ウルザ/Urza
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− | + | サイクリクス解放の大爆発によるミシュラの死、および両軍のほとんどが壊滅という事実は、兄弟戦争の実質的な終結をもたらした。戦争はウルザたちヨーティア側の勝利と言えたが、その勝利は何も得るもののない形骸的なものでしかなった。テリシア大陸は荒廃し、異常気象が日常となり、戦争の爪痕が各地で深く、痛ましく残った。ウルザは自分自身が引き起こした戦争と災害の大きさへの後悔、そして人間ではなくなっていたとはいえ、実の弟を手にかけてしまったことに対する罪の意識にさいなまれる。また不老不死の存在となった代償は、時が流れるにつれ、彼と彼の親しき人達との死別の繰り返しを余儀なくした。何十年、百数十年、何百年・・・・、罪の意識と孤独感を抱き続けたことで、ウルザは半ば正気を失っていった。そんな彼の頭に時おり内なる声が囁いた。それは彼の両目のパワーストーンに秘められし[[グレイシャン/Glacian]]の魂だった。グレイシャンの魂はウルザに「お前は悪くない。全てはファイレクシアのせいだ」という悪意と狂気に満ちた励ましの言葉を囁いた。やがてウルザは「ミシュラの意志はファイレクシアによって操られていた」「ミシュラはファイレクシアの手にかかり殺されたのだ」と思い込むことで、心の落ち着きを保つようになる。ファイレクシアへの激しい復讐心の炎を燃やすウルザは、ファイレクシアに関する情報を求めて、世界を歩き回った。 | |
− | + | 兄弟戦争から約1,500年後、弟の仇を求めて[[多元宇宙/Multiverse]]をさまようウルザは、ようやくファイレクシアを知る者、ファイレクシアの[[潜伏工作員/Sleeper Agent|潜伏工作員]]、ファイレクシア人[[ザンチャ/Xantcha]]と巡り合った。ザンチャの導きの元、ウルザは弟の仇を取ると言う名目でファイレクシア本土へと乗り込んだが敗北。ウルザとザンチャは[[セラ/Serra]]の世界へと逃げ込んだ。(→詳細は[[ザンチャ/Xantcha]]を参照) | |
− | + | ザンチャとの死別後、ウルザはザンチャと友に歩んだ1,600年を超える長い、長い旅で得た様々な教訓を糧に、来たるべきファイレクシアとの戦争への準備をすすめることにする。AR3,285年、その準備の一環として、ウルザは[[トレイリア/Tolaria]]に研究施設、兼、学校、そして来たるべき戦争時には拠点となる予定の[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]を開校する。ウルザはアカデミー内において生徒たちの指導をしながら、ファイレクシアに対する研究を行う。かつてヨーグモスによる侵略を一度撃退している古代スラン文明になら、ファイレクシア打倒のヒントがあると考えたウルザは、ファイレクシア攻略の鍵の入手、そして「古代スラン人がファイレイクシア人になった」という過去を改変するための『時間遡行実験』を計画した。しかし、ファイレクシアの潜伏工作員[[ケリック/Kerrick]]の襲撃を引き金に実験は失敗。時間災害が発生し、トレイリアは時空間のひずみの中に飲み込まれた。 | |
− | その後、対ファイレクシアのために人造人間[[メタスラン/Metathran]]を作ったり、血統実験で[[レガシー/Legacy]] | + | その後、対ファイレクシアのために人造人間[[メタスラン/Metathran]]を作ったり、血統実験で[[レガシー/Legacy]]発動の「人的発動装置」としてキャパシェン一族を生み出すなど、数多くの非人道的な行為を行う。(→詳細は[[[[アカデミー/Academy]]]]を参照) |
===対ファイレクシア戦争=== | ===対ファイレクシア戦争=== |
2014年8月2日 (土) 14:37時点における版
二つ名 | {{{二つ名}}} |
種族 | 人間(プレインズウォーカー) |
出身 | ドミナリア、テリシア |
生没年 | AR0~AR4205 |
カード | なし |
