青白奇跡コントロール
提供:MTG Wiki
青白奇跡コントロール(UW Miracle Control/Hallelujah!)は、その名の通り奇跡呪文を多用する青白コントロールのバリエーションの一つ。
目次 |
概要
終末/Terminusや時間の熟達/Temporal Masteryといった奇跡呪文を主力として活用する。
イニストラード・ブロック構築
イニストラード・ブロック構築ではアヴァシンの帰還参入後のプロツアー「アヴァシンの帰還」に登場、Alexander Hayneが使用して見事優勝を飾った。
全体除去の終末/Terminus・壊滅的大潮/Devastation Tide、ブロッカー兼フィニッシャーの天使への願い/Entreat the Angelsといった盤面を一変させる奇跡呪文を大量に採用。戦慄の感覚/Feeling of Dreadなどで時間を稼ぎ、これらのトップデッキを待つか、もしくは土地を伸ばして素撃ちする。あまり高速ではないブロック構築環境では5マナ6マナのリセットでも間に合うケースは多く、初手ないし最序盤で引いた奇跡呪文も比較的腐りにくい。
熟慮/Think Twiceや思考掃き/Thought Scourによって対戦相手のターンにもドローすることで、奇跡の発生確率を高めている。また時間稼ぎ手段の1つでもあり、リセットや時間の熟達/Temporal Masteryとの相性も良い月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sageも重要なパーツ。
メインデッキはほぼノンクリーチャーであり対戦相手の除去を腐らせることができる。クリーチャー戦が主体のイニストラード・ブロック構築においてこのメリットは大きい。そして、サイドボードから聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftなどのアタッカーを投入する、アグレッシブ・サイドボーディングの手法がとられている。
- 赤をタッチして忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damnedなどを用いるタイプも存在する。→参考
- ちなみにこのデッキはレア、神話レアを山積みにしたようなデッキで右手力とは別の意味でも使う人を選ぶ。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「アヴァシンの帰還」 優勝 (参考/参考)
- 使用者:Alexander Hayne
- フォーマット
UW Miracle Control [1] | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
レガシー
アヴァシンの帰還参入後のレガシーにも登場した。主に同環境の相殺コントロールに組み込まれる形で組まれることが多い。
奇跡呪文と師範の占い独楽/Sensei's Divining Topや渦まく知識/Brainstormなどのライブラリー操作呪文とのシナジーは抜群であり、比較的早い段階から組まれた。特にリセットカードの終末/Terminusにより、アグロデッキに対して高い耐性を持つことができるのが利点。
また天使への願い/Entreat the Angelsの天使・トークンと行き詰まり/Standstillとの相性に注目し、ランドスティルとのハイブリッドデッキの形態を取るものも存在する。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリヘント12 ベスト8(参考)
- 使用者:Andrea Milillo
- フォーマット