黒青緑フィッシュ

提供：MTG Wiki

2024年12月27日 (金) 22:35時点における最新版

この項目ではデッキについて記述しています。 アポカリプス初出のクリーチャー・カードについては墓荒らし/Grave Defilerをご覧ください。

黒青緑フィッシュ (BUG Fish) は、ヴィンテージに存在する黒青緑の3色によるクロック・パーミッションデッキの一つ。墓荒らし (Grabrauber) とも呼ばれるほか、このデッキタイプを支える死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanの英語名からDRSとも呼ばれる。

[編集] 概要

もともとヴィンテージにおけるフィッシュはクリーチャーのカードパワーの低さから目立たない存在であったが、時代とともにクリーチャーの質が上がったことでその地位も上がっていった。特に、パワーが共に2と及第点の打撃力を持ちながらカード・アドバンテージを稼げる闇の腹心/Dark Confidantと瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの2大インビテーショナルカードの影響が大きい。ほかに、墓地対策必須の環境にあって、統率者より漁る軟泥/Scavenging Oozeを得たのも大きく、また死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanの能力はあらゆる場面で器用に働く。その後も、トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trestなど追加の有力クリーチャーを得ている。黒緑により打ち消されない突然の衰微/Abrupt Decayが採用できる点も大きい。

Moxを色の合うMox Jet、Mox Sapphire、Mox Emeraldのみにとどめることが多いのも特徴の一つで、これにより無のロッド/Null Rodをメインから採用することも可能となっている。モダンホライゾン以降は代わりに、無のロッドを内蔵する上にP/Tも2/2と優秀で、活性の力/Force of Vigorのコストとしても使える溜め込み屋のアウフ/Collector Oupheがアーティファクト対策としてメインから採用される。その後も王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns、オークの弓使い/Orcish Bowmasters、超能力蛙/Psychic Frogといった強力な新戦力を獲得している。

[編集] サンプルレシピ

[編集] サンプルレシピ1

• 備考
  • BAZAAR of MOXEN7 ベスト8（参考）
  • 使用者：Amadeus Kurz
• フォーマット
  • ヴィンテージ（～ギルド門侵犯）

• サイドボードに殺し/Snuff Outを採用している点が特徴的。対象を取りつつ確実に破壊出来る点を買ったと思われる。

[編集] サンプルレシピ2

• 備考
  • Vintage Challenge #11780203 on 01/27/2019 準優勝（参考）
  • 使用者：shir kahn
• フォーマット
  • ヴィンテージ（～ラヴニカの献身）

• トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest獲得後のリスト。

[編集] サンプルレシピ3

• 備考
  • 北米ヴィンテージ選手権19 優勝（参考）
  • 使用者：Joe Brennan
• フォーマット
  • ヴィンテージ（～エルドレインの王権）

• 王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns獲得後のリスト。

[編集] サンプルレシピ4

• 備考
  • Vintage Challenge 32 on 12/01/2024 優勝（参考）
  • 使用者：Wesal
• フォーマット
  • ヴィンテージ（～ファウンデーションズ）

• 超能力蛙/Psychic Frog獲得後のリスト。

[編集] サンプルレシピ5

• 備考
  • アジアヴィンテージ選手権24 12位（参考）
  • 使用者：篠原 元
• フォーマット
  • ヴィンテージ（～ダスクモーン：戦慄の館）

• レオヴォルドやオーコを諦める代わりに夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denを相棒として採用したタイプ。

[編集] 参考

• フィッシュ
• デッキ集