ウルザ/Urzaは、ウェザーライト・サーガまでのマジックを代表するキャラクター。名前の初出はアルファのウルザの眼鏡/Glasses of Urzaとウルザの色眼鏡/Sunglasses of Urzaで、主にアンティキティー、ウルザ・ブロック、インベイジョン・ブロックに登場した。ヴァンガード以外でウルザ本人は直接カード化されていないが、インベイジョンではその正体を隠した無明の予見者/Blind Seerがカード化されている。
目次 |
解説
ドミナリア/Dominariaの歴史とともに生き、その命運を握った強大なプレインズウォーカー/Planeswalker。人間の男性。ドミナリアのテリシア/Terisiare大陸アルガイヴ/Argive地方出身。AR0年生、AR4205年没。
弟ミシュラ/Mishraと繰り広げた兄弟戦争/Brothers' Warはあまりにも有名であり、ドミナリア/Dominaria=ファイレクシア/Phyrexia戦争において、ファイレクシア/Phyrexiaを撃退するのに大きな役割を果たした。
ストーリー
生まれ
AR0年にテリシア大陸に生まれる。ミシュラとは兄弟であるが同じ年の生まれで、ウルザは年の初めに、ミシュラは年の終わりに生まれた。父と母の名前は不明。
幼年時代
10歳前後に、キャラバン隊に連れられてトカシア/Tocasiaのキャンプを訪れ、トカシアに引き取られる。以後、トカシアを実の母同然に慕う。幼くして母をなくし、父が再婚するも義母には嫌われていたようだ。このころ、父も病に倒れる。ウルザとミシュラの兄弟は考古学者であるトカシアの下でアーティファクトの基礎と、古代スラン/Thran文明に関する知識を仲良く学んだ。
徒弟時代
弟のミシュラが研究室よりも野外での発掘を好み、他者から多くを学ぶ人好きのする性格の子になったのに対し、兄のウルザは人付きあいの苦手な研究肌の子に育っていた。そういった性格や人間性の違いこそあれど、ウルザとミシュラは仲の良い兄弟であった。幼いがゆえに生じる、つまらない意地の張り合いや意見の食い違いからくる些細な衝突や兄弟喧嘩こそたまにあれど、最後にはトカシアの仲裁などで仲直りをした。唯一の肉親同士である2人の兄弟は、キャンプの中、トカシアの下で互いに互いを助け合いながら成長していった。AR16年頃、ウルザは弟ミシュラとともに発掘されたスラン文明の遺物、羽ばたき飛行機械/Ornithopterを運良く良好な状態で発掘。キャンプの仲間たちとともに、ウルザ、ミシュラ、トカシアの3人が中心となって、これを修理・復元することに成功する。AR20年、修復された飛行機械はウルザ、ミシュラ、トカシアの3人を運命の地コイロスの洞窟へと導いた。。この洞窟に『秘密の中心』という意味でコイロスと名付けたのはウルザである。洞窟はコイロスの洞窟を探険した3人は、最奥部で稼働していた施設の中枢でパワーストーン/Powerstoneを発見する。兄弟が先を争って手を伸ばしたところ、そのパワーストーンは2つに割れ、ウルザは割れた片方の1つマイトストーン(イラスト)を手にし、残るもう片方のウィークストーン(イラスト)をミシュラが手に入れた。このパワーストーンは洞窟の奥にある、ドミナリアとファイレクシアとをつなぐ門(イラスト)(ポータル)を封印するという大事な役目を果たしていたのだが、ウルザがこの事実を知るのは、もっとずっと後のことである。3人がキャンプに戻った後、ウルザとミシュラはパワーストーンを巡って事あるごとに争うようになった。トカシアは兄弟たちをなだめ、争いを止めようとしたが、遂にその巻き添えとなり死亡してしまう。兄弟たちは最初こそ、2人にとって実の母にも等しき大切な存在であったトカシアの死をともに悼み、自分たちの過ちを悔いた。しかし、ほどなくして両者はどちらともなく「トカシアが死んだのはお前のせいだ」と互いに罵りあうようになった。このトカシアの死という大事をキッカケとし、ウルザとミシュラの兄弟は生き別れることになった。
青年時代
