勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill
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+ | *1つ目の忠誠度能力は[[対象]]を選ぶ部分が最初に来ておらず、テンプレートから外れている。 | ||
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*2つ目の忠誠度能力と異なり、呪文を唱えられるかは[[スタック]]上での呪文が取る特性を参照する。例えば火花の学者、ローアンが追放されていても、あなたはそれを青の呪文となる霜の学者、ウィルの側で唱えることはできない。 | *2つ目の忠誠度能力と異なり、呪文を唱えられるかは[[スタック]]上での呪文が取る特性を参照する。例えば火花の学者、ローアンが追放されていても、あなたはそれを青の呪文となる霜の学者、ウィルの側で唱えることはできない。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]] | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[神話レア]] | ||
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2023年10月25日 (水) 12:50時点における最新版
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
[+1]:(赤)を加える。プレイヤーやプレインズウォーカーのうち最大1つを対象とする。勝負服纏い、チャンドラはそれに1点のダメージを与える。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。それが赤であるなら、このターン、あなたはそれを唱えてもよい。
[-7]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を追放する。このターン、あなたはその中から望む数の赤の呪文を唱えてもよい。あなたは「あなたが赤の呪文を唱えるたび、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。この紋章はそれにX点のダメージを与える。Xは、その呪文を唱えるために支払ったマナの点数に等しい。」を持つ紋章を得る。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。-7忠誠度能力の「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
イニストラード:真紅の契りで登場したチャンドラ。忠誠度能力はマナを加える能力と火力、衝動的ドロー、衝動的ドローと赤の呪文を唱えるたびに火力を放つ紋章。
[編集] 解説
- 1つ目の+1能力
- 赤マナを加え、プレイヤーかプレインズウォーカーへ1点のダメージを飛ばす。
- このカードでは最も安定している能力で、自身が戦場に出たターンに起動すれば差し引き2マナで唱えられることになる。次のターンからはマナ加速になり、自身が軽いことも相まってより重いカードも安定して運用できるようになる。ダメージ効果はおまけだが、相手のプレインズウォーカーがマイナス能力から入ることの牽制などにはなる。
- パイオニア以下のフォーマットならば舞台照らし/Light Up the Stage・批判家刺殺/Skewer the Criticsと相性が良く、この能力だけで絢爛の達成とコストの確保を行える。
- 2つ目の+1能力
- 赤のカード専用の衝動的ドロー。
- 赤限定、土地をプレイすることはできない、と制約こそ多いものの、3マナにして忠誠度を上げながらアドバンテージを稼げるのは破格。この能力や下記の-7能力を活かすため、赤単色かそれに近いデッキで運用したい。
- -7能力
- 赤の呪文専用の衝動的ドローに加え、赤の呪文へ支払ったマナの分だけのダメージを任意の対象へ飛ばす紋章を得る。
- ダメージが不定になり赤の呪文にしか反応しなくなったが、反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance同様に撃てばほぼ勝ちな能力。6枚分の疑似ドローを活かし、一気に相手のライフを追い詰めたい。このカードを複数投入しておけば、自身がこの能力の起動で戦場を離れても、新しいチャンドラが捲れる可能性があるのは嬉しいところ。
- 相手が呪禁を持っているなどで対象に取れるものが自分しかない場合、自分がそのダメージを受けなければならないことには注意が必要。
盤面にこそほとんど触れないが、マナ加速と衝動的ドローの組み合わせによりデッキの安定性に大きく貢献できる。2つ目、3つ目の能力を生かすために赤単色デッキか、他の色をタッチ程度に留めた構築が要求されるのがネックではあるが、構築段階で気を遣ってやれば3マナのプレインズウォーカーとは思えない活躍をしてくれる。
スタンダードではローテーション後の赤単アグロに採用される場合がある。
- 日本語版のカードには2つ目の忠誠度能力の呪文を唱える期限である「このターン」が抜けている誤訳が存在する[1]。解決中に呪文を唱える効果では無いので注意。
- 1つ目の忠誠度能力は対象を選ぶ部分が最初に来ておらず、テンプレートから外れている。
- ”Dressed to kill”は、「悩殺するような魅力的な服を纏っている」という意味の慣用句。直訳すると「殺すための服を纏っている」という意味だが、通常版のイラストでチャンドラがめかし込んだ服を着て吸血鬼と戦闘している場面を描いているように、カード名はこの2つのダブルミーニングとなっている。日本語訳の「勝負服」は、この2つの意味をうまく取り込んだ訳であるといえる。
[編集] ルール
- 2つ目の+1能力
- 追放されたカードを唱えるタイミングは通常のルールの許諾と制限に従う。インスタントや瞬速を持つ呪文以外は、あなたのメイン・フェイズでスタックが空のとき唱えることができる。前述の通り日本語カードは誤訳があるため注意。
- 追放したカードが唱えられるかは追放されているカードの特性を参照する。例えば火花の学者、ローアン/Rowan, Scholar of Sparksが追放されているなら、あなたはそれを青である霜の学者、ウィル/Will, Scholar of Frostの側で唱えてもよい。
- 3つ目の能力
- 追放されたカードを唱えるタイミングは通常のルールの許諾と制限に従う。インスタントや瞬速を持つ呪文以外は、あなたのメイン・フェイズでスタックが空のとき唱えることができる。
- 2つ目の忠誠度能力と異なり、呪文を唱えられるかはスタック上での呪文が取る特性を参照する。例えば火花の学者、ローアンが追放されていても、あなたはそれを青の呪文となる霜の学者、ウィルの側で唱えることはできない。
[編集] 関連カード
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
- 燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
- 炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand
- 紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
- カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh - 燃え盛る炎、チャンドラ/Chandra, Roaring Flame
- 炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller
- 反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance
- 紅蓮の俊英、チャンドラ/Chandra, Pyrogenius
- 勇敢な紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Bold Pyromancer
- 炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan
- 新米紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Novice Pyromancer
- 炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame
- 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno
- 炎の憤怒、チャンドラ/Chandra, Flame's Fury
- 炎の心、チャンドラ/Chandra, Heart of Fire
- 炎の触媒、チャンドラ/Chandra, Flame's Catalyst
- 勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill
- 希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beacon
- 火の後裔、チャンドラ/Chandra, Legacy of Fire
- 整炎師、チャンドラ/Chandra, Flameshaper
[編集] 脚注
- ↑ 『イニストラード:真紅の契り』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年11月11日)
[編集] ストーリー
オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenの結婚式に潜入するため、ドレスで着飾ったチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar。詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)を参照。