血なまぐさい結合/Sanguine Bond

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*[[回復]][[プレイヤー]]への[[ドレイン]]に変えるエンチャント。単体では何もしないので、必然的に他のカードとの併用を前提に考えることとなる。
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自分の[[ライフ]][[回復]]と同じ点数だけ[[対戦相手]]のライフを失わせる[[エンチャント]]
**一般にライフを回復するカードはライフを失わせるカードより軽いので、効率よくドレイン出来る。例えば緑と白、両方を支払った[[アケノヒカリの注入/Dawnglow Infusion]]が2倍[[死のわしづかみ/Death Grasp]]に。プレイヤーにしか飛ばないが。
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*[[置換効果]]ではないので複数枚来ても[[腐る|腐らない]]のは良い。
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単体では何もしないので、必然的に他のライフ回復[[カード]]との併用を前提に考えることとなる。一般にライフを回復するカードは[[失う|失わせる]]カードより[[軽い]]ので、[[火力]][[呪文]]より効率が良い。もちろん[[黒]]に多い[[ドレイン]]によるライフロスを2倍にするのでも良いし、[[絆魂]]が[[スーパートランプル]]や[[二段攻撃]]を持つかのように働く。
  
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[[リミテッド]]での運用は難しいが、黒のドレインと[[白]]の回復カードをテーマとした[[環境]]ならばこれを中心に[[デッキ]]を組むのも面白い。[[基本セット2014]]のリミテッドでは[[死の大魔術師の杖/Staff of the Death Magus]]などの各種杖サイクルと同時に出せれば、色の一致したカードが全て1点ドレインへと化けるので[[白黒]]に限らない運用も可。ただ作動するのが6ターン目以降というのは若干悠長か。
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一方[[構築]]では色々な[[コンボ]]ができるカードである。例えば、[[Illusions of Grandeur]]を出せば[[対戦相手]]を一撃で倒すことも可能。[[アラーラの断片ブロック]]と[[ゼンディカー・ブロック]]が使えた時期の[[スタンダード]]では、[[陽の泉の探検/Sunspring Expedition]]や[[疲弊の休息/Rest for the Weary]]などの[[軽い|軽くて]]回復量の多いカードと併用したり、[[むかつき/Ad Nauseam]]でライフを大量に失ってから[[汚れた印章/Tainted Sigil]]を使って元のライフまで戻すことで一気に回復したりする[[シナジー]]を利用する[[ファンデッキ]]が存在した。
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*[[絆魂]]を持った複数のクリーチャーが同時に[[戦闘ダメージ]]を与えた場合、一括ではなくクリーチャー1体からの回復毎に別々に能力が誘発する。[[多人数戦]]では重要になる。その他[[誘発条件]]については[[ライフ#イベント]]を参照。
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*[[置換効果]]ではないので複数枚来ても[[腐る]]ことはない。
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*[[強請]]との相性も良好。白マナか[[黒マナ]]1点で自分は1点のライフゲイン、相手には2点のライフロスを押し付けることができる。特に[[盲従/Blind Obedience]]との相性は群を抜いている。エンチャントであるが故の[[除去耐性]]、対戦相手の[[クリーチャー]]がタップ状態で戦場に出ることによる時間稼ぎなど噛みあう点は多い。
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==関連カード==
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*[[極上の血/Exquisite Blood]] - [[対戦相手]]がライフを失うたび、あなたが同じ点数のライフを得る。2枚で[[無限ループ]]となる。([[アヴァシンの帰還]])
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*[[血に飢えた征服者/Bloodthirsty Conqueror]] - 極上の血と同能力のクリーチャー。([[ファウンデーションズ]])
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*[[死に至る大釜/Pestilent Cauldron]] - あなたがそのターン得たライフ点数だけ[[ライブラリー破壊]]を行う[[アーティファクト]]。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
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===主な亜種===
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[[コントローラー]]がライフを得るたびに[[対戦相手]]のライフを[[失う|失わせる]]カード。特記ない限り血なまぐさい結合とは違ってクリーチャー。
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*[[老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic]] - [[白青黒]]6マナ。ライフを得るたびに(1)を支払うことで、各対戦相手が1点のライフを失い[[あなた]]は1枚[[引く]]。([[統率者 (カードセット)|統率者]])
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*[[ヴィズコーパのギルド魔道士/Vizkopa Guildmage]] - [[白黒]]2マナ。ライフを得るたびに、各対戦相手が同じ点数のライフを失う。[[起動型能力]]でそのターン限定。([[ギルド門侵犯]])
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*[[果敢な血王/Defiant Bloodlord]] - 7マナ。血なまぐさい結合と同じ[[ルール文章]]を持つ。([[戦乱のゼンディカー]])
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**[[薄暮薔薇の棘、ヴィト/Vito, Thorn of the Dusk Rose]] - 3マナ。同じ能力に加えて、[[絆魂]]を与える[[起動型能力]]も持つ。([[基本セット2021]])
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*[[岸壁安息所の吸血鬼/Cliffhaven Vampire]] - 4マナ。ライフを得るたびに、各対戦相手が1点のライフを失う。([[ゲートウォッチの誓い]])
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**[[血の美食家/Epicure of Blood]] - 5マナ。岸壁安息所の吸血鬼と同じ能力を持つ。([[基本セット2019]])
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**[[略奪する破戒僧/Marauding Blight-Priest]] - 3マナ。岸壁安息所の吸血鬼と同じ能力を持つ。([[ゼンディカーの夜明け]])
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**[[魂浸し、ダイナ/Dina, Soul Steeper]] - [[黒緑]]2マナ。岸壁安息所の吸血鬼と同じ能力を持つ。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
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**[[星景の僧侶/Starscape Cleric]] - 2マナ[[新生]](2)(黒)。岸壁安息所の吸血鬼と同じ能力を持つ。([[ブルームバロウ]])
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*[[耽溺する貴族階級/Indulging Patrician]] - 白黒3マナ。3点以上のライフを得た[[ターン]]の終了時に、各対戦相手が3点のライフを失う。(基本セット2021)
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*[[心奪われし追跡者、ゴラム/Gollum, Obsessed Stalker]] - 黒2マナ[[潜伏]]。これから[[戦闘ダメージ]]を受けた対戦相手は[[終了ステップ]]に、このターンあなたが得たライフ点数のライフを失う。([[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]])
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*[[マルコフ家のソリン/Sorin of House Markov]] - 2マナ。[[第1面]]がクリーチャーである[[変身]]する[[プレインズウォーカー]]の-1[[忠誠度能力]]。[[任意の対象]]にこのターンあなたが得たライフ点数の[[ダメージ]]。([[モダンホライゾン3]])
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*[[月の集会/Lunar Convocation]] - 白黒2マナエンチャント。1点以上のライフを得たあなたのターンの終了時に、各対戦相手が1点ライフを失う。(ブルームバロウ)
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**[[星見の導師/Starseer Mentor]] - 白黒5マナクリーチャー。1点以上のライフを得たあなたのターンの終了時に、対象の対戦相手はライフ3点か手札1枚か土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げる。(ブルームバロウ)
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*[[永劫の不屈/Enduring Tenacity]] - 4マナの[[クリーチャー・エンチャント]]。[[死亡]]しても1回エンチャントとして戦場に戻る。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
 