AR21年、ウルザが21歳になったころ、彼はヨーティア/Yotiaの首都クルーグ/Kroogにあるラスコー時計店に、職人ラスコー氏の弟子として住み込んでいた。ウルザは都の中で、後に彼の妻となるヨーティア国の王女カイラ・ビン・クルーグ/Kayla bin-Kroogと出会う。しばらくして、王女の婿捜しの儀が行われた。それは「広場の中央にある翡翠の巨像(イラスト)を動かしたものが、王女と結婚できる」というものであった。ウルザは王女カイラとの結婚には興味がなかったようであるが、王女の婿に与えられるという宝の山の中に古代スラン/Thranの秘本であるジェイラム秘本/Jalum Tomeを見つけると、彼はアーティファクトのロボットを作り、「力ではなく知恵によって像を動かす」と言い、ロボットを使って翡翠像を動かして見せた。カイラの父である「将軍」はこのような機械を使って翡翠像を動かすというやり方には納得しなかったが、カイラの説得やラスコーの言葉を受けて結婚を許可した。王女の婿となったことで、ウルザは必然的に「ヨーティア国の王族」という立場になる。ウルザには王族の証として冠(かんむり)(イラスト)が授与された。
ヨーティアの王族たちと親族になったことで、ウルザはヨーティア国を始め、近隣の同盟諸国というバックボーンを手に入れる。その一方でミシュラもまたヨーティアと対立していたファラジをその手中に収める。ここにウルザのヨーティアとミシュラのファラジという対立構造が浮き彫りになった。AR23頃、タウノス/Tawnosがウルザに弟子入りする。一方で、同時期にアシュノッド/Ashnodもミシュラに弟子入りしていた。
ミシュラとの戦い(兄弟戦争)
2人の兄弟の対立は、テリシア大陸中の国家と部族を巻き込んだ争いに発展していった。そして後世、『兄弟戦争/Brothers' War』と呼ばれる戦争に至るのである。AR27から28年頃に兄弟戦争は開戦。タウノスはウルザの副官となる。戦争が始まってまもなく、首都クルーグやその防衛軍は、ミシュラ軍のドラゴン・エンジンや戦争機械の襲撃により、そのほとんどを破壊されてしまう。残存したクルーグのものたちを含め、これ以上人死にの犠牲を出したくなかったウルザは、ミシュラの強力な機械の軍隊に対抗すべく、自身もまた機械の兵力の増産を決意する。AR29年、妻カイラとの間に息子ハービン/Harbinが生まれる。家族のことを気にかけるウルザだったが、目まぐるしく変化する戦況の様子は、彼に家族のことを想う時間をあまり与えてはくれなかった。息子ハービンは妻カイラの下で育つ。
長きに渡って続く兄弟戦争は、テリシア各地で多くの国々を疲弊させていった。ウルザとミシュラの機械の軍隊や戦争に用いる武具は、特に大量の資源を必要とした。また、軍隊の動力に用いるスラン文明時代のマナ・クリスタルやパワーストーンを求める大規模な発掘が、テリシア大陸中のそこかしこで行われるようになった。その結果、戦争の被害や発掘作業による環境破壊と、それが原因で起きる異常気象も見られるようになった。しかしそれでも両軍は資源の奪い合いを止めようとしなかった。ウルザは「兵力の不足が敗北を生み、犠牲を生むこと」を学んだからである。こうしてドミナリアそのものを犠牲にした戦争と、止むことのない資源の奪い合いは、何十年にも渡り続いた。大地はほじくり返えされ(イラスト)、そこかしこに鉱山や精製施設が立ち並び、ウルザとタウノスは様々なアーティファクトやアーティファクト・クリーチャーを製造した。
AR55年、青年に育っていたハービンは飛行機械の操縦中、大嵐に逢う。が、その嵐の後、偶然テリシア大陸の南に位置する小大陸、または巨大な島のアルゴス島を発見する。無事に生還したハービンは、再度アルゴス島へと引き換えし、アルゴス島の調査を開始する。それから2年後のAR57年、戦況は次第にこのアルゴス島の豊かな資源を巡る争いへと移っていく様子を見せた。しかし両軍ともに、アルゴス側の激しい抵抗を受けることになる。アルゴスには森の意志を体現する女神ティタニアと、彼女を信仰するエルフやドルイドの集団、そして、機械の軍隊に勝るとも劣らない屈強なツリーフォーク達がいたのだ。彼らは自分たちの住処を守るために、アルゴスへ上陸しようとするウルザとミシュラの軍双方と抗戦した。だが、やがてその戦いが島の荒廃が進ませるにつれて、アルゴスの住人たちの抵抗はあきらめへと変わっていった。
