狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway
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*プレインズウォーカーの中でも特に[[倍増の季節/Doubling Season]]との相性が良い。倍増の季節の後にこれを出すと、最初から奥義が使用可能になり、-5能力を繰り返せば[[無限]]ジェイス[[トークン]]。そのジェイストークンから-2能力を使えば[[イリュージョン]]トークンが、+1能力を使えば忠誠度8のジェイストークンが無限に作れる。 | *プレインズウォーカーの中でも特に[[倍増の季節/Doubling Season]]との相性が良い。倍増の季節の後にこれを出すと、最初から奥義が使用可能になり、-5能力を繰り返せば[[無限]]ジェイス[[トークン]]。そのジェイストークンから-2能力を使えば[[イリュージョン]]トークンが、+1能力を使えば忠誠度8のジェイストークンが無限に作れる。 | ||
− | ** | + | **イリュージョントークンは全体除去などで比較的容易に処理できるが、ジェイスが残っていれば再びトークンを生成できる上に、忠誠度8のジェイスを一掃できるカードは相当に限られる。 |
*[[スタンダード]]であれば[[選定された行進/Anointed Procession]]で似たような挙動が起きるが、[[忠誠カウンター]]は増えないので、いきなり奥義とはいかず、無限トークンにもならない。 | *[[スタンダード]]であれば[[選定された行進/Anointed Procession]]で似たような挙動が起きるが、[[忠誠カウンター]]は増えないので、いきなり奥義とはいかず、無限トークンにもならない。 | ||
2017年10月6日 (金) 21:08時点における版
Jace, Cunning Castaway / 狡猾な漂流者、ジェイス (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+1]:このターン、あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
[-2]:「このクリーチャーが呪文の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。」を持つ青の2/2のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-5]:それらが伝説でないことを除き、狡猾な漂流者、ジェイスのコピーであるトークンを2体生成する。
WHISPERのテキストには誤りがあります。-2能力の「呪文や能力の対象になったとき」は「呪文の対象になったとき」と読み替えてください。
イクサランで登場したジェイス。忠誠度能力はルーター、クリーチャー・トークンの生成、自身のコピー・トークンの生成。
- -2能力
- 幻影の熊/Phantasmal Bear相当のトークンを生成する。
- -5能力
- 自身のコピーを2体生成する。
- 最初の1体を対処し損ねると、倍々ゲームで増えてゆく。
- プレインズウォーカーの中でも特に倍増の季節/Doubling Seasonとの相性が良い。倍増の季節の後にこれを出すと、最初から奥義が使用可能になり、-5能力を繰り返せば無限ジェイストークン。そのジェイストークンから-2能力を使えばイリュージョントークンが、+1能力を使えば忠誠度8のジェイストークンが無限に作れる。
- イリュージョントークンは全体除去などで比較的容易に処理できるが、ジェイスが残っていれば再びトークンを生成できる上に、忠誠度8のジェイスを一掃できるカードは相当に限られる。
- スタンダードであれば選定された行進/Anointed Processionで似たような挙動が起きるが、忠誠カウンターは増えないので、いきなり奥義とはいかず、無限トークンにもならない。
ルール
- +1能力
- この忠誠度能力は遅延誘発型能力を作る。忠誠度能力が解決した時点であなたがコントロールしていなかったクリーチャーも、条件を満たしたならルーター能力を誘発させる。
- 2体以上のクリーチャーがプレイヤーを攻撃した場合、通常、それらは同時に戦闘ダメージを与える。クリーチャーの数によらず、ルーター能力は1回だけ誘発する。
- 同一ターンにプレイヤーに戦闘ダメージを与えるタイミングが複数あるなら、能力はそのたびに誘発する。追加の戦闘フェイズが作られた場合や、先制攻撃か二段攻撃の存在によって戦闘ダメージ・ステップが2回ある場合がこれに該当する。
- 多人数戦において、あなたのコントロールするクリーチャーが複数のプレイヤーに同時に戦闘ダメージを与えたなら、能力はプレイヤーの数だけ誘発する。
- -5能力
- 各コピー・トークンは、忠誠カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る(CR:306.5b)。元のジェイスの上に置かれていたカウンターの数は引き継がない。
- イクサランの発売に際し、プレインズウォーカーの唯一性ルールは廃止された。またコピー・トークンは「伝説の」を持たないので、レジェンド・ルールの影響を受けない。したがっていずれのジェイスも、状況起因処理で墓地に置かれることはない。
- 「伝説の」を持たないことはコピー効果の一部であるため、コピー可能な値である。他のオブジェクトがこのトークンのコピーになったなら、それも「伝説の」を持たない。
関連カード
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
- 記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept
- 思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought
- ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact
- ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy - 束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound
- 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
- 狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway
- 巧妙な精神魔道士、ジェイス/Jace, Ingenious Mind-Mage
- 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
- 秘儀の策士、ジェイス/Jace, Arcane Strategist
- 鏡映魔道士、ジェイス/Jace, Mirror Mage
- スペースベレレン/Space Beleren
- 完成化した精神、ジェイス/Jace, the Perfected Mind
- 再覚醒したジェイス/Jace Reawakened
ストーリー
アモンケット/Amonkhetでニコル・ボーラス/Nicol Bolasの精神攻撃に敗北し、記憶喪失となってイクサラン/Ixalanに流れ着いたジェイス/Jace。自分が何者であるかも分からぬまま、かつては敵であったヴラスカ/Vraskaに拾われ、彼女の海賊船の一員となる。
詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。
- 記憶喪失後、無人島にいたことで他者との接触がなかったジェイスは、自分が幻術を使えることには気づいているが、精神魔法を使えることには気づいていない。そのため、精神魔道士としての側面を反映した従来のジェイスとは異なり、幻術師としての側面を反映したデザインになっている[1]。
- イラストの背景にいる生物は、イクサラン収録のイリュージョン・トークンのイラスト[2]と同じ姿をしており、彼が作り出した幻影であることが分かる。またイラストのジェイスが以前よりも逞しい肉体をしているのは、無人島生活の中で鍛えたため[3]。
- カード名の「漂流者/Castaway」は、彼が表面的には海に投げ出されて無人島に流れ着いたように見えること、実際には多元宇宙/Multiverseという海でイクサランに流れ着いたことの両方を指しているものと思われる。
脚注
- ↑ Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 1/恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その1(Making Magic 2017年9月25日 Mark Rosewater著)
- ↑ The Tokens of Ixalan/『イクサラン』のトークン(Feature 2017年9月13日 Blake Rasmussen著)
- ↑ Jace, Alone/孤独のジェイス(Magic Story 2017年9月6日 R&D Narrative Team著)