ギルド魔道士
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
2行: | 2行: | ||
==ミラージュ版== | ==ミラージュ版== | ||
− | [[ | + | [[マナ総量]]が1、[[サイズ]]が1/1である[[人間]]・[[ウィザード]]・[[クリーチャー]]の[[サイクル]]。各[[友好色]]の[[マナ]]1点を[[起動コスト]]に含む[[タップ能力]]を持つ。 |
{{#card:Civic Guildmage}} | {{#card:Civic Guildmage}} | ||
13行: | 13行: | ||
==ラヴニカ・ブロック版== | ==ラヴニカ・ブロック版== | ||
− | [[ | + | [[マナ総量]]が2、[[サイズ]]が2/2(いわゆる[[熊 (俗称)|熊]])である[[混成カード]]の[[クリーチャー]]の[[サイクル]]。各[[ギルド/Guild|ギルド]]に1種類ずつ存在し、それらの[[色]]の[[マナ]]を[[起動コスト]]に含む[[起動型能力]]を、それぞれの色について1つずつ持つ。 |
{{#card:Azorius Guildmage}} | {{#card:Azorius Guildmage}} | ||
− | 優秀な[[クリーチャー]]が少ない[[色]] | + | 優秀な[[クリーチャー]]が少ない[[色]]であっても共通して熊であるため、その点だけでも当時の基準としては[[カードパワー]]が高い。また[[混成カード]]全般に言える強みとして、[[単色デッキ]]でも[[唱える]]ことができ、2[[色]]以上の[[デッキ]]であっても[[色事故]]に耐性がある点が評価される。 |
− | [[リミテッド]] | + | [[リミテッド]]ではすべてが[[プレイアブル]]な実力を持っており、[[構築]]においても高い実績を残している。 |
*[[セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage]]:[[セレズニア対立]]の中核として用いられ、[[世界選手権05]]優勝の[[デッキ]]にもフル投入されていた。 | *[[セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage]]:[[セレズニア対立]]の中核として用いられ、[[世界選手権05]]優勝の[[デッキ]]にもフル投入されていた。 | ||
*[[アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage]]:[[フランス選手権06]]優勝の[[白ウィニー/スタンダード/ラヴニカ・ブロック期|白ウィニー]]には、これだけのために[[青]]が[[タッチ]]されていた。[[エターナル]]の青白[[フィッシュ#エターナル|フィッシュ]]でも活躍。 | *[[アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage]]:[[フランス選手権06]]優勝の[[白ウィニー/スタンダード/ラヴニカ・ブロック期|白ウィニー]]には、これだけのために[[青]]が[[タッチ]]されていた。[[エターナル]]の青白[[フィッシュ#エターナル|フィッシュ]]でも活躍。 | ||
28行: | 28行: | ||
==ラヴニカへの回帰ブロック版== | ==ラヴニカへの回帰ブロック版== | ||
− | + | マナ総量が2でサイズが2/2である事はラヴニカ・ブロックと共通だが、混成カードではなく[[多色]]クリーチャーで起動型能力も両方とも2色の色マナを必要とする。カード名には各ギルドの本拠地が使われている。 | |
{{#card:Skarrg Guildmage}} | {{#card:Skarrg Guildmage}} | ||
92行: | 92行: | ||
*{{WHISPER検索/カード名|Guildmage|ギルド(の)魔道士(Guildmage)}} | *{{WHISPER検索/カード名|Guildmage|ギルド(の)魔道士(Guildmage)}} | ||
*[[カードの俗称]] | *[[カードの俗称]] | ||
+ | *[[サイクル一覧]] |
2023年12月17日 (日) 21:18時点における最新版
ギルド魔道士(Guildmage)は、「ギルド魔道士」または「ギルドの魔道士」(英語ではともに"Guildmage")をカード名に含むクリーチャーのサイクル、またはそれに含まれるカードの俗称。ミラージュ、ラヴニカ・ブロック、ラヴニカへの回帰ブロック、ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身に登場し、共通して起動に色マナを要する2つの起動型能力を持つ。
