ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→参考) |
|||
16行: | 16行: | ||
*呪文を追放することは呪文を打ち消すこととは異なるので、[[打ち消されない]]呪文を追放してもよい。 | *呪文を追放することは呪文を打ち消すこととは異なるので、[[打ち消されない]]呪文を追放してもよい。 | ||
+ | [[厄介なキマイラ/Perplexing Chimera]]と組み合わせて、相手の打ち消されないインスタントやソーサリーを取り除く事も可能である。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ftl/212 A Nu-Magnetism Level](DailyMTG.com、From the Lab、文:[[Noel deCordova]]) | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ftl/212 A Nu-Magnetism Level](DailyMTG.com、From the Lab、文:[[Noel deCordova]]) | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[レア]] |
2014年1月31日 (金) 16:04時点における版
Nivmagus Elemental / ニヴメイガスの精霊 (青/赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを追放する:ニヴメイガスの精霊の上に+1/+1カウンターを2個置く。(その呪文が解決されることはない。)
1/2「呪文(スタック上のカード)を追放する」という、他に類を見ないコストの起動型能力を持つクリーチャー。
強化値が大きい上に永続するため、能力を一度でも使えれば1マナ域としては破格のクロックになる。しかしその特殊なコストが問題で、手札を1枚捨てるのに相当するカード・アドバンテージの損失に加えて唱えるためのマナがかかる上、ソーサリーや対象を取る呪文はタイミングの自由も利かないと、なかなかクセが強い。打ち消されるか立ち消えることが確定した呪文をコストにできれば無駄がないが、積極的に活用するにはやはり一工夫必要。
手札破壊や土地破壊、1点火力など、有用だが局面によっては腐るカードとの相性はよい。フラッシュバックや反復の2発目を食べるのも有効。呪文のコピー、特にストームや複製による複数のコピーをコストにすれば大幅なサイズアップも見込める。また他にも、集団意識対策としての利用法も考えられる。
リミテッドでは貴重な除去呪文やドロー呪文を無理に消費する必要はないが、大きくなれる1マナクリーチャーというだけでもそこまで悪くはない。
- 超過は元となった放射/Radiateとは異なり、呪文の数が増えているわけではないので注意。
ルール
- 「インスタント呪文かソーサリー呪文」とは、スタックに置かれているカードまたはコピーのうち、インスタントかソーサリーであるもののことである。スタック以外の領域にあるインスタント・カードかソーサリー・カードを追放することはできない。
- 注釈文にもあるように、解決前にスタックを離れた呪文が解決されることはない。また呪文は解決という過程の最終段階でスタックから取り除かれ、プレイヤーが優先権を得るのはその後になるため、解決済みの呪文をスタックから追放できるタイミングもない。
- 呪文を追放することは呪文を打ち消すこととは異なるので、打ち消されない呪文を追放してもよい。
厄介なキマイラ/Perplexing Chimeraと組み合わせて、相手の打ち消されないインスタントやソーサリーを取り除く事も可能である。
参考
- A Nu-Magnetism Level(DailyMTG.com、From the Lab、文:Noel deCordova)
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - レア