ハンマータイム
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後に相棒ルールの変更や夢の巣のルールスの[[禁止]]指定などにより従来の超高速運用は弱体化したものの、デッキ構成自体の見直しや[[モダンホライゾン2]]などで相性が良いカードを得たことにより、速度を若干落としつつもより高い安定性を実現しており、未だ利用者数の多いアーキタイプとして活躍している。 | 後に相棒ルールの変更や夢の巣のルールスの[[禁止]]指定などにより従来の超高速運用は弱体化したものの、デッキ構成自体の見直しや[[モダンホライゾン2]]などで相性が良いカードを得たことにより、速度を若干落としつつもより高い安定性を実現しており、未だ利用者数の多いアーキタイプとして活躍している。 | ||
− | *「Hammer Time」というデッキ名は主に[https://www.mtggoldfish.com/ MTGGoldfish] | + | *「Hammer Time」というデッキ名は主に[https://www.mtggoldfish.com/ MTGGoldfish]等の情報サイトで掲載されているもの。アメリカのミュージシャン「[[Wikipedia:ja:M.C.ハマー|MC Hammer]]」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」が様々な方面で文字通りの意味から「ハンマーを振るう時の掛け声」として転用されたことに由来する。 |
+ | <!--90年代のMC Hammerから更に遡って70年代の「ヨークシャー・リッパー」に由来する説が見られるが典拠不明。再現映像による後世の創作と思われる。--> | ||
*過去に同じ名称の[[緑]][[タッチ]][[白]]ビートダウンデッキが存在した。そちらのハンマーは[[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer]]で、[[プロツアーハリウッド08]]にて披露された。([http://web.archive.org/web/20090402122452/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20080609/index.html 最新スタンダードデッキ解説:ザ・スター]参照) | *過去に同じ名称の[[緑]][[タッチ]][[白]]ビートダウンデッキが存在した。そちらのハンマーは[[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer]]で、[[プロツアーハリウッド08]]にて披露された。([http://web.archive.org/web/20090402122452/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20080609/index.html 最新スタンダードデッキ解説:ザ・スター]参照) | ||
2022年12月5日 (月) 15:12時点における最新版
ハンマータイム(Hammer Time)は、巨像の鎚/Colossus Hammerとシガルダの助け/Sigarda's Aidをキーカードとするコンボ・ビートダウンデッキ。基本セット2020参入後のモダン環境とパイオニア環境に存在する。装備シュート、シガルダハンマーとも呼ばれる。
目次 |
[編集] 概要
ゲーム開始直後(最速で1ターン目)に二段攻撃や感染、飛行以外の回避能力を持つクリーチャーを戦場に出し、次ターン以降にシガルダの助け/Sigarda's Aid、巨像の鎚/Colossus Hammerと続けて巨像の鎚の莫大な装備コストを踏み倒して装備させるという超高速のビートダウンを狙う豪快なコンボデッキ。上記の流れを最速で実現できれば2ターンキルも可能。
基本セット2020のスポイラーリストで巨像の鎚が公開された当初からこのコンボは考案されていたが、トーナメントレベルには達しない奇抜なファンデッキとの見方が強かった。しかし、日本選手権19のサイドイベントである日本モダン選手権2019にてベスト8入りを果たすというまさかの活躍を見せたことから話題を呼んだ。
特にイコリア:巨獣の棲処にて夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denという相性抜群の相棒を獲得して以降は継戦性能も高まり、トーナメント級のアーキタイプの一つへと昇格した。
後に相棒ルールの変更や夢の巣のルールスの禁止指定などにより従来の超高速運用は弱体化したものの、デッキ構成自体の見直しやモダンホライゾン2などで相性が良いカードを得たことにより、速度を若干落としつつもより高い安定性を実現しており、未だ利用者数の多いアーキタイプとして活躍している。
- 「Hammer Time」というデッキ名は主にMTGGoldfish等の情報サイトで掲載されているもの。アメリカのミュージシャン「MC Hammer」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」が様々な方面で文字通りの意味から「ハンマーを振るう時の掛け声」として転用されたことに由来する。
- 過去に同じ名称の緑タッチ白ビートダウンデッキが存在した。そちらのハンマーはロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerで、プロツアーハリウッド08にて披露された。(最新スタンダードデッキ解説:ザ・スター参照)
[編集] パイオニア
2019年10月に制定されたパイオニアにおいても巨像の鎚/Colossus Hammerとシガルダの助け/Sigarda's Aidが使用可能なため、このデッキが試されている。
- 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticの存在しないフォーマットだが、マナ・コストが同じ武器庫の開放/Open the Armoryで巨像の鎚をライブラリーからサーチできる。1マナ追放除去の岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocksがサーチできる点では石鍛冶の神秘家よりも優秀といえる。
- モダンで可能だった1ターン目にコーの決闘者/Kor Duelistまたはぎらつかせのエルフ/Glistener Elf→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚で可能だった2ターンキルも、1ターン目にシガルダの助けと羽ばたき飛行機械/Ornithopter→2ターン目に巨像の鎚2枚(または巨像の鎚とドスン/Thud)で可能。ただしコンボパーツが増えてしまっているので狙いにくくはなっている。
ショップ主催のローカル大会にていくらかの活躍を見せているようだが、2019年11月現在大規模大会で一定の成績を収めた記録はない。パイオニア自体が新しいフォーマットであるため、今後の躍進が期待される。
[編集] モダン
[編集] サンプルリスト
[編集] 初期型
- 1ターン目にコーの決闘者/Kor Duelist→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚を出してコーの決闘者に装備させ、攻撃してブロックも除去もされなければ2ターンキルが可能。
- 2ターン目に速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicatorを出し、次ターンにシガルダの助けと巨像の鎚が揃っていればトランプルによりブロックされたとしても20点前後のダメージを叩き込むことができる。
- 上記の高速コンボが決まらなかった場合でも、各種剣や殴打頭蓋/Batterskull等によりビートダウンするプランにシフトできる。
[編集] イコリア:巨獣の棲処後
- 備考
- Modern Challenge - #12162936 6位(参考)
- 使用者:mashmalovsky
- フォーマット
Hammer Time [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 相棒ルール改定前のトーナメントでの入賞記録。当時はサイドボードから直接夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denを唱えることができた。ルール改定後もデッキ構成は変わらない。
- ルールスが戦場にあれば、墓地から2マナ以下のパーマネントを唱えることができる。このデッキにとっての鬼門であった除去・手札破壊・打ち消しにより墓地に落とされた各種コンボパーツを唱えられるようになり、安定性が増した。
- 相棒ルール改定後は夢の巣のルールスを採用せず、各種剣や殴打頭蓋等を採用した、ルールス登場以前の構成に立ち返ったデッキも度々見られるようなった。
[編集] 相棒ルール変更後
Hammer Time [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白単の構成。
- 装備先が羽ばたき飛行機械/Ornithopterとメムナイト/Memniteという2種の0マナクリーチャーに置き換えられている。