目次 |
[編集] ミラージュ版
マナ総量が1、サイズが1/1である人間・ウィザード・クリーチャーのサイクル。各友好色のマナ1点を起動コストに含むタップ能力を持つ。
全体的に地味な印象を持たれるが、赤マナを起動コストに含む能力であるティム能力は1マナ圏のクリーチャーとしては強力であり、これを持つ祭影師ギルドの魔道士/Shadow Guildmageや農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmageはトーナメントでも活躍した。
かつてはウィザード以外のクリーチャー・タイプを持たなかったが、Magic Onlineでのミラージュ発売に伴い、サイクル全体に人間のクリーチャー・タイプが与えられた。
後の類似サイクルに、インベイジョンの学院の弟子サイクルや師匠サイクル、アポカリプスの信奉者サイクル、アラーラの断片の戦闘魔道士サイクルなどがある。
[編集] ラヴニカ・ブロック版
マナ総量が2、サイズが2/2(いわゆる熊)である混成カードのクリーチャーのサイクル。各ギルドに1種類ずつ存在し、それらの色のマナを起動コストに含む起動型能力を、それぞれの色について1つずつ持つ。
優秀なクリーチャーが少ない色であっても共通して熊であるため、その点だけでも当時の基準としてはカードパワーが高い。また混成カード全般に言える強みとして、単色デッキでも唱えることができ、2色以上のデッキであっても色事故に耐性がある点が評価される。
リミテッドではすべてがプレイアブルな実力を持っており、構築においても高い実績を残している。
- セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage:セレズニア対立の中核として用いられ、世界選手権05優勝のデッキにもフル投入されていた。
- アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage:フランス選手権06優勝の白ウィニーには、これだけのために青がタッチされていた。エターナルの青白フィッシュでも活躍。
- イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmage:エターナルのイゼットコントロールで、コンボパーツ兼アドバンテージ源として採用されている。
- ラクドスのギルド魔道士/Rakdos Guildmage:オーストラリア選手権07優勝のラクドス・アグロで序盤の主力を担った。
コストにタップを含まず、起動コストが3マナ以上であることが多いため、訓練場/Training Groundsから受ける恩恵は大きい。
[編集] ラヴニカへの回帰ブロック版
マナ総量が2でサイズが2/2である事はラヴニカ・ブロックと共通だが、混成カードではなく多色クリーチャーで起動型能力も両方とも2色の色マナを必要とする。カード名には各ギルドの本拠地が使われている。
[編集] ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身版
マナ・コストはラヴニカへの回帰ブロック版を、起動コストに必要な色マナはラヴニカ・ブロック版を踏襲している。また、起動コストにタップが必要になっており、ミラージュ版をも踏襲していると言える。カード名には各ギルドの二つ名が含まれている。
[編集] 該当カード
- 護民官ギルドの魔道士/Civic Guildmage
- 造物師ギルドの魔道士/Shaper Guildmage
- 祭影師ギルドの魔道士/Shadow Guildmage
- 武具師ギルドの魔道士/Armorer Guildmage
- 農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage
- 家門のギルド魔道士/House Guildmage
- 団体のギルド魔道士/League Guildmage
- 群集のギルド魔道士/Swarm Guildmage
- 軍勢のギルド魔道士/Legion Guildmage
- 議事会のギルド魔道士/Conclave Guildmage
- 評議会のギルド魔道士/Senate Guildmage
- 教団のギルド魔道士/Cult Guildmage
- 一族のギルド魔道士/Clan Guildmage
- 組織のギルド魔道士/Syndicate Guildmage
- 連合のギルド魔道士/Combine Guildmage
[編集] 参考
- ON INVESTMENT, PART 3 Making Magic/あの世界への回帰 その3 Making Magic -マジック開発秘話-
- カード名を「Guildmage」で検索
- カードの俗称
- サイクル一覧