音波の炸裂/Sonic Burst

提供：MTG Wiki

2020年7月16日 (木) 10:41時点における版

エクソダスで登場した追加コスト付き4点火力。軽量ながら、手札を1枚無作為に捨てなければならない。

前のめりなデッキならば2マナ4点というダメージ効率は魅力的。また、呪われた巻物/Cursed Scrollを起動するために手札を減らす手段にもなる。そのため、当時のスライなどの高速ビートダウンに採用されることもあった。

ドラコ爆発では、コンボを決めた後に残った対戦相手のライフを削るため、狡猾な願い/Cunning Wishで持ってくる前提でサイドボードに入れられることもあった。

• 手札にこれしかカードがないなら、コストの支払いが完了できないため、唱えることができない。唱えることを宣言した時点で、このカードはスタックに置かれることに注意。
• 印刷当時の書式では、追加コストの表現が起動型能力のコストと同じ書式になっている。カードを1度に5枚捨てて20点のダメージを与えることはできないので注意。
• たまにソニック ブラスト/Blastと発音表記される（デュエルファイター刃三巻など）が、バースト/Burstが正しい。

関連カード

主な類似カード

追加コストとして手札を捨てる火力には、後にいくつかの亜種が作られている。

• 紅蓮操作/Pyrokinesis - 赤のカードを1枚追放するピッチスペル。対クリーチャー限定。6マナ4点ダメージを割り振るインスタント。（アライアンス）
  • 落盤/Cave-In - 赤のカードを1枚追放するピッチスペル。各プレイヤーにもダメージが及ぶ、5マナ2点全体火力のソーサリー。（メルカディアン・マスクス）
  • 火炎弾/Flameshot - 山・カードを1枚追放するピッチスペル。対クリーチャー限定。5マナ3点ダメージを割り振るインスタント。（プロフェシー）
  • 魂の撃ち込み/Soul Spike - 黒のカードを2枚追放するピッチスペル。黒の7マナ4点ドレインのインスタント。（コールドスナップ）
• 容認される損失/Acceptable Losses - 無作為に1枚捨てる。対クリーチャー限定。4マナ5点ダメージのソーサリー。（オデッセイ）
• 大音響攻撃/Sonic Seizure - 無作為に1枚捨てる。1マナ3点ダメージのインスタント。（トーメント）
• 壊滅的な夢/Devastating Dreams - 無作為にX枚捨てる。X点の全体火力。さらに互いにX個の土地を生け贄に捧げる。2マナのソーサリー。（トーメント）
• 殺戮の焚きつけ/Kindle the Carnage - 無作為に望む回数捨てて、その点数で見たマナ・コスト分ダメージの全体火力。3マナのソーサリー。（ディセンション）
• 稲妻の斧/Lightning Axe - 1枚選んで捨てるか(５)を支払う。対クリーチャー限定。1マナ5点ダメージのインスタント。（時のらせん）
• クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator - 無作為に1枚捨て、それがクリーチャーの場合のみそのパワー分ダメージの本体火力。4マナのクリーチャーのETB能力。（シャドウムーア）
• 天才の煽り/Blast of Genius - 追加コストでなくまず3ドローしてから、1枚捨てたカードのマナ・コスト分ダメージ。青赤6マナのソーサリー。（ドラゴンの迷路）
  • 高熱仮説/Hypothesizzle - まず2ドローしてから、1枚捨てたカードが土地でなければ4点ダメージ。クリーチャーしか対象にできない。青赤5マナインスタント。（ラヴニカのギルド）
  • 古き道のナーセット/Narset of the Ancient Way - 1ドローしてから、1枚捨てたカードのマナ・コスト分ダメージ。プレイヤーは対象にできない。赤白青4マナプレインズウォーカーの-2忠誠度能力。（イコリア：巨獣の棲処）
• ナヒリの怒り/Nahiri's Wrath - X枚捨ててX体のクリーチャーかプレインズウォーカーに捨てたカードのマナ・コストの合計分のダメージ。3マナのソーサリー。（異界月）
• 交感の力/Channeled Force - X枚捨ててX点ダメージとXドロー。青赤4マナのインスタント。（イコリア：巨獣の棲処）

同型の効果を起動型能力として持つパーマネントは嵐の束縛/Stormbindの項を参照。

参考

• カード個別評価：エクソダス - コモン