柔軟性が高まる。また、白を足すことでクリーチャーサイズが底上げされるのも利点である。

テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期

タルキール龍紀伝の参入により、オジュタイバント(Ojutai Bant)と呼ばれる緑白タッチビートダウンないしミッドレンジ系のデッキが登場した。



マナ・クリーチャークルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixからマナを伸ばして龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Callerといった中マナ域のクリーチャーに繋げる。怪物化能力を持つ羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion棲み家の防御者/Den Protector死霧の猛禽/Deathmist Raptorコンボなど、序盤から終盤まで活躍するカードが選択されているのが特徴。

メインデッキ青マナを要求するのは基本的に龍王オジュタイだけだが、2ゲーム目以降はカウンターサイドインしクロック・パーミッションのように立ち回ることもできる。

デザイナーはCraig Wescoe参考/翻訳)。彼がプロツアー「タルキール龍紀伝」に持ち込みスタンダード部門8-2(全体10位)の成績を残したことで、環境の一角となった。

サンプルレシピ

Ojutai Bant [1]
土地 (24)
4 森/Forest
2 平地/Plains
1 島/Island
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 豊潤の神殿/Temple of Plenty
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 マナの合流点/Mana Confluence
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (28)
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion
4 棲み家の防御者/Den Protector
4 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
3 龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
3 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
2 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
呪文 (8)
3 ドロモカの命令/Dromoka's Command
3 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
サイドボード (15)
1 ドロモカの命令/Dromoka's Command
1 勇敢な姿勢/Valorous Stance
2 異端の輝き/Glare of Heresy
3 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 層雲の踊り手/Stratus Dancer
1 否認/Negate
2 アラシンの僧侶/Arashin Cleric
3 氷固め/Encase in Ice


イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期

呪禁バント(Bant Hexproof)またはバント・オーラ(Bant Auras)と呼ばれる、呪禁オーラシナジーを活かしたデッキが存在する。



詳細は呪禁バントを参照。

イニストラード・ブロック構築

スピリットSpirits)あるいはGeistsと呼ばれる、単体強化を軸とした緑青タッチデッキが存在する。



詳細は呪禁バントを参照。

アラーラの断片ブロック期

バントカラービートダウン・デッキバントアグロが存在し、スタンダードアラーラの断片ブロック構築で活躍した。



コンフラックス貴族の教主/Noble Hierarchが加わったことも大きい。バントの魔除け/Bant Charm忘却の輪/Oblivion Ringなどのサポートを受けつつ殴り殺す

神河ブロック構築

神河ブロック構築では、強力な伝説のクリーチャーを主体にしたビート・コントロールデッキクリーチャーによるビートダウンのサポートを足した構成をとる。



桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachからマナ加速し、曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorなどのファッティを高速召喚して殴るのが基本的な動き。

白ウィニーなどの速いウィニーデッキには梅澤の十手/Umezawa's Jitte除去し、最後の裁き/Final Judgmentで一掃する。

緊急時/Time of Needで状況に応じ必要なクリーチャーをサーチしてくるシルバーバレット戦略も採られる。また、神河物語で改定された当時のレジェンド・ルールを活かして対消滅対戦相手のクリーチャーを除去する使い方もできる。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (18)
4 桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
4 明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star
3 大蛇の支援者/Orochi Sustainer
2 北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
2 曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
1 浄火明神/Myojin of Cleansing Fire
1 塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker
1 狐の守護神/Patron of the Kitsune
呪文 (20)
4 木霊の手の内/Kodama's Reach
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
3 最後の裁き/Final Judgment
3 緊急時/Time of Need
2 香杉の源獣/Genju of the Cedars
土地 (22)
10 森/Forest
7 平地/Plains
2 氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge
1 永岩城/Eiganjo Castle
1 先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
1 島/Island
サイドボード
4 廃院の神主/Empty-Shrine Kannushi
4 亡霊の牢獄/Ghostly Prison
4 密の反抗/Hisoka's Defiance
2 摩滅/Wear Away
1 塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker

オデッセイ・ブロック期

環境青緑ビートダウンを加えたデッキが登場、青緑白マッドネスなどが活躍した。



同時期にジャッジメント緑白を優遇していたのも大きい。

エクステンデッド

バント/Bantクリーチャーカウンター除去でサポートするバントアグロが活躍している。



エクステンデッド(デュアルランド期)

ミラクルグロウを追加したスーパーグロウが登場、メタゲームの一角を占めた。



レガシー

青緑スレッショルドタッチしたデッキ環境初期から活躍した。



コンフラックスの登場で貴族の教主/Noble Hierarchが加わったことでバントアグロが成立、一個のアーキタイプとして確立した。


参考

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