AR64年、遂に両軍はアルゴスに上陸。戦争は最終的にアルゴスの地を舞台に繰り広げられる。アルゴスの資源をめぐる戦いはウルザとミシュラ、両者と双方の軍が死力を尽くす最終決戦を迎える。その戦いの最中ウルザとミシュラは対峙した(イラスト)。弟ミシュラとの再会を果たしたウルザだったが、ウルザはミシュラが既に生きる機械と化していたこと、そして彼の口から、彼が異世界ファイレクシアの悪魔にその魂を捧げていたことを知る。ミシュラは姿も、そして心も既に人間ではなくなっていた。ウルザは怒りと悲しみの入り混じった感情を抱いた。その感情を起爆剤に、ウルザは彼の助手が持ってきたスラン製のアーティファクト、「Golgothian Sylex(サイリクス)」の力を解放。ミシュラもろともアルゴス島の大半を粉みじんにするほどの大爆発を起こし、島にいたほとんどのものを敵味方関係なしに海へと沈めた。サイクリクスの解放によって生じた大爆発の余波は、世界の隅々にまで及んだ。テリシア大陸は引き裂かれ、異常気象が日常となり、ドミナリアはゆっくりと氷河期へ突入していくことになった。
サイリクスの爆発はウルザの身体も引き裂いたが、直後、ミシュラの体から離れたウィークストーンが、ウルザの持つもう片方のマイトストーンに引き寄せられて来た。彼ら兄弟が40年以上前にコイロスの洞窟で手に入れた2つのパワーストーンは、ウルザの目の代わりに彼の頭蓋骨に収まった。激しい怒りの感情でプレインズウォーカーの力に目覚めたウルザは、スラン文明が残したもっとも力のあるパワーストーンをその身に宿した。プレインズウォーカー・ウルザの誕生である。ちなみに後のナイン・タイタンズ/Nine Titansの一人、ボウ・リヴァー/Bo Levarもこの影響でプレインズウォーカーになる。
プレインズウォーカー以後
サイクリクス解放の大爆発によるミシュラの死、および両軍のほとんどが壊滅という事実は、兄弟戦争の実質的な終結をもたらした。戦争はウルザたちヨーティア側の勝利と言えたが、その勝利は何も得るもののない形骸的なものでしかなった。テリシア大陸は荒廃し、異常気象が日常となり、戦争の爪痕が各地で深く、痛ましく残った。ウルザは自分自身が引き起こした戦争と災害の大きさへの後悔、そして人間ではなくなっていたとはいえ、実の弟を手にかけてしまったことに対する罪の意識にさいなまれる。また不老不死の存在となった代償は、時が流れるにつれ、彼と彼の親しき人達との死別の繰り返しを余儀なくした。何十年、百数十年、何百年・・・・、罪の意識と孤独感を抱き続けたことで、ウルザは半ば正気を失っていった。そんな彼の頭に時おり内なる声が囁いた。それは彼の両目のパワーストーンに秘められしグレイシャン/Glacianの魂だった。グレイシャンの魂はウルザに「お前は悪くない。全てはファイレクシアのせいだ」という悪意と狂気に満ちた励ましの言葉を囁いた。やがてウルザは「ミシュラの意志はファイレクシアによって操られていた」「ミシュラはファイレクシアの手にかかり殺されたのだ」と思い込むことで、心の落ち着きを保つようになる。ファイレクシアへの激しい復讐心の炎を燃やすウルザは、ファイレクシアに関する情報を求めて、世界を歩き回った。
兄弟戦争から約1,500年後、弟の仇を求めて多元宇宙/Multiverseをさまようウルザは、ようやくファイレクシアを知る者、ファイレクシアの潜伏工作員、ファイレクシア人ザンチャ/Xantchaと巡り合った。ザンチャの導きの元、ウルザは弟の仇を取ると言う名目でファイレクシア本土へと乗り込んだが敗北。ウルザとザンチャはセラ/Serraの世界へと逃げ込んだ。(→詳細はザンチャ/Xantchaを参照)
