スランのレンズ/Thran Lens
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一見何に使うのか良くわからないカードだが、基本的には対戦相手の色対策カードへのさらなる対抗手段として利用される。例えばストンピィが非業の死/Perishを、スーサイドブラックが日中の光/Light of Dayをかわすためによく使用していた。また、赤単や黒単が割ることのできない防御円をかわすために使うこともあった。畏怖クリーチャー入りデッキにおいては対黒用のサイドボードにもなるが、畏怖持ちは黒いクリーチャーが多いため普通は無色になると恐怖/Terror系の除去に弱くなる点に注意。
ゼンディカー・ブロック以降、無色を参照するカードが現れたためシナジーを形成するようになった(全ては塵/All Is Dustの対策など)。ただし呪文は無色にならないことに注意。
- 他の色変更効果との相互作用は、類似カードである真に暗き時間/Darkest Hourの項目を参照のこと。
- 無色のクリーチャーを戻す開門クリーチャーは存在していないので、実質開門能力を無効にできる。単純にコストとしての開門を踏み倒すこともできれば、アルーレンを機能不全に陥れることもできる。
- 上記のとおり自身のクリーチャーも除去に弱くなる反面、闇への追放/Dark Banishingが万能クリーチャー除去に。
- 古代スラン/Thranでは、レンズのことをベルベイ/Belbeと呼んだ。