甲鱗のワーム/Scaled Wurm

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[[コモン]]にしては特例的な[[ファッティ]]であり、さらにその堂々たる{{Gatherer|id=2586}}が[[アイスエイジ]]のパッケージを飾っていることから、知名度と存在感が非常に高いカードである。
 
[[コモン]]にしては特例的な[[ファッティ]]であり、さらにその堂々たる{{Gatherer|id=2586}}が[[アイスエイジ]]のパッケージを飾っていることから、知名度と存在感が非常に高いカードである。
 
*[[文章欄]]にびっしり書かれた[[フレイバー・テキスト]]はこのワームの凶悪さを物語っており、人気の一因となっている。
 
*[[文章欄]]にびっしり書かれた[[フレイバー・テキスト]]はこのワームの凶悪さを物語っており、人気の一因となっている。
{{フレイバーテキスト|氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。|「キイェルドー:氷の文明」}}
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{{フレイバーテキスト|氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。その巨体と凶暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。|「キイェルドー:氷の文明」}}
  
 
その知名度から、各種媒体においてファッティの代表格のように扱われ、[[新緑の魔力/Verdant Force]]などを用いたほうがいいように思える場面でも甲鱗のワームが優先して用いられる描写があった。例を挙げれば
 
その知名度から、各種媒体においてファッティの代表格のように扱われ、[[新緑の魔力/Verdant Force]]などを用いたほうがいいように思える場面でも甲鱗のワームが優先して用いられる描写があった。例を挙げれば
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それらの影響もあってか、現在日本のインターネットコミュニティでは屈指の人気カードであり、「'''甲鱗様'''」等と呼ばれ、一部に熱狂的なファンがいる。<!-- 2ちゃんねるには専用スレまであるほど。 -->
 
それらの影響もあってか、現在日本のインターネットコミュニティでは屈指の人気カードであり、「'''甲鱗様'''」等と呼ばれ、一部に熱狂的なファンがいる。<!-- 2ちゃんねるには専用スレまであるほど。 -->
 
*大小様々なアスキーアートが存在。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のアスキーアートは比較的珍しい。(→[http://www29.atwiki.jp/mtgaa/pages/30.html 参考]。)
 
*大小様々なアスキーアートが存在。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のアスキーアートは比較的珍しい。(→[http://www29.atwiki.jp/mtgaa/pages/30.html 参考]。)
*イラストの類も、[[背景世界/ストーリー用語|背景ストーリー]]に登場する[[プレインズウォーカー/Planeswalker|プレインズウォーカー]]や[[伝説のクリーチャー|レジェンド]]を差し置いてトップクラスに多い。投稿サイト「Pixiv」では、[[P/T]]の数値になぞらえ7月6日7時6分に甲鱗のワームのイラストを投稿する企画も行われた。
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*イラストの類も、[[背景世界/ストーリー用語|背景ストーリー]]に登場する[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や[[伝説のクリーチャー]]を差し置いてトップクラスに多い。投稿サイト「Pixiv」では、[[P/T]]の数値になぞらえ7月6日7時6分に甲鱗のワームのイラストを投稿する企画も行われた。
  
 
そういった話題性からか、実際のゲームであえてこのカードを使用する例もしばしば見られ、[[ウルザトロン]]や[[オース]]や[[バベル]]など、様々な[[デッキ]]に[[挿す|1枚差し]]されることがある。ほとんどの場合は勝敗を度外視した一発ネタで終わっているが、中には[[レガシー]]の[[青単コントロール#エターナル|青単BtB]]にタッチ緑で採用され、大会準優勝に貢献したという例も。
 
そういった話題性からか、実際のゲームであえてこのカードを使用する例もしばしば見られ、[[ウルザトロン]]や[[オース]]や[[バベル]]など、様々な[[デッキ]]に[[挿す|1枚差し]]されることがある。ほとんどの場合は勝敗を度外視した一発ネタで終わっているが、中には[[レガシー]]の[[青単コントロール#エターナル|青単BtB]]にタッチ緑で採用され、大会準優勝に貢献したという例も。

2024年6月10日 (月) 20:49時点における最新版


Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

7/6

初心者に、コスト重く、大きいだけのクリーチャーは、実は弱いのだ、と教えるためにあるかのようなカード

カード資産も知識も少ない初心者同士のゲームでなら、圧倒的なサイズによってまさにフィニッシャーとして活躍するだろうが、中級以上の相手と戦った時に活躍させるのは難しい。重い上に、回避能力を持たず、大きい(高いタフネス)以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。攻撃チャンプブロックでやり過ごされ、バウンスカウンター除去(及び平和な心/Pacifism擬似除去)への耐性が全くなく、対戦相手であればこれが出る前に決着がついている可能性が高い。そこに気付けば初心者脱出も近いだろう。

しかしながら、ゲーム展開が遅く対抗手段が限られるリミテッドでは侮れない存在となる。8マナ出るまでゲームが長引くことも珍しくなく、7/6ものサイズがあるため火力コンバット・トリックで倒されることもそうそうない。3回通せば勝負が決まってしまい、かと言って強引に止めるにはかなりの犠牲が強いられるとあり、相手としては対処につくづく困ることになる。特に第9版はびこり/Overgrowthコンスピラシーブレイゴの好意/Brago's Favorと相性は抜群であり、いずれもコモンなので狙ってピックしていけば数を集めやすい。

シングルシンボルはメリットではあるが、普通8マナが出る頃には緑マナも2~3点出せるのでその利点がほとんどない。ただタッチのデッキで使ったり、無色マナが豊富に出るデッキで使ったりしやすいのは事実であり、そのような使用例もしばしば見られる(#カード人気と逸話参照)。

[編集] カード人気と逸話

コモンにしては特例的なファッティであり、さらにその堂々たるイラストアイスエイジのパッケージを飾っていることから、知名度と存在感が非常に高いカードである。

氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。その巨体と凶暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。
「キイェルドー:氷の文明」

その知名度から、各種媒体においてファッティの代表格のように扱われ、新緑の魔力/Verdant Forceなどを用いたほうがいいように思える場面でも甲鱗のワームが優先して用いられる描写があった。例を挙げれば

それらの影響もあってか、現在日本のインターネットコミュニティでは屈指の人気カードであり、「甲鱗様」等と呼ばれ、一部に熱狂的なファンがいる。

そういった話題性からか、実際のゲームであえてこのカードを使用する例もしばしば見られ、ウルザトロンオースバベルなど、様々なデッキ1枚差しされることがある。ほとんどの場合は勝敗を度外視した一発ネタで終わっているが、中にはレガシー青単BtBにタッチ緑で採用され、大会準優勝に貢献したという例も。

[編集] 参考

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