ザンチャとの死別後、ウルザはザンチャと友に歩んだ1,600年を超える長い、長い旅で得た様々な教訓を糧に、来たるべきファイレクシアとの戦争への準備をすすめることにする。AR3,285年、その準備の一環として、ウルザはトレイリア/Tolariaに研究施設、兼、学校、そして来たるべき戦争時には拠点となる予定のトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyを開校する。ウルザはアカデミー内において生徒たちの指導をしながら、ファイレクシアに対する研究を行う。かつてヨーグモスによる侵略を一度撃退している古代スラン文明になら、ファイレクシア打倒のヒントがあると考えたウルザは、ファイレクシア攻略の鍵の入手、そして「古代スラン人がファイレイクシア人になった」という過去を改変するための『時間遡行実験』を計画した。しかし、ファイレクシアの潜伏工作員ケリック/Kerrickの襲撃を引き金に実験は失敗。時間災害が発生し、トレイリアは時空間のひずみの中に飲み込まれた。
その後、対ファイレクシアのために人造人間メタスラン/Metathranを作ったり、血統実験でレガシー/Legacy発動の「人的発動装置」としてキャパシェン一族を生み出すなど、数多くの非人道的な行為を行う。(→詳細は[[アカデミー/Academy]]を参照)
対ファイレクシア戦争
AR4205年、ファイレクシアの侵略が始まると彼はすぐに手を打ち、ドミナリア軍の指揮をとった。が、途中で行方不明に。彼は無明の予見者/Blind Seerとしてウェザーライト/Weatherlightのクルーたちに助言を与え、コイロスの戦いでは直接手も貸した。その後ウルザはナイン・タイタンズ/Nine Titansを率いてファイレクシアに攻め込む。しかしウルザは機械次元のファイレクシアに魅かれていき、遂に第六球層で次元破壊爆弾の起爆装置を解体し、更に仲間のテイザー/Taysirを殺害して敵に寝返ってしまう。彼はヨーグモス/Yawgmothの導きにより第七球層でミシュラに対面するが、助けを乞う弟を見捨ててヨーグモスに忠誠を誓う(→詳細はこちら参照)。ウルザはファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaに連れられ、ヨーグモスの言葉どおりジェラード/Gerrardと戦うが、敗れて首を切られた。首だけとなってもウルザは両目のパワーストーンによって死なず、ドミナリアに帰還した。ヨーグモスが倒された後、ジェラードと共にカーン/Karnに融合してその長い生涯を終えた。
次元の混乱
公式記事Backwards Through the Looking Glassで明かされた、もう1つのマジックの”if”の歴史では、全く異なるストーリーを持つ。
才能ある若き精霊術師(elementalist)としてミシュラ/Mishraと共にトカシア/Tocasiaの教えを受けたとされ、邪悪な子孫ジェラード/Gerrardに対抗するため、スフィンクスのプレインズウォーカーであるセラ/serraの援助を求めている。
また、ドミナリアではエレメンタル・インベイジョン(the Elemental Invasions)が発生し(ファイレクシアのドミナリア侵攻に相当する事件か)、フレイアリーズ/Freyaliseは策略を巡らす魔女(witch)となっている。
登場作品
登場カード
カード名に登場
- アルファ
- ウルザの眼鏡/Glasses of Urza、ウルザの色眼鏡/Sunglasses of Urza
- アンティキティー
- ウルザの報復者/Urza's Avenger、Urza's Chalice、ウルザの鉱山/Urza's Mine、Urza's Miter、ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant、ウルザの塔/Urza's Tower
- アイスエイジ
- ウルザのガラクタ/Urza's Bauble
- アライアンス
- Urza's Engine
- アングルード
- Urza's Contact Lenses、Urza's Science Fair Project
- ウルザズ・サーガ
- ウルザの鎧/Urza's Armor
- ウルザズ・レガシー
- ウルザの青写真/Urza's Blueprints
- ウルザズ・デスティニー
- ウルザの保育器/Urza's Incubator