==参考==
 
==参考==
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*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード
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*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:おとぎ話]] - [[レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2024年#Secret Lair x Dungeons & Dragons®: Astarion's Thirst|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Dungeons & Dragons®: Astarion's Thirst]]

2024年12月13日 (金) 14:46時点における最新版


Sanguine Bond / 血なまぐさい結合 (3)(黒)(黒)
エンチャント

あなたがライフを得るたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、その点数に等しい点数のライフを失う。


自分のライフ回復と同じ点数だけ対戦相手のライフを失わせるエンチャント

単体では何もしないので、必然的に他のライフ回復カードとの併用を前提に考えることとなる。一般にライフを回復するカードは失わせるカードより軽いので、火力呪文より効率が良い。もちろんに多いドレインによるライフロスを2倍にするのでも良いし、絆魂スーパートランプル二段攻撃を持つかのように働く。

リミテッドでの運用は難しいが、黒のドレインとの回復カードをテーマとした環境ならばこれを中心にデッキを組むのも面白い。基本セット2014のリミテッドでは死の大魔術師の杖/Staff of the Death Magusなどの各種杖サイクルと同時に出せれば、色の一致したカードが全て1点ドレインへと化けるので白黒に限らない運用も可。ただ作動するのが6ターン目以降というのは若干悠長か。

一方構築では色々なコンボができるカードである。例えば、Illusions of Grandeurを出せば対戦相手を一撃で倒すことも可能。アラーラの断片ブロックゼンディカー・ブロックが使えた時期のスタンダードでは、陽の泉の探検/Sunspring Expedition疲弊の休息/Rest for the Wearyなどの軽くて回復量の多いカードと併用したり、むかつき/Ad Nauseamでライフを大量に失ってから汚れた印章/Tainted Sigilを使って元のライフまで戻すことで一気に回復したりするシナジーを利用するファンデッキが存在した。

  • 絆魂を持った複数のクリーチャーが同時に戦闘ダメージを与えた場合、一括ではなくクリーチャー1体からの回復毎に別々に能力が誘発する。多人数戦では重要になる。その他誘発条件についてはライフ#イベントを参照。
  • 置換効果ではないので複数枚来ても腐ることはない。
  • 強請との相性も良好。白マナか黒マナ1点で自分は1点のライフゲイン、相手には2点のライフロスを押し付けることができる。特に盲従/Blind Obedienceとの相性は群を抜いている。エンチャントであるが故の除去耐性、対戦相手のクリーチャーがタップ状態で戦場に出ることによる時間稼ぎなど噛みあう点は多い。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

コントローラーがライフを得るたびに対戦相手のライフを失わせるカード。特記ない限り血なまぐさい結合とは違ってクリーチャー。

[編集] 参考

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