- インベイジョン
- ウルザのろ過器/Urza's Filter、ウルザの激怒/Urza's Rage
- プレーンシフト
- ウルザの罪/Urza's Guilt
- アンヒンジド
- Urza's Hot Tub
- 時のらせん
- ウルザの工廠/Urza's Factory
イラストに登場
- エクソダス
- 精神力/Mind Over Matter
- ウルザズ・サーガ
- 酸性土/Acidic Soil、刻印/Brand、から威張り/Bravado、堕落/Corrupt、平和な心/Pacifism、仕返し/Retaliation、降り注ぐ火の粉/Shower of Sparks、病めるもの/Sicken、天才のひらめき/Stroke of Genius、ウルザの鎧/Urza's Armor、聖域の守衛/Sanctum Custodianガラクタの壁/Wall of Junk
- ウルザズ・レガシー
- 幸いなる逆転/Blessed Reversal、好機/Opportunity、次元の崩壊/Planar Collapse、拮抗/Rivalry、セカンド・チャンス/Second Chance
- ウルザズ・デスティニー
- 対立/Opposition、スランの鋳造所/Thran Foundry
- インベイジョン
- 栄光か死か/Death or Glory、解体の一撃/Dismantling Blow (無明の予見者)、撹乱/Disrupt、反論/Gainsay、聖なる日/Holy Day、哀悼/Mourning、忠誠の誓約/Pledge of Loyalty、力の鎧/Power Armor、超心理戦/Psychic Battle、多様性の報酬/Rewards of Diversity、ウルザの激怒/Urza's Rage、周到な計画/Well-Laid Plans
- プレーンシフト
- 予見者の幻視/Seer's Vision、ウルザの罪/Urza's Guilt、歪んだ愛着/Warped Devotion
- アポカリプス
- 死のわしづかみ/Death Grasp、ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena、魂の結合/Soul Link、抑制/Suppress
- アンヒンジド
- Urza's Hot Tub
- 第10版
- レガシーの兵器/Legacy Weapon
- ファイレクシアvsドミナリア連合
- ウルザの激怒/Urza's Rage (新規イラスト)
- ミラディン包囲戦
- 遥かなる記憶/Distant Memories
フレイバー・テキストに登場
- アンティキティー
- クルーグの護符/Amulet of Kroog、Artifact Blast、Candelabra of Tawnos、粘土像/Clay Statue、ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapult、ジェイラム秘本/Jalum Tome、Mightstone、再帰のオベリスク/Obelisk of Undoing、オニュレット/Onulet、羽ばたき飛行機械/Ornithopter、ラカライト/Rakalite、露天鉱床/Strip Mine、Tablet of Epityr、タウノスの武具/Tawnos's Weaponry、ウルザの報復者/Urza's Avenger、Urza's Chalice、ウルザの塔/Urza's Tower、ヨーティアの兵/Yotian Soldier
- アイスエイジ
- 鯨骨の滑空機/Whalebone Glider、Word of Undoing
- 第5版
- 羽ばたき飛行機械/Ornithopter (新規フレイバー・テキスト)
- エクソダス
- 精神力/Mind Over Matter
- アングルード
- Spatula of the Ages
- ウルザズ・サーガ
- 絶対の優雅/Absolute Grace、堕落/Corrupt、真に暗き時間/Darkest Hour、エルフの牧人/Elvish Herder、治癒の軟膏/Healing Salve、錬金術の研究/Hermetic Study、不正利得/Ill-Gotten Gains、平和な心/Pacifism、汚物の雨/Rain of Filth、仕返し/Retaliation、聖域の守衛/Sanctum Custodian、病めるもの/Sicken、天才のひらめき/Stroke of Genius、スランのタービン/Thran Turbine、ウルザの鎧/Urza's Armor、ガラクタの壁/Wall of Junk、旋風/Whirlwind
- ウルザズ・レガシー
- 酸性土/Acidic Soil、天使の学芸員/Angelic Curator、役畜/Beast of Burden、刻印/Brand、マローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer、次元の崩壊/Planar Collapse、世界を支える者/Sustainer of the Realm、スランのレンズ/Thran Lens、背信の絆/Treacherous Link、ツリーフォークの神秘家/Treefolk Mystic
- ウルザズ・デスティニー
- 吹雪の精霊/Blizzard Elemental、押し出し成形機械/Extruder、光る翼/Illuminated Wings、カマキリ・エンジン/Mantis Engine、精神鍛練/Mental Discipline、メタスランの兵士/Metathran Soldier、対立/Opposition、救出/Rescue、泥棒カササギ/Thieving Magpie、スランの発電機/Thran Dynamo、スランの鋳造所/Thran Foundry、スランのゴーレム/Thran Golem
- インベイジョン
- 調律/Attunement、沼の信徒/Bog Initiate、無神経な巨人/Callous Giant、合同勝利/Coalition Victory、打破/Confound、撹乱/Disrupt、反論/Gainsay、カヴーのカメレオン/Kavu Chameleon、哀悼/Mournin、忠誠の誓約/Pledge of Loyalty、力の鎧/Power Armor、多様性の報酬/Rewards of Diversity、はぐれカヴー/Rogue Kavu、菌獣の横行/Saproling Infestation、拾い集めた武具/Scavenged Weaponry、焼尽の光線/Searing Rays、抵抗の精神/Spirit of Resistance、地盤の揺らぎ/Tectonic Instability、テフェリーの濠/Teferi's Moat、塹壕のワーム/Trench Wurm、ウルザのろ過器/Urza's Filter、周到な計画/Well-Laid Plans、希望の翼/Wings of Hope
- プレーンシフト
- 闇の疑惑/Dark Suspicions、ウルザの罪/Urza's Guilt、歪んだ愛着/Warped Devotion
- 第8版
- ウルザの鎧/Urza's Armor (新規フレイバー・テキスト)
- 時のらせん
- 燭台の大魔術師/Magus of the Candelabra、ウルザの工廠/Urza's Factory
登場作品
- ささやきの森/Whispering Woods (小説、名前のみ)
- Antiquities War on the World of MAGIC: the Gathering (コミック)
- The Brothers' War (小説)
- Rath and Storm (小説)
- Planeswalker (小説)
- Time Streams (小説)
- Bloodlines (小説)
- Prophecy (小説)
- Invasion (小説)
- Planeshift (小説)
- マジック URZA&MISHRA (コミック)
- Apocalypse (小説)